Fire TV Stickでオリンピックを視聴する方法
今日は、五輪でもレヴォーグでのドライブコースの一つである「道志みち」「明神峠」「籠坂峠」の男子ロードレース、250kmという長丁場の超ハードな競技が行われました。女子ロードレースも劇的な逃げ切りで盛り上がりました。
ツイッターを見てると放送していないというようなツイートが散見されてますが、今はオリンピックはテレビで見る時代じゃありません。今年は、「gorin.jp」というサイトで配信されており、テレビ配信ではない競技もきちんと見ることが出来ます。スマフォの小さな画面ではなく、やはり大画面で見たいところ。今回は、Fire TV Stickでこの五輪を見る為の手法を探索してみました。
なお、NHKオンデマンドでは、ライブではなく見逃し視聴としてアーカイブが見られます(Androidアプリも有りますが、Fire TV StickにAPKでインストールしても使えません)。
目次
PCでの視聴方法
基本的には、PCにてChromeやSafari使って視聴することになります。Chromeの場合は、設定のユーザ補助機能の中に文字起こし機能があり、このチャンネルは英語のみですが、解説などが行われている為、英語を聞くのは苦手だけれど読める人は、Live Caption機能を使って、解説を文字起こししながら、閲覧可能です。
設定方法は
- 右上の「︙」をクリック、設定を開く
- 左サイドバーの詳細設定 -> ユーザ補助機能を開く
- 自動文字起こしのチェックをオンにする
これだけです。Chromebookなどでも使えると思います
なお、ストリームレコーダーをChromeに追加しておき、キャプチャモードで録画することで、MP4形式でファイル化することも可能です。
図:Live Caption機能で字幕つけてみた
Fire TV Stickで見る方法
画面のCASTで見る
画面のキャストで見られるのですが、標準のキャストですと、リストにFire TV Stickは出てくるのですが、このサイトのキャストが出来ません。そこで、以下のエントリーにある「さらなるミラーリング機能」で紹介している、Air Receiverを導入すると、キャストに追加で、AFTT-1といったようなキャスト先が出てくるので、選ぶと音声と映像がキャストされます(Live Captionはキャストされない)
Silk Browserを使う
gorin.jpのサイトは専用アプリが配信されていないので、これを見たいという場合には、Fire TV Stick内蔵のウェブブラウザであるSilk Browserで見ることが可能です。視聴手順は以下の通り
- アプリとゲームの一覧を表示する
- Internetという文字のアプリが、Silk Browserなのでこれを開く
- amazon Silkとして起動したら、URLにリモコンを合わせて、クリック
- gorin.jpとだけ入れて、次へ進むと表示される
- サイトの右上の✕印にリモコンを合わせて、広告を閉じる
- 左サイドバーの下にある「Live」をクリック
- 後は好きなチャンネルを探して、クリックすれば再生が始まる
ちょっとブラウザを使う点で、かったるい面もありますが、ネットワークの弱い環境でキャストで見るよりはずっとスマートとも言えます。
同様に、NHKオンデマンドでも見逃し動画を同様の手順で視聴する事が可能です。但し、Silk Browserの場合、このサイトだと動画を探すのエリアで、競技項目を選ぶのに不具合があるため、自分はAndroidのChromeを導入して、マウスを接続して操作しています。Silk Browserの場合には、日程から辿って行けば、目的の動画に簡単にアクセス可能です。
図:URLはgorin.jpだけでOK。httpsとか不要
図:ライブチャンネルを選んでクリックするだけ
図:Chromeを使ってNHKオンデマンドの見逃し配信を視聴
Olympic Channelアプリをインストールする
Amazonアプリストアに用意されてりる、「Olympic Channelアプリ」をインストールするだけ。但しこのアプリはライブ映像を見るためのアプリではなく、オリンピック関係の色々な独自コンテンツを見るためのものなので、オリンピックの競技を見たい人は前述の方法にて
図:オリンピック関係コンテンツが見られる
TVerで見る
なぜか、Fire TV StickのTVerアプリでは配信されていないのですが、ウェブサイトのTVerではgorin.jpと提携ということで、ライブ映像を視聴することができるようになってるようです。7/16日からすでに特設サイトは用意されていた模様。
但し、TVerはオカシナことに、Silk BrowserやChromeアプリを追加してみ見させないという方針のようで、日本語解説などもあるのに、視聴制限を掛けているようです。よって、Fire TV StickでTVerのオリンピックライプを見るには、キャストして見るしか方法がないようです。
日本語解説などがあって良い取り組みなのに、こういう余計な事がされてる点が非常にマイナスポイントです。
図:素直にTVerアプリで見せてくれればよいのに