米国では2018年から招待制という形で一部の人に先行して発売開始された車載用Amazon EchoであるEcho Auto。日本でも2020年9月30日より発売開始となり、実際に購入してみました。価格はおよそ5000円。CarPlayやAndroid Auto搭載のカーナビであれば音声でナビを操作といったことも可能であっても、普通のカーナビではそれが出来ない。しかし、Twitterの前評判や実際に直近で見たウェブの開発者のお話などを見てると、ちょっと???な話も。

という事で、実際に車載するAmazon Echo Autoを愛車レヴォーグに搭載して、Echo Dotとはどこが違うのか?また、出来ること出来ないこと、製品そのものの限界点を調査してみることにしました。

難易度:

今回使用するアプリ等

レヴォーグは2016年発売のスバル レヴォーグ 2.0 STiで、ビルトインカーナビはPanasonicのCN-LR720Dという古いナビになります。ナビ側は複数台予めBluetooth接続のスマフォを登録しておく事が可能で、AUX入力端子とUSBコネクタも装備されています。

Echo Autoとは

内容物

同梱されてる内容物は、

  • Echo Auto本体
  • エアコン口に取り付ける為のマウンタ
  • microUSBケーブル
  • シガーソケット⇒USBのプラグ
  • AUX入力用のオーディオケーブル

となっています。ただし、エアコンの口の形状が合わないのでマウントできないというケースが多いと思うので、その場合は、例えばマグネットタイプのスマフォスタンドなどのように、Echo Autoの背面に鉄のプレートを両面テープで貼り付けて、スタンドに固定といった方法などを取れば良いのではないかと思います。

標準でついてくるシガレットソケットとUSBの変換プラグはUSB Type-Aのみなので、自分は以前から使ってる、Type-Cも使えるAnkerのPD対応のプラグを使ってます。オリジナルは4A取れるので結構良いプラグのようです。

図:一通り全部入っています

図:こんな感じにエアコン口に取り付ける

仕組み

Echo Autoはそれそのものは、Echo ShowやEcho Dotのように内部にAlexaが搭載されている独立したデバイスではなく、スマフォのAlexaアプリを母艦として動作する外部マイクアクセサリに位置するデバイスです。よって、以下のような仕組みになります。

  1. Alexaの外部通信はアプリが4GやWiFiを使って行っているので、Echo Autoがテザリングで動作してるわけじゃない
  2. 非対応車種といっても、現時点での日本のEcho Autoはカーナビ連動するわけではないので、Echo Autoとカーナビが通信する事はない
  3. よって、AUXで入力が出来るのであれば、非対応車種といえど普通に使えるはずです。
  4. スマフォがナビとBluetooth接続できず、またAUXも無い場合は、FMトランスミッターとEcho Autoをつなげて使い、ナビ側のFMチャンネルで音声を出すというテクニックも使えるようです(ただ、周波数合えば周りの車も聞けちゃう恐れが)
  5. FMトランスミッター接続の場合、既に別のスマフォとナビが連結中でもナビ側のオーディオソース切り替えで行けるので、共存が可能と言えば可能
  6. 一方で、非対応スマフォはEcho Autoとスマフォ間でのBTの規格が合わないため、非対応となってるケースだと思われます。(Zenfone6は問題なく利用可能でした)
  7. カーナビのBluetoothはイグニッションオンですぐ使えるわけじゃないので、スマフォとリンクするまでに暫く時間が掛かります。すぐ使えるEcho Dotとはここが異なる
  8. Bluetooth接続の場合、Alexaの応答はカーナビ接続のスピーカーから音声が流れます。
  9. 実質的にAlexaアプリ用外部マイクデバイスなので、機能の殆どはスマフォ側に依存します。
  10. Echo Autoがナビ側とペアリングさせるわけじゃないので、注意
  11. Echo Dotと違いスマフォ連携なのでスマフォのGPSと情報をスキルが利用可能

通常ナビは、1個のデバイスとしかBluetooth接続できないので、音声ソースをスマフォ側とやり取りするのは当然といえば当然です。

図:スマフォはナビとEcho Autoの両方にペアリングする

GPSを利用する

「アレクサ、現在地の天気を教えて」という問い合わせなどに対しては、スマフォのGPSを利用できるのが通常のEchoシリーズと異なる点です。しかし、天気教えてと聞いたら、現在地ではなく自宅周辺の天気が返ってきたなんてケースが。このケースは「Alexaアプリに対してGPS使用の適切な権限を与えていない」もしくは「GPSがオンになっていない」事が原因です。Echo AutoにはGPSが搭載されていないので、当然と言えば当然。

Androidの場合は以下のような形でGPS権限を確認できます。(Zenfone6の場合)

  1. 設定アプリを開く
  2. アプリと通知を開く
  3. xxx個のアプリをすべて表示を開く
  4. Amazon Alexaを探し出し開く
  5. 権限を開く
  6. 位置情報を開く
  7. 常に許可」にチェックを入れる。アプリの使用中のみ許可だと具合が悪いケースがある

この状態でGPS的に見た時に、市町村境を通過した段階で「現在地」の天気の情報などが正しく取得出来るようになります。

図:GPSはスマフォ側の設定です

セットアップ

実際にセットアップしてみました。以下の手順でセットアップを行います。事前にナビ側はオーディオソースをBluetoothオーディオに切り替えて置かないと、テスト音声が出ません。

  1. スマフォ側はBluetoothを有効化しておきましょう
  2. また、Alexaアプリには位置情報の権限許可しておきましょう
  3. スマフォをナビのbluetoothとまずペアリングしておきます(ここはナビの機種によって癖があります。スバルのビルトインナビはこの癖が結構強い)。
  4. Echo Autoを車両のUSBポートへ接続し給電する
  5. スマフォ側でAlexaアプリを起動しデバイスを開く
  6. 右上の+マークをタップして、デバイスを追加をタップする
  7. Amazon Echoを選択します
  8. 次の画面では、Echo Autoを選択
  9. 当たり前ですが、車両運転中にセットアップなんて事はしないように。次へをタップ
  10. 送風口に取り付けると出ますが今回はとりあえずスルー
  11. すると、すぐにEcho Auto 011Wといった形で検出されます。タップして進みます。
  12. 規約同意画面が出るので、次へをタップ
  13. ペア設定リクエストと出るので、ペアに設置して接続をタップ(素早くタップしないと接続失敗します)
  14. この車にはBluetoothでスマートフォンを接続して音楽を再生する装備がありますか?が出るので、「はい」を選ぶ。BT接続で音楽再生が出来ないケースでは、AUXケーブルをEcho Autoに接続してカーナビ側のAUX端子に接続しましょう。
  15. 次へをタップ
  16. カーステレオのBluetoothをオンにする。この時、スマフォとカーナビがBluetoothで接続状態になければなりません。セットアップ失敗して出てこなくなった場合、Bluetoothをオンオフしてはじめからやり直しましょう。
  17. 通話に関しても聞かれるので「はい」を選択
  18. コール・メッセージを許可が出たら許可します。
  19. これでセットアップが完了です
  20. 「・」を押して青いラインで光るようになったらOKです。

※Echo Autoが紫色に光ってる場合は、「・」を長押しして、オレンジにしてからでないと接続できません。

※AUX接続を選んだ場合、Echo AutoのAUXから音声等は流れ、Bluetooth接続を選んだ場合は、スマフォ⇒カーナビといった形で音声が流れる事になります。

セットアップにちょっとクセがあるので、失敗したらAlexaアプリを一旦スワイプで閉じて、BTオンオフ。Alexa側も一旦電源オンオフしてから再度セットアップしたほうが良いです。途中から再試行してもセットアップはうまくいきません。

※AUXの場合、BT接続と電話接続の問いが出たあとにAUXにケーブルを繋いでから、サウンドテストをしないとセットアップが完全に完了しないオカシナバグがある・・・10回もやってみたけれど、サウンドテストの後にAlexaアプリに何も表示されず、登録もされていない現象は多分この手順が原因。テストサウンドの1個前でAUXジャックに刺さないといけない(予め刺してたり、テストサウンドの時に挿してもNGだった)

図:Echo Autoのセットアップの開始

図:Echo Autoの検出

図:Echo Autoが無事に登録されました

Echo Autoのレビュー

音の拾い具合と使う理由

実際に使ってみましたが、Echo Autoには8個の穴がマイクとして存在し、ナビの音やらレーダー探知の音やら、さらにはロードノイズやエンジン音の響く中でも結構正確に音声を拾い、認識してくれます(滑舌やドモリなどの問題は除く)

スマフォ + Alexaアプリで用は足りるという人がいますが、そもそもスマフォの認識はマイク1個です。さらにあのマイクはスマフォ下部にあるのですが、スマフォスタンドで立ててしまうと、マイクが下向きになり、非常に音声を拾いにくくなります(故にスマフォ横にして喋ってる人とかいますよね)

音声というのは指向性があり、基本マイクに対して正面になければ拾いにくい(カラオケのマイクも横向けだと拾えずまっすぐ持つと拾ってくれる)。またスマフォスタンドによっては、マイクを塞いでしまうものもあるので、スマフォ+Alexaアプリだけでは現実には車載で使うには厳しいです。

そこを補完するのがEcho Autoなのです。

そして極めつけなのですが、Alexaアプリ単体だけの運用の場合

  1. スリープ時には使えません
  2. Alexaアプリが起動中でなければなりません
  3. Googleアシスタント同様にウェイクワードを使うには、スマフォのアシストアプリの設定で、Alexaに変更しておかなければならない。
  4. アシストアプリ設定をしない場合には、Alexaが常に画面上でアクティブの状態でなければならない

Androidの場合はGoogleアシスタントが、iOSの場合は常にSiriがアシスタントとして動いてるので、スマフォでのAlexa運用はかなり手間が掛かるのです。これを車載で使うのは、ちょっと厳しい(故に、Echo DotやEcho Inputをこれまで使ってた人がいるわけです)

Echo Autoの場合、Alexaアプリはバックグラウンドで待機させてさえいれば、スリープしていてもアシストアプリ設定していなくとも、Echo Autoが拾ってスマフォ側に働きかけるので、スムーズにAlexaを使えるようになります。

   

図:Alexaの設定画面と起動画面

パケット消費量

Echo Auto自体はテザリングをしませんが、そこから接続してるスマフォ側は要求に応じて4G回線を使って通信をしています。そのため、Amazon MusicやらRadikoやらで通信をしてると当然、パケット消費します。自分はIIJ MioのMVNOを利用していますが、ライトスタートプランを利用していますが、月6GBまで(最大繰越11GBまで)です。

2時間ほどドライブし、Amazon MusicとRadikoで流しっぱなしにしてみましたが結果は「134MB」。Radikoが殆どを占めているので、Amazon Musicだけだともっと消費量は大きいでしょう。

もし本気でガッツリこれらを使いたい場合には、データ専用SIMを追加でスマフォに2枚目SIMとして差し、3000円追加で20GBの追加オプションや家族シェアプランに変えるなどが必要になるでしょう。

本体を活用する

Alexa本体に備わってる機能だけで、どれだけの事が出来るのか?その機能のうち、これは使えるんじゃないかなぁというものをピックアップしてみました(以下以外にも、音声メモであったり、メッセージ送信などもあります)

基本どの機能も、停止する場合は「アレクサ、ストップ」と唱えればオッケー。

電話を掛ける

最も基本的なハンズフリーの機能といったら「電話を掛ける」機能。Androidの連絡帳などに事前にアクセス権限がある必要があります。連絡帳に登録のある人であれば、「アレクサ、○○に電話掛けて」であったり、「アレクサ、イチイチナナ(117)に電話掛けて」と詠唱する事で、電話アプリが起動し、電話をそのまま掛けることが可能です。

ただしこの時のマイクは、ナビと直結してるマイクから拾ってるのであって、Echo Autoやスマフォ本体じゃないので注意(通常、そのマイクは運転席のメーターの前あたりにセットされてる筈です)

自宅のEcho Dotとダイレクト通話

自宅には一個、Echo Dotが設置してあります。このEcho DotとEcho Autoとの間で電話ではなく、インターネット回線を経由したダイレクトな連絡が可能です。

これは双方向で可能なので、自宅にいる家族と連絡を取るのに電話やLineではなく、Alexaを使って電話のように使えるわけです。使い方ですが

  1. 事前に自宅のEchoデバイスに対して、例えば「自宅のAlexa」とでも名称をつけておきます。Alexaアプリ上から名前は設定可能です。
  2. アカウントには自宅のAlexaとEcho Autoが追加されている状態です。
  3. Echo Auto側から「アレクサ、自宅のAlexaに連絡して」と唱えれば、デバイスが見つかるので、連絡するか?という問いに「はい」と答える
  4. 自宅のAlexaは「○○から連絡来たよ」とプッシュ通知される
  5. 受け取り手は「アレクサ、着信取って」や「連絡取って」と唱えると、これで通話が開始できます。

図:Echo Autoで話すとスマフォ側はこうなる

Kindle読み上げ

長距離の運転を楽に楽しむのが、レヴォーグのようなグランドツーリングカーの本来の使い方。しかし、手持ちの音楽の再生やAM・FMラジオを垂れ流すだけだと、ルーティンになりがちで飽きやツマラナイということもあります。

そんな時にオススメなのが、Kindleでの書籍読み上げ。自分はラジオの朗読番組とか結構よく聞いてるのですが、あんなイメージで小説を読み上げてくれると、ちょっとドライブの雰囲気が変わります。ただ、朗読番組の声優さんの読み上げと異なり、アレクサの音声で読み上げなので、若干抑揚であったり、演技であったりが弱いなぁとは思いますが。

Kindleストアでは昔の小説などは青空文庫のように0円で小説を取得できるので、例えば芥川龍之介のトロッコあたりの作品を朗読などは結構オススメです。

※事前にKindleアプリにてこれらの書籍をダウンロードしておく必要があります。

ナビはしてくれない

ツイートを見てると、ナビを依頼するとGoogle Mapsが立ち上がって、経路検索しナビしてくれるみたいなエントリーがあったのですが、iPadおよびAndroidスマフォとEcho Autoでそれぞれ試してみましたが、Alexaアプリに「アレクサ、○○まで案内して」と唱えても、「すみません、交通情報をお知らせすることはまだできません」と返されます。

すでに米国のバージョンは2018年リリースし、現在は対応済みらしいのですが、日本版は未対応のままのようです。

よって、現時点でのEcho Autoはナビを依頼しても、Google Mapsが起動してナビはできません。一方でGoogleアシスタントは「OK、Google。東京タワーまでナビして」と尋ねれば、探索しすぐにナビゲーションが実行されます

※余談ですが、Yahooカーナビは「ねぇ、やふー。東京タワーまでナビして」と尋ねると、同様にナビしてくれます(その場合、一般優先か?高速道路を使うか?」まで訪ねてくれます。Google Mapsよりもはるかに使いやすい。

Amazon Musicとハンドルリモコン

これはすでにもう活用されてるかと思いますが、Amazon Musicに対して「アレクサ、Amazon Musicでユーロビートを掛けて」と詠唱すると、ランダムにAmazon Musicから検索してくれて音楽を再生してくれます。しかも、この再生ですがレヴォーグのハンドルリモコンから次へや戻るが可能になっています。

気に食わない曲だったら、次へを押して曲を選曲できるのは非常に便利。おそらくレヴォーグだけでなく、ハンドルリモコン搭載の車であるならばこのコントロールは可能になってるはずです。

※ただし、現在はAlexaはスマフォ内の音楽を再生する手段がないので、SDカード内の曲を声で選曲再生はできません。Onkyo HFプレーヤーあたりが、対応してくれたら嬉しいんだけれど・・・

Googleカレンダー

AlexaからGoogleカレンダーのこれからの予定を読み上げたり、カレンダーに予約の追加・リスケが可能になっています。過去のスケジュールについては確認はできません。

社用車や忙しくて、車内ですらHangoutで打ち合わせするような人にとっては(実際にそういう人がいました・・・自分はやらないけれど)、カレンダーの操作をAlexa経由でいろいろよしなにできるのは、ハンズフリーでは非常に有効な手段です。カレンダーは1個だけでなく、登録アカウント内の複数のカレンダーが対象になります。

カレンダーを使えるようにするには

  1. Alexaアプリを起動して、その他を開く
  2. 設定を開く
  3. 下の方にあるカレンダーをタップ
  4. Googleをタップする
  5. アカウントリンクがでるので、Continueをタップ
  6. 普通にGoogleアカウントにログインする
  7. アクセス許可を問われるので、許可をクリックする
  8. 紐付けするカレンダーを選びます。後からでも参照するカレンダーは変更可能
  9. あとは、「アレクサ、カレンダーの予定を教えて」であったり、「アレクサ、カレンダーに予定を追加して」で、対話型でイベントを追加することが可能です。

図:勝手に追加されてくる予定も常に確認できる

GoogleアシスタントやSiri

Echo Autoは所詮はスマフォのAlexaアプリの外付けマイクでしかないと言えばその通りなので、Bluetooth経由でスマフォにマイクで音声を流し込むデバイスと見ることもできます。

そこで、Alexa Echo Autoなのですが「Ok Google」してみました。実験の内容は以下の通り

  • Echo AutoとZenfone6はすでにセットアップ済みで、AUX出力で屋内実験
  • スマフォ直接の場合は、AlexaもOk Googleも反応することを確認(アシスタントのデフォルトアプリはAlexa)
  • この状態のまま、部屋1にはEcho Auto、部屋2にはスマフォを配置
  • 部屋1のEcho Autoにアレクサ〜で反応することを確認
  • つづけて、OK Googleで問い合わせてみたものの、部屋2のスマフォは反応せず
  • 部屋2のスマフォに直接OK Googleをすると、Echo Autoから音声が流れてきた。

ということで、実際にはスマフォのマイクの性能が高い場合、車内でも普通にOk Googleで届いていたという結論。また、ナビ接続の場合ナビから音声が出るけれど、スマフォの音声がEcho Auto経由でAUXから出たものが、ナビから出ていたという結論。

アレクサの時はマイクとスピーカー、それ以外の場合はスピーカーのみの反応をするという実験結果でした。将来的にはBTの遠隔マイクとして使えるようになれば、OK Googleもできるのかもしれません。

現時点で活用できそうなスキル

カラオケJOYSOUND

自分は小学生の頃、社会科見学やら修学旅行でのバスでの移動時、なぜかうちのクラスはやたらと浜田省吾だのといった渋いジャンルでの「カラオケ」が毎回盛り上がってました。歌うのは一部のメンツに集中してましたが。

今でも車中で音楽流して歌うなんて普通ですよね。そこで使うのが車中でカラオケの出来るスキル。joysoundを開いてから例えば、ドラえもんのうたを流してで、流れます。ただ収録曲が異常に少ない・・・

移動の距離

移動の距離を起動してと詠唱した後、どこからどこまでを伝えると、移動距離を教えてくれます。Googleアシスタントだと標準で出来る上に道路の混雑状況まで教えてくれるのですが・・・このあたりはAutoを出したのであれば、Amazonがスキルを充実させるべきジャンルだと思われます。

JTBホテル

探してみたのだけれど、現在殆どなかったスキルが「ホテル予約」。この分野も正直、Googleのほうが先に進んでいます。その中で唯一あったのが、JTBホテル。JTBホテルを開いてを詠唱してから、北海道の宿を探してを唱えれば、色々教えてくれます。事前にアカウントリンクが必要です。

旅行に行く場合、事前にホテル予約しておくのは確かに定石なのですが、行っている最中にトラブルで辿り着けない場合、また他の日になんとなく予約しておきたいなといった場合に有効ですね。北海道で吹雪に見舞われてホテルを探すのが困難なんて時に、車中泊したら死んでしまうので、早めに予約を取って、なんてときには有効ですね。

Sound Journey:ワイキキビーチの音

音楽やラジオ、毎回のドライブの定番のパターンではなく、車中でワイキキビーチの音を流しながらのドライブも良いではないかと。ワイキキビーチの音を開いてと唱えるだけで、気分はOutrunです。湘南あたりを流すときに使いたいですね。

日本全国ダーツの旅

ドライブは、目的地に行って遊ぶことだけがドライブではありません。とにかく走る、これもドライブなのですが、あらかた行き尽くして、自分のGoogleマップがピンだらけで困るケースは多々あります。

さてどこに行こうか?といったときに役に立つのがこのスキル。モチーフは所さんのアレです。ダーツの旅始めてと詠唱してから、ダーツの旅で北海道と言えば、ランダムに8万件の住所から探し、郵便番号とカードが表示されます。

そして、その周辺をぶらりする、そんなスキル

ここどこ

Echo Autoにこのスキルを入れることで「ここどこを開いて」と聞くだけで、GPSを利用して現在地を読み上げてくれます。現在地の他、標高と方角まで知らせてくれます。

Radiko

Amazon Skillのど定番であるアプリにまでなったラジコ。車のAMFMで聞けるものをわざわざパケット使ってまでといいますが、そもそも、ラジオの音質は非常に悪いのと電波の障害を受けやすい。小田原あたりだと妨害電波や何やらおかしな異音がラジオを介して入ってきたりして、ゲンナリです。

ラジコの場合まず、音質が格段に良い。さらに首都圏だけでなく現在は地方のラジオも月額350円で聞くことが出来るスグレモノです。契約してアカウントリンクがその場合は必要になります。アカウントリンクしない場合は、現在走ってるエリアのラジオに限定されます。

また、ラジオチャンネルの切り替えはハンドルコントローラで対応しているので、これも評価高いです。ただ、Alexaがアホなのか、TBSラジオを再生してと頼んでいるのに、ニッポン放送が流れたりしました。

素直な感想

音の拾いも良いですし、Echo Dotとの連携やスキルの豊富さはAlexaの良いところです。家族で車内で暇つぶしやら、ビジネスで活用できる十分な素養はあると思います。

ただ、2018年にリリースして、2020年に日本発売と至った割にはちょっと弱い面が目立つなぁと。

  1. 未だにスマフォ内の音楽ファイル再生できない。Google Homeなどは可能
  2. 満を持してリリースした割には、デフォルトでGoogle Mapsなどでナビを連動させることができていない(米国版はすでにできている)
  3. スキルに於いて、車で使うことを前提としたスキルがほとんどない。GoogleアシスタントはGoogle Maps関係で様々なものがすでに現時点で使えている(このアドバンテージはでかすぎる)
  4. LINEの返信機能などは、Googleアシスタント対応されてる。しかし、Alexa対応されてはいない
  5. 個人的には読み上げパターンの音声はいろいろな声優さんなどを有料で良いので、変えられたら嬉しい。
  6. 日本はパケット通信のコストが高いので、Amazon Music垂れ流ししたら、10日持たずにパケット消費しつくしてしまうので、あれを毎日使うのは現実的ではない。
  7. USBポートやAUXの向きが明らかに左ハンドル車用。日本で売るならポートの方向は左側につけるべき。このあたりの気配りが感じられない。

といった具合に、車関係では機能面で後発のGoogleアシスタントに随分と遅れを取ってる印象が強いです。マップやナビに関するノウハウの無いAmazonがこれから始められる分野でも無いので、素直に他のアプリにナビを渡してあげられれば良いのですが、Yahooカーナビなども未対応。開発のしやすさや環境、サードパーティの支持などがちょっと弱いと思います(自分も正直、AWSはともかくクラウド開発環境は、AmazonよりGoogle Cloudのほうがやりやすいと思う)

サードパーティのアプリもGoogleアシスタント対応はあっても、Alexa対応は非常に少ない。車載で連動するハードなどはこれから出てくるのか?これからに期待のデバイスといった感じです。Googleが同様のデバイス出して来たら果たしてどうかな?車載の人工音声AIの歴史がまた一段回進んだと思いますので、Amazonさんよろしくおねがいします。

※Amazon Musicを気兼ねなく利用したいのであれば、データ通信専用SIMを用意し、DSDS端末で2枚差し運用や、MusicカウントフリーのSIMで無制限運用を同じく2枚差し運用すると良いでしょう(Znefone6のようなSIM2枚差しのDSDS端末が必要です)

PR動画

関連リンク

共有してみる: