迫るガラケー終了!!はじめての格安スマホ入門 - 基礎編

結構色々な機会で、今使ってるガラケーをやめてスマフォに移行したい、スマフォなんだけれど格安スマフォに移行して料金を下げたいという相談を受けることが多いです。そこで、はじめて格安スマフォに移行するに当たっての手順や注意点等をまとめてみようと思います。

特にガラケーからの移行となると異なる点が多々あって二の足を踏んでるものの、迫る「ガラケー終了」の時期で焦ってる人も多いかと思うので、参考にしていただけたらと思います。なお、現在自分は、IIJのSIM(DoCoMo回線)を利用していますが、およそ月額2,000円程度(20GB)で利用できており、快適なスマフォライフを送っています。

図:スマフォによって色々な家電やサービスが消えていった

今回参考にするサービス

  • 格安スマフォ各種
  • 格安SIM(MVNO)

今回はテーマが格安スマートフォンということなので、iPhoneは対象外です(iPhoneは本体が非常に高額である反面、素人にとって使いやすい・安全という面はありますが)。

格安SIMと格安スマフォ

現在、使っているスマフォの月額料金、皆さんいくらですか?自分は月額2,000円ほどで運用しています。とくに不自由もなく快適に使えています。しかし、通常のキャリアで契約をした場合、多くの人は月額5000円以上支払っている人が大半だと思います。特に年金生活などをしている人は毎月のこの3000円の差は大きく(年間で36,000円以上)、電話⇒スマフォのサービスに移行するだけで、生活の質が向上するだけでなく金銭面でも大幅に節約が出来るので、格安SIMは積極的に利用すべきでしょう。

ガラケーの終焉

泣こうと喚こうと、ガラケーはもうすぐ終わりますガラホについても同様です。終了する時期ですが

  • ソフトバンク - 2024年1月31日
  • DoCoMo - 2026年3月31日
  • Au - すでに終了済み(2022年3月31日)

となっています。ガラケーが終了する理由は多数あり

  • そもそもガラケーの生産自体が終わってる(もう国産では存在しない。というかガラケー自体国産しかほぼなかった)
  • ガラケーはほとんどが3G回線であり、これはもう終了する(スマフォは4G回線以上です)
  • 今のガラケーで粘っても強制的に期日には終了し、当然交換バッテリーも存在しません。

ただし一部例外の4G対応ガラケーというものが存在しますが、AQUOSケータイ4DIGNOケータイ4というもの。ただしいつ終わってもおかしくないのと、そもそも作るメリットが殆んど無い存在なので、オススメしません。妙なこだわりでガラケーと言ったところでガラケーはすでにもう少数派でありメーカーとして作る意味が無いのです。

キャリア側からしても3G回線を維持するメリットが存在しないので、素直にスマフォに移行しましょう。でなければもう一度機種変更をするという面倒な作業をする必要があります。

※また終了期日が決まってるので、早めにスマフォへ移行作業をしましょう。でなければ期日まで引っ張ってから移行しようとすると同じようなことを考えてる人間が多数押し寄せて、激混みとなりイライラすること必至です。期日まで粘らず素直に2023年10月中には移行を済ませてしまいましょう。

※富士通の撤退によって、これまであったらくらくフォン終了しています。間違っても契約したり購入したりしないように。

格安SIM

概要

長い間、ガラケーで日本を支配してきたキャリア。しかし、世界の潮流や時代の流れによってこれまで、ほぼ違法に近い「SIMロック」という囲い込みが2021年10月より出来なくなり、世界標準のSIMフリーのみとなりました。これにより、SIM買ってきて挿せば使えるので、いちいちキャリアに縛られる事もなくなりました。

また、随分前からDoCoMo, KDDI, Softbankの3社で独占してた電話回線についても、総務省指示によりこれら回線について、別の企業へも貸し出しをしており、これが「MVNO回線」と呼ばれるものになり、様々な企業が参入しています。大手キャリアと異なり非常に低価格で余計なサービスが無い分手軽、また番号ポータビリティで現在の番号も移動出来ます。

ただし、キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)については基本使えません(使えるサービスは別途出されましたが、いい加減キャリアメールは卒業すべき)。また、格安スマフォを使うにはAndroidつまりGoogleのアカウントが別途必要になるので、GMailアカウントを作ることになるので、GMailに移行すべきでしょう。

MVNOの契約はビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店に各社のコーナーが用意されているので赴いて契約するのが良いでしょう。またネット上で契約を完了する方法もあります。

様々なMVNO会社

料金支払方法等によって選択するMVNO会社が絞られてくるので要注意。自分が担当したケースにおいてのオススメは

  • Yモバイル - ソフトバンクから乗り換え時はMNP番号不要。口座振替対応が大きい。家族割もある。
  • IIJ MIO - クレジットカード払い専用。最もスタンダードで自分も愛用。加入者は割安で端末購入も出来る。
  • irumo - OCNモバイルの後継。現在ドコモの子会社。口座振替対応で来店対応もある

他にも多数のMVNO会社があり、オプションで動画見放題といったオプションのあるRakuten Mobile(ただし通信品質に不安がある)や、Youtube無制限(エンタメフリー・オプション)を謳うBIGLOBEモバイルもあるもののその大半はクレジットカード払い。

自分個人はIIJ MIOを推奨していますが、もともとソフトバンクで低額で使っていたような人の場合はクレジットカードも無い人が多いので、その場合はYモバイルを推奨しています(MNP移行が必要無いという利点と口座振替が使える為)。

ただできればクレジットカード払い出来たほうが選択肢が増えるので、検討してみてください。

電話料金

スマフォに移行すると気になるのがこれまでのような電話料金はどうなるのか?という点ですが、殆の企業が今はガラケー時代と異なり

  • オプション扱いで特定の電話番号については料金一定のプランもある。
  • パケットは翌月だけ持ち越せるが、電話料金枠自体が存在しないものがほとんどので翌月持ち越しは無い
  • 電話を使うケースがほとんど無くなり、皆LINEで通話するようになってきてる(こちらはネット回線のパケット枠で利用するので持ち越し可能)ので電話料金は基本従量課金(税込11円/30秒といったような)がほとんど

よって、物理的な電話ばかりを使ってきた人にとっては、格安スマフォで格安SIMは向いていないと思います。しかし、現実キャリア契約で契約していて殆の人は物理的な電話を掛けるケースはほとんど無くなってるので、その辺りで自分でキャリアを選ぶか?格安SIMを選ぶかを決める必要があります。

パケット枠

現在はほとんどの人が電話といったら電話番号ではなくLINEでの通話を利用してるケースが多いです。よって電話料金というよりも、契約してるプランのパケット枠のほうが重要です。一番下のプランだと800円程度で3GBの枠なんてのがあったりしますが、この枠だとちょっとYoutube見ただけであっという間に使い切ります。

ヘビーユーザでないのであれば、中間の10GB付近のプランや結構見るという人ならば20GB程度のプランでも2500円程度で契約可能なものもあったりするので、ここらへんがライフスタイルによって分かれるポイントになります。

このパケット枠ですがいつでもプラン変更で上のプランに変更したり下げたりも可能です。また、時々パケットのクーポンが配布されていつでも一時的にパケットを増やせるケースもあります。

格安スマフォ

本体の購入

格安スマフォはその殆どが中国や台湾製のスマートフォンになります。中国製はともかくとして、基本的にオススメは台湾製。お値段も1万円台〜5万円台まで様々です。ガッツリ使うという前提ならば格安ではないものの、7万円〜9万円でしっかりしたスマフォも購入可能です(Zenfone8 flipなどはこちらに該当する)

格安スマフォを利用する利点は

  • 値段がとにかく安い
  • 壊れた等発生してもすぐに購入してSIMを指し直せばすぐに使える手軽さ(アプリやアカウントの復元は必要)
  • 特定のキャリアでないと使えないということがないので、他のキャリアのSIMでも挿せば殆んどそのまま使える。
  • iPhoneと違いMicro SDカードが使えるので容量不足に陥ることは少ない。大量のデータを格納しておける。
  • やろうと思えば、タッチパネルなどの部品を調達して、自分で修理も可能
  • 2つ以上のSIMを同時に使えるデュアルSIM対応のものもある(1つは音声SIM、1つはデータ専用といったことも可能。違う電話番号を割り当てるので、もう一方がDoCoMo、もう一方がソフトバンクといったことも可能)

iPhone15などは10万円を超えるレベルになってしまっていて、ちょっと躊躇する値段ですが、Androidな格安スマフォの場合、壊れても修理に出すという選択肢ではなく、すぐに代わりを調達するで済みます(故にショップで修理も有りません。メーカーに直で依頼するか?修理専門店に出すのですが、買ったほうが安いのと早いので、ハイエンド機種以外ではあまり利用する機会は薄い)

ただし注意点として

  • iPhoneのようにアクセサリ類が豊富にあるわけではないので、基本Amazonで適合するタッチパネルのフィルムやケースを探すことになります。
  • 前述の通り、水没やレンズ・パネル破損時はメーカーに直接修理依頼などを行う(新しい本体を購入してSIM差し替えが一番楽)
  • 割と新しい機種でも、Wi-Fiの5GHzのAPに対応していないケースがある(Zenfone Max M2などがコレに該当)
  • もうほとんど国産スマフォは存在しない富士通も撤退しました)。SHARPも現在は台湾企業の傘下です。これが日本企業の現状です。
  • 本体の購入は事前にAmazon等で買っておいて持ち込みでも可。もちろん量販店で格安SIMを契約する時にその場でチョイスしても可。

格安ゾーンで購入するとなると、以下のようなものが2023年は存在します(主に自分が交換をした実績のあるもの)。機種によって特徴が変わるので、よくよくスペックや装備してる内容、自分のライフスタイルや資金によって見極めが必要です。個人的にはMotoシリーズが一番手堅い

バッテリーと充電について

格安スマフォに限らずiPhoneでも同様ですが、ガラケーのように1度充電したら平気で20日くらい待機できるようなものは、スマフォには存在しません。どんなに大容量バッテリーを搭載してるスマフォでも1度の充電で全く未使用でも、3日程度でほとんどの場合バッテリーは空になります。またバッテリーを空にすると、バッテリーにダメージが発生しどんどんバッテリーの最大充電容量が減るというリチウムイオン電池の特性があるため、基本バッテリーを空にするような事は避けなければなりません。

よって、スマフォ運用で必要なことは

  • 基本的に毎日寝る前に充電を開始しておく
  • そこまで使わないという人の場合は充電をしつつ、バッテリーにやさしい80%程度でとどめておく充電設定を使う
  • 平時でのバッテリー減りを低減する各種設定をしておき、日中にバッテリーが切れるのを防ぐ

といった習慣と設定が必要になります。

店舗対応

IIJ MIOのような格安SIMで契約してる店舗は基本的に店舗は新規契約のみを扱っていて、契約プラン変更やサポートについてはすべてネット対応になっています。これはもう世の中の流れで、NTTドコモですらahamoを開始してドコモショップを減らす対応をしています。ショップじゃなければ嫌だと言う人は割高のキャリア契約しかありません。ahamo契約者はドコモショップでサポートは受けることは出来ません。

では、そんなにショップ対応に行く機会があるか?といったらほとんどありません。そのケースはスマフォ本体が壊れて修理対応といったケースや他のキャリアに乗り換えといったことくらいで、そもそも現代はキャリアとスマフォ本体は紐付けになっていない(SIMフリーなので)、本体をショップに持ち込んで修理ではなく直接スマフォのメーカーに依頼して修理です(本来電話のキャリアと本体が一体化してること自体が異常だった)。

よって格安SIMの契約は各会社のネット上で対応、スマフォ本体はメーカーに依頼して対応となります。ガラケーとはそもそも文化が違うので要注意です)

乗り換える手順

ソフトバンク=>Yモバイルの場合は同じ企業が運営してるMVNOサービスであるため、MNP(番号ポータビリティ)で移動という作業は不要なのですが、他のキャリアから例えばIIJに移動するといった場合には、電話番号のMNP作業が必要になります。

MNP番号を取得する

自分の現在契約してるキャリアに通知してMNP番号を取得します。有効期間は予約日を含めて15日となっているので、番号取得してからもっさりもっさりしてるとMNP番号が無効になるので注意。

番号は10桁の数字となっていて、新しいMVNO会社と契約する場合に必要になります。この作業は手数料は無料ではないケースがあります(ソフトバンク等)。番号はネットもしくは電話で取得することが可能で、主なキャリアのMNP番号取得用のサイト・電話番号は以下のとおりです。ショップでも番号を取得する事が可能です。

  • ソフトバンク - *5533もしくは0800-100-5533に掛ける。ウェブはMy Softbank上から可能(手数料は有料
  • Au - 0077-75470に掛ける。ウェブはMy Au上から可能。(手数料は無料)
  • DoCoMo - 151もしくは0120-800-000に掛ける。ウェブはMy DoCoMoから可能(手数料は無料)

乗り換えが完了した時点で元のキャリアとの契約は自動的に解除されます。また、MVNO側から送られてきたSIMをスマフォに挿せば殆んどの場合その時点ですでにもう通話が出来る状態になっているはずです(ただし乗り換え契約=>SIMが届くまでの間、通話が出来ない期間が発生する場合があります)。店舗契約の場合は、その場で乗り換え実行でSIMが渡されるのでこのタイムラグがありません。

メールアカウントを作成する

すでにキャリア以外で、ネット回線のISPのメアドや普段遣いのGoogleアカウントがあるならばこの作業は不要です。ガラケー等から移行する人はスマフォを利用するにはGoogleアカウントを事前に作成しておく必要があります。もちろん、スマフォ上からでも作成は可能ですが面倒なので、PCから作成しておき、メアド、パスワード、2段階認証で必要な電話番号を元に作成します。

現在のGoogleアカウントは2段階認証が必須となっているので、ID/PWのみではログインが出来ません。というか今後、Amazonなどのサービスでも二段階認証は必須と世の中のウェブサービスはほぼすべて必須となってるので慣れましょう。

作成手順は以下の通りです。

  1. https://myaccount.google.com/にアクセスする
  2. アカウント作成をクリックする
  3. 名前やユーザ名(すでに使われてるユーザ名は使えません)、パスワードをセットします。
  4. パスワード忘れ時用に再設定用メアド電話番号を登録しておきましょう。

二段階認証プロセスはMVNO契約をして、スマフォにアカウントを追加後に行います。

  1. 次にアカウントに対して二段階認証をセットします。SMS受信(所謂ショートメッセージ)でまずは大丈夫です。
  2. アカウントのページを開きます
  3. 左サイドバーからセキュリティを開きます。
  4. Google にログインする方法の項目にある「2 段階認証プロセス」=>使って見るをクリック
  5. あとは画面の指示にしたがって設定する。
  6. 初めてGoogleアカウントにログインする際には2段階認証のコードがSMSで送られてくる。
  7. 以降、2段階認証について確認しないにチェックを入れてログインをするとこれでそのサービスでは2段階認証をまた聞いてくるということがなくなります

二段階認証はアカウント乗っ取りや不正アクセスを防止する為の重要な設定です。必ずしておきましょう。でなければ、例えばAmazonで登録してる自分のアカウント・自分のクレジットカードで勝手に侵入されて勝手にバンバン購入されたり、他のウェブサービスで悪用されるなどが起きかねません。

いざ契約

さて、無事にMNP番号を取得できたらこれでMVNOの会社と契約が可能です。ただ殆どの人にとって、ネットで契約はハードルが高いので通常はビックカメラなどの家電量販店のスマフォ契約のコーナーにいって手続きをするのが定石です。

店舗契約で必要なものは以下の通り

  1. MNP番号
  2. 身分証明書(運転免許証やマイナンバーカード)
  3. 口座振替ならばその通帳等。カード払いならばクレジットカード
  4. メールアドレス(作成しておいたGoogleのアカウント)。

これで店舗で契約書を記述してMNP番号を渡せば、その場で数十分程度で番号移転が完了し、その場でスマフォに新しいSIMを挿せば使えるようになっています。

その後の契約変更等

その後、契約してるMVNOのプラン変更やサポートといったものは、ショップで対応は存在しませんので基本ネットで行います。IIJ MIOなどの場合は、My IIJ mioのアプリをインストールし、契約時に渡されるmioIDを元にログインしておけば、アプリ上からSIM再発行や交換、プラン変更、通話定額の申し込みやオプションの設定、クレジットカードの変更などが可能です。

他のMVNOサービスでも同様のサービスが用意されてるハズですので、必ずアプリを入れたりサポート用サイトの情報を確認して入れるようにしておきましょう。

図:IIJ Mioの事例

購入したらやっておくべき手順

ガラケーからデータの移行

今までは、ショップに行けば有料なり無料なりでショップがサポートに一貫として行っていた、旧端末からのデータ移管。しかし、スマフォでMVNOの場合この作業は自分で行う必要があります。といっても、そこまで難しいものでもなんでもない作業です。

ガラケー側で移動すべきデータは写真と電話帳。これらを移行するにはmicroSDカードが必要ですが、ガラケー側でSDカードが無かった場合、対応できるmicroSDカードが果たして今も残ってるかが一番の課題になります(専用ケーブルでUSB経由でPCから復元という手段はありますが)。microSDカードが残っていれば以下の手順で引っ越しが可能です。

  1. ガラケー側で電話帳を開き、電話帳データをmicroSDに全件出力する作業をする(ガラケーによって操作手順が異なる)
  2. 写真データに関しても同様にmicroSD側にデータを出力しておく
  3. スマートフォンにガラケーのmicroSDカードを刺す。
  4. 連絡先アプリを起動し、右上の「︙」をタップ => 設定をタップする
  5. インポート/エクスポートをタップする
  6. ストレージからインポートを選択する
  7. アカウントに連絡先を作成を選ぶ画面では自分のGoogleアカウントを選ぶ
  8. 通知の送信を連絡先に許可しますか?では許可をタップする
  9. 右上のハンバーガー「≡」をタップして、Micro SDを指定する
  10. csvもしくはvcard(vcfとついてるファイル)の形式で1.からは出力されてるはずなので、それを見つけて指定する
  11. インポートをタップすると連絡先に取り込まれる
  12. 電話アプリはこの連絡先をリストに使ってるのであとは選んで掛けるだけ
  13. 画像についてはjpgでmicroSDに保存されてるはずなので、普通にCXファイルエクスプローラのようなファイラを使ってスマフォ本体のピクチャフォルダにでも入れておいて、あとでGoogle Photoで自動バックアップ対象にすればGoogle Photoにアップロードされるし本体にも残ります。

図:データの移行は意外と簡単

写真の自動バックアップ設定

これもよくあるパターンなのですが、microSDカードに写真の画像を保存する設定にしておいたら、microSDカードが壊れて読めなくなったであったり、端末自体が壊れて取り出せなくなったというケース。写真を端末に入れっぱなしでバックアップを取るようなこともしていなかったケースです。

Androidは基本撮影した写真はGoogleフォトアプリで閲覧することが可能ですが、同時にフォトから自身のGoogleアカウントのフォトに対して自動バックアップさせることが可能です(パケット消費するので注意)。手順的には以下の通りですが、Googleアカウントは容量に制限があるので、そこは注意が必要です(現代のスマフォは1枚の写真が高画質で容量も大きいため)

Amazon Photoというサービスもあるので、Amazon Prime契約してる人はそっちでバックアップも良いでしょう。

バックアップを有効化する手順は以下の通り。

  1. スマフォGoogle フォトアプリを開きます。
  2. Googleアカウントにログインします。(多分もうされてるはず)
  3. 右上のプロフィール写真またはイニシャルをタップします。
  4. フォトの設定=>バックアップと同期をタップする
  5. バックアップをオンにする

これで写真を撮ると自動的にフォトへアップロードされるので、端末が壊れようがmicroSDが破損しようが安心です。ただし前述の通り容量に制限があるので、できればPCなどで外付けHDDなどに保存するように定期的なバックアップをするべきでしょう。

また、現代のカメラは高画質すぎる為、やたらでかいサイズで写真がものすごいクオリティで取れてしまいます。ここまで必要ないよという人はカメラアプリの設定で解像度を変更すると落とせます(設定がない機種もありますが、その場合はOpenCameraというアプリならば画質を自由に設定できるので、OpenCameraを使うという手段もオススメです)

バッテリーをもたせる設定

スマートフォンはガラケーと違って液晶パネルが大きいという点やOSが消費するバッテリー量、アプリが何もしていない時にも稼働(GPSなど)してるなどが理由で、電力消費が非常に大きいです。そこで購入時から色々と設定しておくことで少しでもバッテリー消費を減らすことが可能です。これはスマフォ黎明期からあるものです。

  1. ディスプレの明るさ自動調整はオンにしておきましょう。デフォルトの明るさのレベルは40%程度にしておきます。(購入直後だと明るさ100%なんて全開モードになってるものがあります)
  2. 画面の自動スリープはデフォルトで30秒程度にセットされてると思いますが、もう少し短くても良いかも
  3. インストール済み各種アプリの通知は必要なものだけオンにしておき、不要なものはオフにしておきます。(通知がオンだとバックグラウンドでアプリが待機していることになるので電力消費の原因になります)
  4. NFCなど使わないものはオフにしておきます。SUICAなど使う人は常にオンにする必要があります。
  5. システムモードはデフォルトで高機能モードになってることが多いので、これは省電力モードにしておきましょう。
  6. 自動起動がオンになってるアプリが多数あります。何か通知があると自動的に起動して待機したりするので基本必要ないものはオフにしましょう。ただしアラームなどはオフにしてしまうと、機能しなくなるのでアラームやGmail、LINEなどに絞って自動起動をオンにしておきます。
  7. バッテリーケアは充電制限を80%程度にしておくと、日々の容量は減りますが80%までしか充電しないのでバッテリーそのものの寿命が伸びます。
  8. Bluetoothなどは必要なときにだけオンにしておくと良いでしょう。でなければ身近にある機器をペアリングしてる場合、常に接続状態となり相手のバッテリーも減ります。
  9. GPSは常にオフにしても良いのですが、紛失時にGPSがオンでないと見つけることができなくなるので基本オンでオッケー。ただし、アプリに対しての許可はアプリ利用時のみに制限すべきです(でないと利用していない時もGPSにアクセスして余計なバッテリー消費に繋がります)
  10. 一番重要なことですが不要なアプリは入れないことです。通知や自動起動がオンでインストールされますので、入れておくだけで余計なバッテリー消費の原因になります。デフォルトで入れられてしまってるアプリはアンインストールしてしまいましょう
  11. ただし、Facebookなど一部のアプリがデフォルトで入っていてしかも、アンインストール出来ないケースがあります。これ結構なバッテリー消費の原因になっていて非常に迷惑です。これはADBコマンドでなければアンインストール出来ない(無効化は出来るけれど)ので、出来る人に依頼して、adbコマンドにて排除しちゃいましょう。

昔のAndroidと違って今のモダンなAndroidでは、所謂メモリ解放は殆んど意味が無いどころか悪影響しかありませんので、その手のアプリはインストールしたり運用しないようにしましょう。

※Facebookのようにアプリをアンインストールや無効化してもサービスだけが後ろで延々と動いてる筋の悪いケースがあります。こういったサービスはそもそも利用しないようにしましょう。アプリのインストールも避けるべきです。

※ADBコマンドでFacebookアプリを完全排除する場合には以下のコマンドを叩いて実行すると可能です。

指紋認証やパターン登録

これやっていない人が多いですが、それものすごい危険な行為です。ガラケーと違ってスマフォはメールと電話だけをするといった端末ではありません。Amazonでの購入や様々なウェブサービス、マイナンバーカードの登録など自分の資産や情報がたくさん詰まっている端末ですので、もし紛失して他人に拾われて悪用された場合、とんでもない損害が降りかかることになります。

そこで必ず購入したら、指紋認証登録を行ったり、パターン登録を行ってロック画面から作業をしなければ使えないようにする必要があります。ただしこの登録は必ず2つ以上行っておく必要があります。パターン登録のみで済ませた場合、そのパターンを忘れてロック解除ができなくなったという人が非常に多いです。必ず2つ以上の手段でロック解除出来るようにセットが必須です。

自分の場合は

  1. 複数の指で指紋認証で解除できるように登録。
  2. 指紋がうまく行かなかった場合に備えて、パターンでの登録もしておく。
  3. 最悪のケースに備えてパスワードロック解除もしておく
  4. 機種によってはカメラを使った顔認証で解除も可能。ただし顔認証は写真でも解除出来てしまうことがあるのでセキュリティ的にはよろしくない。

今のスマートフォンは一昔前のスマフォと違って非常にセキュリティが堅牢ですので、ツールでロックを解除は極めて難しいです。解除ができなかった場合最悪端末初期化という非常に面倒なことを行う必要があります。

紛失した場合

スマートフォンは紛失した場合かなり怖いことになります。なにしろカードやらマイナンバーやら、SUICAなどの定期券代わりに使っていたりとお金や資産に関わるものがたくさん紐付けされてるわけですから。

そんなスマフォを紛失した場合に備えて、事前に確認しておくべきことがFind My Device。スマフォのGPS情報とメールアカウントを用いて、現在スマフォがどこにあるのか?をGoogle Mapsで確認することが可能です。Find My Deviceにログインしてから

  1. 端末が今どの辺りにあるのか?(GPSがオンである必要がありますので普段からオンにしておきましょう)
  2. リモートから音を鳴らす(部屋のどこかに置いたけれど、どこにあるかわからない場合に活躍します)
  3. デバイスを保護を実行すると、リモートから画面をロックした上でGoogleアカウントからログアウトさせます
  4. リモートからデバイスを強制初期化する(最終手段)

最悪端末を初期化させた場合は、契約MVNOに連絡してSIM再発行してもらえばオッケーです。ただし、SDカードの中身は初期化出来ないので、機密情報などをmicroSDカードに入れておくのはやめましょう。

図:この機能の把握は必ずしておきましょう

microSDカード

格安スマフォに格安SIMを刺す作業を行う際に、同時にmicroSDカードも入れてしまいましょう。一度入れたらそう頻繁にこのSIMやmicroSDカードを出し入れするような機会は無いので、スロットを外すマチ針みたいなのは大切に保管すること(無くすとスロットからSIMを外せなくなります)。

2023年時点では、microSDカードは最大1TBレベルが出ており、流石にそこまでのサイズを購入する必要は無いですが、256GB程度のものでも、安価に購入出来るようになってきてるので、Androidを使う利点の1つが大容量microSDカードを使えることなので、スマフォと同時に購入しておくと、動画・映画や音楽、電子書籍、写真など大量に格納して持ち運べるようにする為に同時に購入しておきましょう

今どきの格安スマフォならば最高ランクでもサポートしてると思いますが、購入前に一応スペック表を確認しておきましょう(自分のZenfone8 flipはSandiskの1TBが使えました)

格安SIMを乗せるトレイにmicroSDを入れる部分もついてるハズなのでそこに一緒に載せて本体にゆっくりと刺すだけでフォーマット等不要で使えます。後述のCXファイルエクスプローラ等のアプリを入れておくことで中身を見ることが簡単になります。

図:1TBの容量を差してみた

おすすめアプリ

ここでは初めてガラケーからスマフォに移行した人に対してオススメといえるアプリを列挙しています。Androidのアプリの中にはウイルスの含まれてる悪質なものも多いため、基本は大手の厳選したアプリだけあれば十分です。特に中華系のアプリは平然とGoogle Playに列挙されていたりするので、それらは避けるようにしましょう。

応用領域はまた別のエントリーで紹介しようと思っています。

スマートフォンの活用範囲

現在ガラケーをまだ使われている人も多いかと思いますが、すでに世界全体ではスマートフォンにほぼ置き換わっています。多機能すぎて使いこなせないという人も多いのですが、スマフォはそのすべてを使いこなそうとする必要はなく、自分に必要なものを少しずつ使えれば、それが正解です。しかし、もう世の中のあらゆるサービスがスマフォを中心としてるので、使わないと損をするのも事実です(もうリアル店舗で人雇ってサービスなんてコスト的にやっていられない時代です)

ここまでスマフォが広がった理由は、たった1台のこの小さな機械で

  1. 電話機としての基本的な機能
  2. PC同等のメール機能
  3. いつでもどこでも大量の本と音楽, 動画を持ち運べる
  4. Felica対応スマフォならばモバイルSUICAが使えるのでスマフォがSUICA代わりになります。
  5. 自分にあった様々なニュースや情報を収集(SmartNews等)
  6. 地域の行政が提供してるゴミ収集カレンダーアプリ
  7. 電子手帳はもう不要。様々なカレンダーとアラーム、リマインダー機能
  8. ピンポイントで正確な天気の情報(Accu Weather)
  9. ラジオもテレビも専用機はもう必要ない!?(radikoやTVer)
  10. デジカメ・デジカム不要な高機能なカメラ機能(一眼レフには負けるけれど)。最近では4レンズ以上積んで広角も星空ですら撮影できるものも普通に。
  11. インターネット回線を使った無料通話(LINE等)
  12. GPSを利用した道案内、カーナビ機能(Yahooカーナビ、Navicon等)
  13. Bluetoothを使ったオーディオ環境の無線化やハンズフリー
  14. Miracast々を使った動画ミラーリング(FireTV Stick等)
  15. 人工音声AIを利用した最先端な問い合わせ、文字起こし、録音機能(GoogleアシスタントやAlexa)
  16. リアルタイム通訳(Googleアシスタント)
  17. オンラインショッピング(Amazonや楽天)
  18. 様々なタイプのSNSで世界規模の横のつながり(Greensnapなど)
  19. 万歩計や心拍計、スマートウォッチと連携の健康管理(Health Mateなど)
  20. 自転車と連携してサイクルコンピュータ化(Runtasticなど)
  21. レンタルビデオはもう必要のない時代に(NetflixやAmazon Prime)
  22. 2枚以上のSIMを積めて、仕事用とプライベート用を1台で実現(DSDS端末)
  23. 証券会社でFXや株取引を手軽に行える(SBI証券など)
  24. マイナンバーカードがあれば確定申告も可能(マイナポータル)。スマフォにマイナンバーを登録しておけます。
  25. 車のODBIIポートから、ECUの色々な情報を取得表示可能(Torqueなど)
  26. その他いろいろ

が実現できます。その他いろいろもあり過ぎて困るほど。その影響度は非常に大きく、この10年あらゆる家電製品が不要になり、あらゆるレンタルサービスが不要となり、スマフォの登場で消えつつある製品やサービス、商品は莫大です。もはやただの電話機ではなく、インフラそのものと言っていいでしょう。

厳選アプリ一覧

デフォルトでインストール済みのはずのGoogle系アプリは除外して、主に以下のアプリをガラケー移行者にはオススメしています。もちろん、コレ以外にも多数山のようにあるわけですが、自身のライフスタイルに応じて使いたければインストールし、アカウントを登録してスマフォライフをより良いものにすることが可能です。

Google Playアプリからインストールすることでスマートフォンの活用範囲を広げることが可能です。ここでは無償で使えるアプリに絞って列挙しています。

LINE

なんだかんだ使い勝手や運営企業に意見する人はいますが、そう入っても事実上日本での標準となって定着してるのがLINE。自身の電話番号を登録しておくとその番号を連絡帳に登録してる人がお友達として自動的に出てきて、メッセージを送ったり通話することが可能。通話しても電話料金は掛かりませんがパケットを消費します。

すでに昔に縁遠くなってしまったものの相手が登録しててお友達候補に出てきて数十年ぶりにまた付き合いが始まったというケースも多々あり、驚くほど多くの同世代がLINEやってた・・・なんてことを知ることにもなります。

商売でもLINEを使って宣伝などを行ってるケースもあり、大いに活用されてるアプリです。ただし、LINE Voomというパネルは全く役に立たないどころか鬱陶しいものが多く流れるので使わなくて大丈夫です。

乗り換え案内

Jorudanが提供してる大昔から鉄板のスマフォアプリ。電車の出発駅と目的駅、到着か?出発か?を指定して時刻を入力すると、いくつかの候補で電車の乗り継ぎの候補を出してくれる、これから先も必須なアプリ。

定期代や電車の遅延情報なども提供されており、新幹線の予約などもそのまま続けて可能になっていたりします。昔のように時刻表みながらとか、駅員さんに聞いたりだとかする人がいなくなったのもこのアプリのおかげ。

特に始めていく場所の場合、どの番線から出発するのか?どこ行きに乗ればよいのかといった地味に面倒な要素もすべて教えてくれるので電車で迷うことはもうなくなります。

Yahooカーナビ

日々地図情報や機能が更新されつづけているカーナビアプリの鉄板。このアプリの登場によって、実車に搭載するカーナビ本体が売れなくなりつつあるというのも事実です。また、Google Mapsのナビは非常に出来が悪くVICSに未対応である上に平然と酷道に誘導する、工事中・災害通行止なのに誘導するといったナビとしてはもはや致命的なのでGoogle Mapsをナビとして使うのはやめましょう。無益です。

対してYahooカーナビはVICS対応なので渋滞状況も非常に正確、工事情報や通行止め情報もきっちりサポートしています。それ以外の機能も充実している為、実機のカーナビよりも機能が上なんじゃなかろうか。あえて言えば実機が勝っている点は、車速パルスが取得出来てマップに反映できる点位。それほどまでにこのマップアプリは追従してきています。

できればAndroid Auto対応車載ディスプレイオーディオで投影したりするとなおGoodです。

CXファイルエクスプローラ

Androidには標準で十分なファイラーというものが搭載されておらず、ファイルアプリという低機能なものしかありません。これだとmicroSDカードからファイルを開いたり、また保存したり、他のアプリから指定する際にちょっと困ります。

また自宅のNASの中を見たりといった点でもファイルアプリは機能不足。ということで入れておきたいのがCXファイルエクスプローラ。

シンプル表示なのに多機能でもちろんmicroSDカードもNASも対応。画像や動画というジャンルで中に入ってるものを一覧に表示も可能でこれが入っていないと始まりません。

Google Keep

今のスマフォの1つリアル世界から奪い取った領域が「電子手帳」。もはや電子手帳なんて見る影もありません(一時期はPalmが奪っていたのですが・・・)。電子手帳の各機能はすべてスマフォのアプリに置き換わってしまいました。

その機能のうちの1つである「タスク管理」がこのGoogle Keepの役目。チェックボックスでタスクを一覧にしておいたり、特定の日付が来たらアラームを鳴らしたり、また手書きや音声でメモを残しておいたり、特定の場所に到着するとアラームを鳴らしたりとかなり多様なことが可能です。他人とタスクを共有することも可能であるため、もし付箋紙アプリなんかでタスク管理してるくらいならば、素直にGoogle Keep使うだけで仕事がはかどります。

もともとはEvernoteというアプリが支配していた領域ですが、度重なるサービス低下や料金値上げで風前の灯火状態にあります。また、ブラウジングしていてこのサイトのURLを残しておきたい場合も、共有=>Google Keepとしておけば取っておけるので、あとで訪問するといった場合にも役に立ちます(この領域はPocketを自分はよく利用しています)

Navicon

意外と使っていない人が多くて、教えてあげるとめちゃくちゃ感動されるアプリの1つがNavicon。自分の車のカーナビで場所検索って本当に大変で、最新機種であってもその辺は対して進化していない。このあたりはGoogle Mapsで検索してそこを指定できたら良いのに・・・を実現するアプリです。普通に使っていないと勿体ないです。

実は殆どのカーナビがNavicon対応していたりします。そこでカーナビとNavicon、スマフォ連携を事前にしておくとGoogle Mapsで場所を共有=>Navicon=>カーナビに送るをすると、その場所がピンポイントでカーナビに場所指定で送られてナビゲーションを開始出来ます。なので自分の場合実機のカーナビで場所検索って全くしたことがありません。

場所検索や店舗検索などでGoogle Mapsに勝てる道理はありませんのでこれは当然といえば当然。データ量も何もかもが違いすぎます。それを橋渡ししてくれるのがNaviconで、さらに便利なのがNavicon上でいくつかのポイントをまとめておいて、それをカーナビに送ることで複数箇所を経由する形でのナビを指定することも可能な点。

以下のエントリーでも紹介しています。

レヴォーグは素敵なガジェット

netprint

もう、今どきどれだけの家でインクジェットプリンタは持っているのだろうか?というのも、もはや年賀状の為だけにしか使っていないインクジェットプリンタは割高でしかなく、インクも高い。というかそもそもPC自体も持っていない。更にいうと年賀状自体郵便でイラスト付きでネットで注文しちゃうのでプリンタ要らなくね?という時代です(というか、年賀状自体が廃れつつある)。

家庭用プリンタなど必要ないという時代はすでにもう到来していて、自分ももう20年近く買っていません。

とりわけ現代に於いてはセブンイレブンやファミマに複合機があり、手持ちの写真や書類などはnetprintを使えば印刷出来るので、小汚いインクジェットよりもレーザーでキレイにプリントアウト出来てしまうのでプリンタを個人で持っておく理由など事業者以外無いのです。

このnetprintはセブンイレブン用ですが、ファミマはネットワークプリントというアプリを利用します。アップすると番号が表示されるので全国のコンビニでどこからでも印刷が可能になります。

業務用レーザーから撤退して家庭用インクジェットに全振りしたEPSONはどうなってしまうのか?

Amazonショッピング

もはや現代に於いて欠かすことが出来ないのが、Amazon。残念ながらリアル店舗の一部の領域はすでに食われ始めていてウィンドウショッピングの場所と化してる領域が家電量販店。明らかにAmazonのほうが安い上に比較対象も多い。そして島嶼は除いても全国どこでも配送してもらえる。DIYショップなどでも於いていないようなマニアックな部品も型番一つ検索でサクっと手に入る。かつてのマニアック商品購入場所のであった東急ハンズもAmazonからしたら見劣りするが故に身売りする事態に。

概ねの商品という商品は揃っているのでAmazonを使わずして生活費の削減や探す労力を削減は出来ません。

ただし、良いことばかりではありません。中華商品のトラブル配送のトラブルアカウントのトラブルにAmazonではなくマケプレとして出店してる企業のトラブル。Amazonの利益追求の結果としてかつてのような安心して購入できるという場所でなくなってるのも事実(正直、翳りが見えて始めている)。基本はAmazon販売・発送のステータスがついてるものだけ選びましょう。怪しい店舗名のものは安くても完全スルーすべきです。

また、Amazonが強いといっても全く強くない分野もあります。それが食料品や植物などの類。これらは楽天で購入が最も優れています。Amazon販売のこれらは大したものがないだけじゃなく、マケプレ出品者が殆どなので怪しい業者も多数います。よって、楽天アプリや同じ分野で頑張ってるヨドバシアプリをいれての使い分けをする時代です。

AccuWeather

お天気系アプリを入れておくのは、スマートフォンの入門編です。ただ非常にいろんなサービスから出ているので、多くの人は気象庁のアプリや、総合的な気象情報や地震情報をカバーしてるWeather Newsのアプリを入れてる人が殆どでしょう。

その中であえてオススメしてるのが、AccuWeather。

このアプリは非常にシンプルなだけじゃなく、結構当たる確率が高い。一時期あった「雹が降るよ」という予報が出た1時間後見事に雹が降ってきたときには感動したものです。予測精度が高く、GPS情報を利用して非常にピンポイントなエリアの予報を出してくれるので日常使いするアプリとしてはこれがとってもオススメ。

QR&Barcodeコードリーダ

スマフォによってはカメラアプリに標準で乗ってることもあるけれど、一般的にはインストールされていないのがQRコードリーダ。2次元バーコードを読んでウェブサイトを開いたり、直接そのURLを開くことで認証したりと結構使う機会が多いのですが、入っていないのです。

そこで入れておきたいのがコレ。入れておけばカメラが起動して読み取り、URLが出てくるのでタップすると開くという仕掛けです。単純ですが二次元バーコードがたくさん普及してる時代なので割りと必須なアプリです。

ちなみにこのアプリは2次元だけじゃなく通常のJANコードなどもよm

SmartNews

日本の新聞社という新聞社を奈落の底に叩き落して、かつての社会の情報操作とマスコミのポジションを奪い取ったのがこの手のニュースアプリ。その中でも様々な新聞社、雑誌、専門メディア、地方紙など幅広く扱っていて紙の新聞などもはや契約するのはゴミになるだけで邪魔な時代です。

同じようなアプリにNewsPicksというものもありますが、SmartNewsは本当に幅広いジャンルを扱っているので、自分の読みたいジャンルのサービスだけをタブに表示させて毎日電車に揺られながらこれを見るのが朝の日課です。新聞はかさばる上に他の人の迷惑になるだけじゃなく、特定の新聞の主義主張に毒されるため、客観的に見る上でもこのアプリを入れて全てに目を通すほうがオススメ。

更に新聞社(特に日経)の質の悪い専門分野のニュースは見る価値が無いので、きちんと専門メディアが出してるCHを追加して見るようにしています。各社の出してる専門アプリなど入れる必要性ないんじゃなかろうか。

他、ねこ専門だったり犬専門、車専門といったものも多く、地方紙も出ているのでふるさとのニュースを見るといった面でもこのアプリは欠かせません。

CDレコWiFi

自分が担当した人が音楽好きなのだけれど、PCは持っていない。CDの音楽を持ち運びたいけれどどうしたら良いか?というので見つけたのがCDレコWiFi。IODATAのドライブが必要ですが、PCレスで直接スマートフォンに音楽を取り込めるというグッズです。WiFiなくても直接接続可能です(じゃぁなんでこの名前付けたんだというツッコミがありますが)

音楽ファイルはmicroSDにでも取り込んでおいて、個人的にはOnkyo HF Playerをオススメしていますが、それで音楽を聞くというスタイルで使ってもらっています。

CDDB対応なので自動で音楽ファイルのm3tag情報にアーティスト名やアルバム名などが付与されます。もうPCレスがここまで進んでいるんだなぁと思わせる一品です。

ボイスレコーダー

カラオケ対策で自分の歌声録音といったプライベート利用から、ビジネスでの会議の議事録用としてボイスレコーダを使う機会はあるかと思います。しかし現代に於いてはもう、ICレコーダは単品で購入する時代じゃありません。

スマフォのアプリでマイクから録音データを取っておける時代です。ICレコーダも結構なお値段していたけれど、勝ってる利点としては

  • 乾電池のみで動かせる
  • LINE-INで直接音響機器からの音声を取り込める

という点だけで、電池はともかくとしてLINE-INについては別途機器を使ったりすれば良いだけでしかもその機会ははっきりいって殆どないのでこれで十分です。あえて言えば集音マイクだけは買っておくとはかどります。

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