スタンドアローンのGoogle Apps Scriptが作れない

9月26日頃から、Google Drive上に「スタンドアローン型のGoogle Apps Scriptのファイルが作成できない」という現象が、ツイッターでちょこっと報告が入っていたので、調べてみた。

このスタンドアローン型のGoogle Apps Scriptは自分はあまり使わないのですが、標準ではドライブアプリとしてインストールされていないもので、知らない人もいるかもしれませんが、単体のスクリプトだけのファイルを構築するもので、Googleスプレッドシートやドキュメントに紐付けされていないファイルになります。

追加方法は以下の通り

  1. ドライブの画面で新規をクリック
  2. その他→アプリを追加をクリック
  3. Google Apps Scriptを検索し、クリック
  4. G Suiteならばドメインインストールや個別インストールをクリック
  5. これで、新規をクリックしその他をクリックすると、Google Apps Scriptというファイルが作れるようになります。

ダブルクリックするとダイレクトにスクリプトエディタが起動してコードを記述する画面になるのですが、問題はファイル自体が作成できず、全アカウントからログアウトしてみましたが、変わりませんでした。すでに作成済みのファイルは開いて編集することは可能です。

現在、ファイルを開くことができませんと表示される。Issue Trackerでも認識されてはいるものの、これはGASのエラーというより、Google Drive側のUIのバグのようです。

図:エラー画面

対処法ですが、

  1. 上記エラーが出たら、URLのedit?以降を削ってEnter
  2. これでマイドライブ直下にファイルが作成される
  3. このファイルを目的のフォルダに手動で移動させる
  4. 他にもApps Script Dashboard上から作成して、同様にファイルを移動させればOKかと思います。

これで当座、作成が可能です。そう頻繁に使う形式ではないので、緊急度は低いとは言え、ちょっと面倒ですね。

例:https://script.google.com/a/officeforest.org/d/フォルダのID/edit? でEnterを実行