レヴォーグは素敵なガジェット
運良く近くに駐車場を確保することができ、兼ねてよりほしかったスバルのレヴォーグを購入しました。今回購入したモデルは、レヴォーグ 2.0リッター STiモデル。通常のレヴォーグとは異なり、STiが開発に参加してるモデルですが、WRXとは異なりヘビーな走りのチューニングではなく、大人の乗り味を追求したモデルです。
レガシィの車格アップによって、後継車種として生まれたレヴォーグですが、非常に魅力のある車です。という事で色々と検証もしてみました。感想としてはハイテクなテクノロジー、ハイパワーなテクノロジー、高度な安全性、ライフスタイルを充実させてくれる究極の1台だと言えると思います。
目次
- 1 基本スペックと違い
- 2 魅力のポイントと欠点
- 3 実際に走ってみた
- 4 カスタマイズ
- 5 日々のメンテナンス
- 6 裏技?
- 7 関連リンク
基本スペックと違い
基本スペック
レヴォーグ2.0 STiの基本スペックは非常に高いものになっています。しかし、扱いにくい車という事ではなく、ラグジュアリーセダンとツーリングワゴンを足して2で割ったような感じです。
- 2.0リッターエンジンにVTD-AWDを搭載
- 300馬力、トルク40.8kgm。坂道も余裕で登れ、加速も非常に鋭い。
- ビルシュタインダンパーを搭載。
- アイサイト Version 3.0を搭載
- 18インチアルミホイール
- ガンダム顔のヘッドランプ、フォグランプ、デイライト
- STi仕様のボルドーカラーシートなどなど
- ハンドルコントローラ連動のナビ。
- 非常に多機能なマルチファンクションディスプレイ(ナビの一部もここに表示される)
- バックカメラおよびサイドカメラ(マルチファンクションディスプレイにはサイドカメラが表示される)
- オプションで前後ドラレコ
- 電動シートとシート位置の記憶
- スポーツアルミペダル
- 左右独立のエアコンシステム
- 3モード SI-Drive
- 車幅はカローラより80mm広い。全長はカローラより20cmほど長い。けれど全体的にコンパクトで取り回しは他の3ナンバー車よりも扱いやすいです。
- 通常仕様のレヴォーグは青を基調にしたメーター。STiモデルは赤を基調にしたメーター。
- オプションでフロントグリルをメッシュタイプにしてよりスポーティにできる
- オプションでディスプレイコーナーセンサーを付けられる。前後左右の障害物までの距離をマルチファンクションディスプレに表示してくれます。
- 1.6リッターはリニアトロニックCVT、2.0リッターはスポーツリニアトロニックCVTとなっている模様。
道志みち、奥多摩、柳沢峠を走ってみての感想は、上りの走りは常に余裕、街中の走りもしっとり扱いやすい、雨天時に片輪を水たまりに突っ込んでしまっても、ハンドルを取られず慌てることなくきっちり走れるAWD、コーナーリングも常に地面に吸い付いて走るかのような安定感と、これまで乗ってきた車にはない、走破性の高さと安心感があります。
図:STIのロゴが素敵
図:赤いメーターはSTI仕様
他のモデルとの違い
1.6リッターモデルとの違いは以下のような感じ。
- 1.6リッターモデルのAWDはアクティブトルクスプリットと呼ばれるシステム
- 足回りのダンパーも通常仕様。ただし乗り心地に関しては1.6リッターのほうが良いと思います。
- 燃費は1.6リッターモデルのほうが3km〜5kmは良い。
- 2.0リッターモデルは、MFDにブーストメーターが表示可能。
- アイドリングストップ機能がついている(1.6のみ)
エクステリアやインテリアの装備の違いはあれど、車としての基本スペックの違いは上記のような感じ。ただし、上位モデルだから優れているというわけではなく、1.6リッターのほうが街乗りまで含めた走行で優れており、燃費も良い。ダンパーもビルシュタインダンパーだから優れているわけではなく、家族持ちならばむしろ、1.6リッターのダンパーのほうがマイルドで良いといえる。
また両者エンジンの出力差はあれど、ターボエンジンだけれど昔のドッカンではないし、改造車のようなウェストゲートの吸気音やらブローオフバルブの排気音などせず、非常に静寂。ブースト圧は1.47掛かる。上りは両者非常に余裕があります。ライフスタイルに合わせて、選べる設定ですね。
図:黄色の棒がビルシュタインダンパー
魅力のポイントと欠点
アイサイト Version3
全グレード共通で搭載されてるアイサイト Version3.0。このシステムは一般的には自動ブレーキシステムとして認知されているけれど、その性能は非常に優れています。20〜50kmまでの走行シーンならば非常に余裕を持って、危険の認知と緊急停止を実現してくれてます。
またそれだけでなく以下のような新機能が追加されています。
- 全車速対応自動追従クルーズコントロール
- アクティブレーンキープ
- 障害物検知で出力が1/10になるので、縁石乗り越え暴走事故(通称プリウスミサイル)が防げます(後述)。
1.はいわゆるクルーズコントロールですが、アクセルおよびブレーキまで自動で尚且前走車の速度に応じて変化して、一定の間隔で追従してくれる。また前走車が停車すればブレーキが掛かります。この掛け方が二種免許ドライバーのようにブレーキ抜きをしてるかのような丁寧な止まり方。
アクティブレーンキープは高速道路で使用するもので、走行車線をはみ出そうとすると警告を発し、戻してくれる。
クルーズコントロールは、ブレーキを踏むと解除される仕組み。アクティブレーンキープはウィンカー使用時には一時的に解除されるようになっています。
※町中クルーズコントロールは大変便利ではあるのですが、前走者がいなくなると急激な加速やレーン変更時に隣の車の存在でブレーキが掛かるなどの思わぬ現象もあります(過去には排気ガスの煙に反応してブレーキなども)。常にブレーキを踏む体制が必要です。
※低速時(30kmほど)に、狭い道のコーナーやクランクなどで瞬間的にアイサイトの緊急ブレーキ警告が発動される現象確認。メーカーも認識してるみたいで、アクセル踏まなければそのままスルーされる。一瞬警告が発せられるので、何事か?とビックリすることがある。
※アイサイトは雪が降っている場合や、地吹雪状態の場合、機能が停止します(クルーズコントロールやプリクラッシュブレーキ機能が停止しますが、運転自体は可能です)
図:アイサイトでツーリングアシストのレビュー動画
図:アイサイトの自動ブレーキ性能を比較
スピードリミッター
アイサイトだけではなく、レヴォーグは最近流行りの「アクセルとブレーキを踏み間違えて、コンビニに突っ込む」であったり、「バックでアクセル踏んで突進する」といったような行為を低減する機能が備わっています。これにより微妙なアクセル操作をせずとも、速度が出ないので、踏みすぎて切り返しをする機会も減ります。
前者は前項で記述したように、停車時に於いて、エンジン始動と縁石がある状態の時、アイサイトのカメラが前方に障害物を認知した状態の時は馬力制限が掛かり、縁石を登れないほどのリミッターが掛かります。
対して、後退時にもリミッターが存在し、同様に馬力制限が掛かります(低速で10km/hほどになります)。これによりアクセルによるスピードにリミッターが掛かるため、少しでもアクセル踏みすぎによるミスを低減することが可能です。(高速/中速/低速/OFFの4段階あり、メーターパネルに表示される)
しかし、この後退速度リミッター、あるシーンでは非常に困る事になります。それが「峠の狭隘区間下りに於いて、こちらがバックしなければならない時」です。峠は上りが優先ですから、こちらがなるべく後退しなければならないのですが、リミッターのせいで「バックで登れない・・・」という事が生じます。結構これ焦ります(八王子の和田峠で遭遇したシーンでした)
この後退速度リミッターの一時解除は以下の通り。一時解除は、アイサイトカメラについてる「プリクラッシュブレーキを2秒間押し続けてOFF」にする事で、リミッター解除が出来ます。作業が終わったら必ず元に戻しましょう。
- エンジンONで停車中、シフトはPの状態
- ステアリングの左下にある▲▼のパドルがあります(パドルシフトのパドルとは別に)
- 真ん中のパドルを引き続けると、設定画面に入ります
- 真ん中のパドルが決定キー、▲▼が選択キーになります。
- これで後退リミッターの制限をOFFにしてあげます。
図:取説203P付近に掲載されています。
欠点
自分がこれまで乗ってみて感じた欠点を列挙してみます。
- 燃費 - スバルのハイパワーターボAWDである以上これは仕方がない・・・しかしそれもかなり改善されています。ハイパワーターボ+4WDで街中で燃費11.0km達成しましたが、昔ではありえないことです。
- Aピラーが結構死角になります。特に峠道でのヘアピンでは進行方向が見えないので慎重なハンドリングが必要です。
- ビルシュタインダンパーの場合、橋のつなぎ目や道路の凸凹を結構拾ってしまいます。だからこそロールせず、また道路状況がよくわかる利点でもありますが乗り心地は悪くなります。
- 踏めば出てしまいます。100馬力程度のファミリーカーではないと、ハイパワーターボ車なので、アクセルワークが雑な人だとドキっとするシーンがあるかもしれません。しかし、アイサイトがそこはカバーしてくれてる感じです。
- エンジンの開け方やトランクの開け方がちょっとわかりにくい。
- シフトにSやLがない。エンジンブレーキを意図的に使用したい時は、パドルシフトに変えてパドルで操作が必要
- また、パドルシフトに変えなくてもパドルシフトが使えるけれど、通常のドライブに戻すにはシフトを一回がちゃがちゃやらないといけない
- 俗に言う低速のギクシャク。本来、CVTなので無段変速なのですが、レヴォーグはこれを擬似的に6段変速に仕立ててある。16kmでセカンド、25kmでサードに切り替わるこの付近でのアクセルオンオフで強めのエンブレが掛かる(渋滞や狭い街乗りでのダラダラ走行時)。これがギクシャクにつながってる。もう2段ほど低速側に設定があれば、スムーズになると思うんだけれど。
トランクはどこにもオープンするためのものがなく、最初戸惑いますが、ドアが開けられる状況になってるならば、そのまま取ってを掴んで上に引き上げれば開けられます。ガチっていう開けるための手応えのようなものが無いですが開きます。
図:スバル車のボンネットの開け方
燃費の計測
ウェブの情報によると、レヴォーグ1.6は、排気量が少ない点やアイドリングストップの効果もあって、一般道でも燃費15.0kmは出せるようです。自分のレヴォーグ2.0 STiは排気量が大きい点や18インチホイール、またアイドリングストップがついていないので、スマートな運転をして11.0km。
MFD表示の燃費とユピテルのレー探の2つを使って計測していますが、どちらもそんな感じです。ダラダラと乗ってしまうと普通に燃費8kmとかに落ちてしまいます。
ハイパワーターボ + 4WDで2リッター車でこの燃費を出せてるのはかなり凄い事ではありますが。高速道路だと移動燃費は15.0kmくらいは余裕で出せます。エンジン負荷を掛けないスマートに運転をすれば20kmまで行けるか?ここはこれから色々検証してレポートを載せてみたいと思います。
※ブースト計みながら圧を掛けず、またエンジン負荷を見ながら負荷率が80%や100%にならないような運転技術を身につければ、これくらいは出せるようになると思います(イコール、スマートな運転につながるのではないかと)。
※2020年冬のドライ路面、高速道路でスタッドレス(215/50/R17)でテスト。最高燃費は20.5kmでした。福島山間部でのテストでも17.5kmをマーク。なかなかの成績だと思います。
静粛性と直進安定性
非常に静かです。ロードノイズの話をされる人がいますが、それは標準のタイヤであるダンロップのタイヤの結果であり、現在装備してるブリジストンのREGNOなどは極めて静かです。エンジン音については、300馬力あるわけなので、強く踏み込めばそれ相応に入ってきますが、平時のブースト圧掛けない1500回転程度の運転の場合、静かに運転可能です。
タイヤは良いものを履くようにしましょう。
また、直進安定性についてですが、1.6リッター車は前後トルク配分が60:40のFF設定、2.0リッター車は45:55のFR設定になっています。しかしどちらもAWDの絶対的な安定性は非常に高いです。もちろん、コーナーリングでロールしてアンダーといったような事もないので、Good。特筆すべきはレガシィよりもコンパクトであるため、取り回しがとても楽。下手な5ナンバー車を買うより、また大きすぎるレガシィを買うよりこのサイズ感は良いです。
ダンパーに関して言えば、ビルシュタインダンパーは結構突き上げがあります。スポーツ仕様に振ってるものなので、当然といえば当然。より地面の状態や食いつきを考えればこれはオッケーなのですが、平時に於いて家族や友人を乗せる際には、かなり丁寧な運転を要求します。
運転時の疲れにくさ
代車で軽自動車、また以前乗っていたカローラアクシオGTと比較した場合、レヴォーグで言える事は
- 高速走行時の安定さと安心さが比較になりません(AWDと重量による所も多い)
- コーナーリングでの路面への食いつきが全く違います(タイヤが良いのもありますが、ビル足とトルクコントロールが優秀)
- 雨天時の水たまりであっても安定して走れる
- 高速道路を利用した長距離運転での疲れにくさ(カローラが100としたら70くらいの疲れで済む)
- 腰に優しいシートヒーターのありがたさ(Lowでも結構暖かくて、腰痛持ちには有り難い)
正直、レヴォーグ乗った後で、他のレンタカーで色々乗っても物足りなさ以上に、この辺りに大きな差があります。
実際に走ってみた
東京→鹿児島
連休を利用して東京⇔鹿児島の合計2500km(さんふらわぁフェリーで帰りだけショートカット)を走ってみました。夜中の9時に出発し、途中岡山・広島で一泊しつつ、鹿児島県の佐多岬まで。道中様々なシーンでレヴォーグの機能を検証する事ができました。
アイサイトの威力
東名 - 新東名 - 伊勢湾岸 - 東名阪 - 新名神 - 名神 - 中国道 - 山陽道 - 福岡高速環状線 - 大分道(寄り道) - 九州道を辿りました。帰りは東名を避けて、中央道を利用しました。この中で特筆すべき点は
- 全体の9割くらいはクルーズコントロールでほぼ運転が可能(ペダルワークはほぼ自動)である
- 夜間であっても車線認識はかなり良い。中央道でだけ認識が飛ぶことがあった(白線が掠れていた為)。
- 左端走行車線でクルーズコントロール使用時、前走車がICを降りるレーンに入っても、まだ追従してる為、減速時にこちらも減速するシーンがあった。
- アクティブレーンキープによる介入はマイルドだけれど、結構介入してるなぁと感じた。
- レーン逸脱時の警告は結構シビアに反応してくれる。一方で反応しないシーンもいくつかあった。
- 後続車の追い抜き警告(ミラーに表示される)は、便利。死角が割と大きいので助かる
- 渋滞時のクルーズコントロールは本当に楽で助かる停車後の再発進はちょんっとアクセルを踏むだけでOK
- 1回だけアイサイトの緊急ブレーキが発動(一般道での横道からの急な飛び出し車)。ブレーキ待機してたけれど、かなり前から発動して自動ブレーキが掛かった。非常に優秀な判断。ロックするようなブレーキではなくスマートに停車が可能でした。
- 車線割り込みがあっても車間を絶妙に取ってくれる(一般道では2、高速では3を自分は設定しています)
- 長い下り坂でのくルーズコントロールによるエンジンブレーキの使い方もなかなか良い(かなり強力に掛かります)
以上の10点。ちょっとした事故でよくありがちな「渋滞中のナビ操作してておかまを掘る」であったり、「急な割り込みに反応できず追突」、「制限速度を知らぬ間に超過していた」、「下り坂でパカパカブレーキ」、「意識低下時に走行ライン割る」といった事がかなり減らせると思います(それに頼った運転はNG)。
ただ、このクルーズコントロール。あまり慣れすぎると以下の怖い点があることは留意しておくべきでしょう。
- クルーズコントロール時は自動でブレーキ掛けてくれますが、一般道でオフの時も勘違いでそのまま低速で追突する可能性は高いです。緊急ブレーキで必ずしも助かるわけではありません。
- 上記の3.にあるように、運転者の意図しないシーンでクルーズコントロールのブレーキが発動すると焦る
- ブレーキを踏むとクルーズコントロールは解除されるので、知らぬ間に速度低下やクルーズコントロールのブレーキが有効であると勘違いしやすい。
- クルーズコントロール時でも、アクセルを踏めば設定速度以上に加速します。
- 信号を認識するわけじゃないので、前走車がいない時の信号停止は当たり前ですが人間がやる必要があります。
- トレーラーなどの全長の長い車による誤った車線変更がなされた場合回避できません。1回だけこういうシーンが中央道でありました(トラックの運転手が隣の車線の車をきちんと認識せずに車線変更はよくありますので注意)
- アクティブレーンキープは認識がNG時には介入してこないです(ポンって音がして認識されていないのは確認可能)
あくまでもアシストをする為の機能なので、いつでも停止できるように、ブレーキペダルに足を待機させておくべきでしょう。
燃費の計測
一般道を含めての自宅から鹿児島までのマルチファンクションディスプレイの燃費計では最高18.3km/㍑を達成しています。追い越しや坂道での踏み込みなどを減らせば、区間燃費では19.7km/㍑まで達成を確認しています。2リッター + ハイパワーターボ + AWDでこの数値はかなり良い数値だと思います。
山中湖→R139→R20→東京までの自宅での街乗りでは、17.5km/㍑も計測出来ています。
ECU経由でのブースト計では坂道でも、通常の使用ではブースト圧が1.0に達することは殆どありません(但し、S#モードなどの場合には一気に行く可能性はあります)。エンジン負荷率についても、非常に優秀で80%にまで達する事は殆どありません。下り坂でのエンジンブレーキでは最高9%まで落ちます。
ハイオク満タンで高速利用ならば最大で1000kmまで走行可能です(あくまでベストの値)。ちなみに、燃費計はトリップメーターをクリアすると、リセットされます。
図:18.3km時の写真撮り忘れた・・・・
走破性能
これだけの長距離を走ると様々なドライビングシーンに遭遇します。今までのカローラではその全てに対して自分で判断し自分でコントロールする必要があるため、精神的にかなり疲労します。しかし、レヴォーグの場合アシストのあるおかげで他にその注意を振る事が可能であるため、疲労感はかなり低減されます。
今回走ってみての走破性能を検証してみた結果は以下の通り。
- ビルシュタインダンパーはかなり道路がバンピーだと突き上げがキツイ(中央道や九州道では特に)
- コーナーリングでの安定感は抜群。ロールしない為安心して回頭できる。
- 追い越し走行時や合流時の加速は非常に鋭い為、スマートに合流・素早く追い越しが可能である。またその時の安定感も非常に良い。S#モードでの加速レスポンスは良すぎるかも。
- 長い下り坂でのエンジンブレーキはかなりよく効く。
- ブレーキパッドの効きは非常に強いので、やさしくフワッと踏む必要があります。逆に言えばしっかり止まれる。
- 雨天時であってもハンドルを取られることがない
- 明かりの無い暗闇の九州道でも十分な光量のヘッドライトで乗り切れます。
- 後退時にはスピードリミッターが作動するので、急激なアクセルでバックにならないように制御されてます。
- オートワイパーに関しては意見が分かれるかも。
- クーラーの効きは非常に良い。かなり早く室内が冷却される。暑がりにはありがたい。
- 後退時のバックカメラおよびサイドカメラの性能は非常に高い。また、前進時のサイドカメラは離合時には非常に役に立ちます。
- 非常に急な坂道では、発進時に傾斜に負けて若干後退する事があった。
- トルクが非常に強いので、急な坂道であってもグイグイと登っていける。
- 後退時に隣の車を後続車判定してピピピと鳴り響くシーンがあった。
- かなり回頭性が高いため、Rのキツイ高速道路のランプでも内側のラインに余裕を持って貼り付ける。
- ナビの制限速度や幅員減少警告はちょっと鬱陶しいかも。
- ナビのリアルタイム交通情報は便利な反面、鬱陶しいシーンも。重要な事故通行止め情報や大型車通行困難などの警告がなかったり。
- ナビのリアルタイムルート変更は渋滞を避けてくれるのはありがたい
- 反面、道を知ってる者からすると、開かずの踏切をわざわざ通そうとするルートを選んだり、ルート選択も高速優先や一般優先、ECOルートの数種類しか提示してくれない為、様々なルートを行きたい人間には不満かも。
- 2つ3つ先の右折左折の情報が少々遅い事がある。右折左折専用レーン警告も少し提示が遅い気がする。
- VICSの渋滞情報が不十分。主要幹線道路に関しての表示はあっても、脇道や幹線道路ではない部分では表示がないことも。Google Mapsのナビのほうがこの辺は優秀ですし、回避の為のルート選定についてもGoogle Mapsのほうが優秀です。
ナビに関してはカローラに付けてた安物のナビが意外と使えるナビであったので、ちょっとPanasonicの専用ナビは、自分にとって不満点が多い。MFD連動はありがたいのですが。
東京→北海道(道北、道東、道央)
今年の冬は雪が期待できるということで、後述のHIDフォグランプと、スタッドレスタイヤにブリジストンのアイスパートナー2を装備して、合計1400kmを走ってみました。その際の大まかなルートはマイマップにまとめてあります。苫小牧までの行き帰りは、さんふらわぁ さっぽろ/ふらのを利用し、ほとんどの行程は走りっぱなしです。道中様々な雪質の道を検証することができました。
アイサイトの威力
すでに指摘しているように、アイサイトはカメラを利用してるシステムであるため、以下の数点で冬の北海道ではシビアになります。高速道路は道央道、道東道 、その他バイパスを利用しています。
- 地吹雪(ホワイトアウト)すると、アイサイトは停止するので、プリクラッシュブレーキやクルーズコントロールは使えなくなりました。
- それ以外の晴れやドライ路面では、北海道は非常に有効に活用できます。
- 占冠周辺のとあるトンネルは、入った途端に内側が急激に曇ってしまい、一時的にアイサイトが停止。窓全開にして曇り除去が必要でした。外側ならワイパー回せば良いのですが。
- 雪道でのアイサイトによるクルーズコントロールはオススメしません。路面状況はエリアごとに異なり、人間が判断しなければあっという間にスリップして終わってしまいます。
- 道北エリアなどは殆どないのですが、十勝のような雪の少ないエリアは、周りの運転スピードや粗さが非常に目立ちます。かなり急激な割り込みや無用な追い越しも多いので、アイサイトに頼らず、追い越しが来たらサイドに避けて減速するアナログなテクニックを使いましょう。
- 高速道路での雪道アイサイトも、若干不安が残る。特にトンネル出口での横風は凶悪なので、法定速度よりも10km落とした状態で走るようにしましょう。
- LEDのヘッドランプやフォグランプは役に立ちません。着雪が酷いので、北海道ではHIDやハハロゲンランプ仕様にすべきでしょう。道北エリアで殆どレヴォーグを見かけなかった・・・・札幌苫小牧エリアだと結構見かけるのですが。
雪道は基本人間がマニュアル運転すべきでしょう。十勝や釧路エリアの場合は雪がこの時期はまだ殆ど無いので安心ですが、道北〜網走エリアまでは大雪、ブラックアイスバーンなどに遭遇しています。また、札幌〜洞爺湖エリアまでは、他の圧雪アイスバーンとは異なり、重たい水気の多い雪で非常にスリッピーです。
図:峠一個超えただけでご覧の通り
燃費の計測
1400km全体の平均値が17.5km/㍑でした。平地でもさすが北海道、信号機の間隔も薄いのとアップダウンは激しくないので、17インチにインチダウンした事も含めても、スタッドレスでこれだけの燃費を叩き出せてるのは、非常に優秀だと思います。
また、高速道路の区間燃費では、過去最高の20.5km/㍑(だいたい、200kmくらいの区間)も叩き出せています。メーター半分で給油するようにしていますが、3回の給油で十分回れました(30㍑ * 3 = 90㍑)。満タン法での雑な計測ならば、燃費15.5km/㍑という計算になりますね。
夏のエアコンガンガンと違い、冬はエンジンの排熱利用してのエアコンだからというのも燃費に貢献してるのかもしれない。
図:冬のほうが燃費良いです
走破性能
雪の全く無い十勝〜釧路以外での、AWD性能および電子制御、フォグランプの重要性を検証してみました。道北の極上のサラサラ雪、オホーツク側のアイスバーン・ブラックアイスバーン、苫小牧〜洞爺湖エリアの水気の多い重めの雪とあらゆる雪道を経験できました。
- 着雪がすごい中、HIDフォグランプは着雪することなく走破できました。ヘッドランプが着雪がありましたが、ヘッドランプもウォッシャーで流せるので、これは流石だなと思いました。
- 傾斜の厳しい、新雪の雪の積もってる浜頓別のとある場所で登坂をテスト。タイヤがしっかりしてるのもありますが、なんの躊躇もなく上りきることができました。
- 逆にブラックアイスバーン込の長い下り坂。もちろん、50km以下まで減速の上エンジンブレーキを効かせてた場合ですが、スリップもなく安心して下り切ることができました。
- 豪雪の霧立峠越えをチャレンジ。朝5時の非常に厳しい時間帯でしたが、圧雪アイスバーンはバッチリの走行性能。ただ、除雪が足りないエリアもあり不安でしたが、新雪であったので腹がつかえることなく深めの雪道でも走破できました。
- スリップランプが1回だけ付くシーンがありましたが、ハンドルを真っ直ぐ持ってブレーキを踏まずに安定させれば電子制御でしっかり立て直してくれます。もちろん、80km超えの速度ではNGですよ。タイヤの限界超えればいくら電子制御があっても、クルっと回ります。
- ABS効かせるようなシーンが無かったので、バカでかい駐車場で急ブレーキを掛けてみた所、タイヤの性能が良いので新雪でもそこまで制動距離伸びずに止まれました。もちろんハンドリングもバッチリ。ABS稼働中は制動距離が伸びるわけですが、そもそも、ABS掛けてしまわないようなブレーキングは身につけておきたい所。
- 苫前のエネオスで給油時に給油口が凍結して開かなくなるトラブル。店員さんにお世話になってなんとか空きました。
- 電動サイドブレーキですが、掛けてホテルに止まってましたが、凍りつくこともなく(浜頓別の当時の気温は-13℃)
- ウォッシャーは2㍑の寒冷地仕様を充填してスタートしていますが、5日間の走行で尽きました。2㍑じゃ足りないかも。4㍑満タンまで入れておくべきでした。
車高が低めという不安要素はあるものの、急制動、急発進、急ハンドルといった真似さえなければ、ストレスなく走破できたと思います。あれだけの様々な雪質全てをクリアできています。ミニバンなどの車高の高いクルマと違い、雪道でのどっしり安定感はグランドツーリングワゴンを称するに値します。
但し、雪道での300psはアクセルワーク、ブレーキワークはカローラ等と比較するとシビアなので、ここは普段から訓練は必要だと思います。加速力が非常に高いという事は、細かなペダルワークが出来ないと、自制しないと制御出来なくなるシーンも出てくるかもしれません。
図:非常に頼れる相棒でした
新型レヴォーグとの比較
ディーラー試乗で、2020年新型レヴォーグのSTIモデルを乗ってみました。1.8リッターレギュラー仕様のエンジンのみになってしまい、また若干横幅が広がったという事だったのですが、現在乗ってるC型レヴォーグから比較すると
- 電子制御ダンパーのチューニングを車内のパネルから変更できる先進性
- ブレーキの効きがかなり強いので、旧型レヴォーグに乗ってると、かなりブレーキペダルの操作は細かく行う必要がある
- シフトレバーの位置が従来よりも高めの位置にあるため、シフト操作時にスカってミスるという事がなくなった
- 燃費は格段に向上。おそらく街乗りならば2km/リッターは上がってる。
- 車幅が広がり、一方で車内のスペースが減らされてるものの、気になるレベルにはない。レガシィの車格アップのようなマイナスイメージは感じませんでした。
- 燃費計のMFDのモニタや、運転席からの燃費状況確認はしにくくなった。色が緑色から灰色一色でここはマイナスポイント。
- トルク不足はどうか?と思ったのだけれど、e-Boxer非搭載車ながら、十分なトルク感はありました
近い将来、もうこの手の車には乗れなくなってしまう時代が来るだろうけれど、買って損はない一台には違いないです。
カスタマイズ
パドルシフトカバー
レヴォーグには、マニュアル操作用のパドルシフトが装備されています。とはいえ、自由自在にMT車のように扱えるわけじゃなく、回転数やスピードに合わせて、自動的にシフトが変わってしまうので、不満のある点でもあります。しかし、レヴォーグにはシフトに「S」や「L」が無い為、いくつかのシーンでパドルシフトを使う必要性があります。主に
- 長い下り坂でのエンジンブレーキをかける為
- 高速合流時にキックダウンを使わず、シフトダウンして加速させる
- 交差点右左折時に、セカンドに落としてゆるやかに曲がる(3速だとややつらい)
このパドルシフトですが、サイズがやや小さめであるため、時々空振りする事がままありました。そこで、確実にミートさせる為に使うのが「パドルシフトカバー」。強力な両面テープで既存のパドルシフトにかぶせるだけの簡単仕様。金属なので頑丈なのと操作感が良かったです。
ユピテルのレーダー探知機を使う
前の車から引き続き、ユピテルのGWR503sdを装備させました。自分への戒めやおまじないみたいなものですが、従来のレーダーや最新のレーザー測定器にも対応とのこと。ただし、移動式オービス(街中30kmでネズミ捕り)などは多分、探知が難しいと思います。
ただ過去の測定箇所に於ける位置情報なども収録されているので、あって損はありません。
シガーソケットからの給電の他にOBD2アダプターをつなげれば、OBD2ポートからの給電とECUからの情報を取得して表示させる事ができるので、自分の場合ブースト計、移動平均燃費、エンジン負荷率といったメーター表示をさせています。ログも取れるようです。
ただしそのまま取り付けても、すぐシャットダウンしてしまいます。OBD2アダプター側のディップスイッチをスバル車の設定にしてあげないと値も取れません。ここは注意点ですね。
図:補助メーターとして使えるのは便利
ELM327 OBD2スキャンツール
OBD2ポートからECUのデータを取得してBluetoothやWiFi経由でスマフォのアプリに送り、メーター表示やデータのロギングが可能になるのがこのスキャンツール。前項のユピテルのレーダー探知機も同じような機能を持っている。また、HKSからはFA20エンジン用のOB-LINKという製品が出ている。
ELM327の場合、主にTorque Proといったアプリを利用してメーター表示している人は多いと思います。但しこのアイテムは使う上で注意が必要で、OBD2からの電源供給を受けているものの、ユピテルやHKSのそれと違い、エンジンオフにしても電気を消費してしま(バッテリー上がりにつながる)。ボタンでオンオフができるといっても、忘れたら大変なので、常時電源ではなくACC電源に改造して使うようにしたほうが安心です。
バッテリー上がりが心配な人は、OBDLink MX+を使ったほうが良いと思います。こちらはイグニッションオフで、スリープに入るようになっています。
取れるデータは車種によって異なるけれど、本当に様々なデータが取得できるようになっています。但しレヴォーグの場合は、表示できる項目がそのままでは少ない・・・この表示できる項目というのは、ECUデータのPIDというものを調べて取得するんですが、これを調べるツールが「Car Scanner」。これのCustom Sensorで調べて(Subaru Packというものを使用)、PIDを拾い、Torque Proの拡張PIDで入力登録すれば使えるようになります。
※Raspberry Piと基盤でOBD情報をPythonで取得されてる人もいるみたい。面白いですね。
※但しOBD2は複数のデバイスと同時通信ができないので、暖簾分けハーネスを使っても、複数の機器にデータを送ることができません。
図:エンジンデータを取れるスグレモノ
USBポートの注意点
レヴォーグには前に1個、後ろに2個(ケースによっては前が2個。うちの車はここがナビからのHDMIポートになってるので1個だけです)のUSBポートが装備されています。スマフォの充電や各種USB機器をそのまま利用できるようになっているので、シガーソケットからの拡張は通常必要ありません。
しかしこのUSBポート。1A未満の本当に通常のUSBポートであるため、ハンディカムなど給電しながら撮影といったものに使えません(電力不足で)。これを解消するには、シガーソケット拡張のUSBポートで2A以上の給電ができるものを使いましょう。こちらの場合、大電力なのでスマフォの急速充電も可能になります(実機で確認済み)。
自分が使ってるハンディカム Sony HDR-CX670では自宅では給電しながら撮影可能ですが、レヴォーグではできなかったので、そのままでは車載動画の撮影ではバッテリー頼りとなり、長時間撮影ができません。但し、モバイルバッテリーからの給電では動作しました。
そこでAnkerのPowerDrive Speed+というものを利用しています。急速充電、2A以上給電、USB Type-C対応などこれ1台で需要が満たせるだけでなく、2A以上対応なので、Raspberry Pi3以降のボードコンピュータも利用が可能になります。自分のスマフォがUSB Type-Cである事もあって、これはありがたいアクセサリですね。
図:急速充電対応のシガーソケット変換
フットライトイルミネーション
車のカスタマイズの王道と言えば、ドアオープンで足元がジワッと光るフットライトイルミネーション。普通、これを実現するには、電装系パーツを買い集めて、自分でギボシとか作ったり電工ペンチでカシメたりしてブツを用意し、配線ガイドという棒を使って汗だくになって実現するものです。冬に作業はしましょう。
レヴォーグの場合専用のキットが販売されています。すでにキット化されているので自分でパーツを作る必要はありません。但し取り付ける際の注意点として
- 助手席側にもランプ付ける場合、配線ガイドを使って配線を渡してあげるけれど、非常に狭いので引っかかることがある
- アースをきちんと取らないと当たり前ですが光りません。電子レンジのようにアース付けないというのはNGです。
- 足元に潜り込んで結束バンドで他の線に固定する必要がある。
- アース取る為に既存のナットに取り付ける。この作業の為には10mmのメガネレンチが必要。コーナンあたりに売ってる工具キット(2,300円)に入ってるので、購入しましょう。
図:電子工作のキットみたいな感じ
図:取り付けてみた
ヘッドランプの交換
山を走ってると、唐突に鹿が飛び出してきて衝突するということが、北海道や長野では割とよくあります。自分も北海道で1回、つい最近長野で1回ありました。北海道の場合車速が高いために車の全面が大破というケースもあります。
長野で衝突したケースでは、警戒して低速で走っていた為、ボンネットの一部の凹みと左側ヘッドランプのカバーが破損しました(板金15万円コースです)。レヴォーグのヘッドランプは灯体一体型(プラグ交換出来ない)なのでヘッドランプ自体が無事でもカバーだけでは販売されていないので、全交換になります(新品だと1基10万円)。たまたま中古品を手に入れる事が出来たので4万円程度で済みましたが、このカバーかなり薄いので割れやすいので、要注意です。山間部は法定速度よりも低めに夜間は特に要注意です。
山間部を走る、鹿によく遭遇する人はレヴォーグに「鹿笛」を気休めでも装備すると良いでしょう。
※A〜C型と、D型以降、新型ではヘッドランプの型式が異なるので注意。特にA〜CとD型以降とは見た目は似てるけれど、D型以降はウィンカーが内蔵されてるタイプになる(A〜C型はウィンカーは下部に別になっており、D型のウィンカー部分はハイビーム用ランプとなってる)
図:角が刺さって変な割れ方した
フォグランプの交換
レヴォーグには大きな問題点があります。それがフォグランプの交換。問題点とは以下のような感じ
- D型レヴォーグ以降はLEDとユニットが一体である為、例えばハロゲンや黄色色に変えるとなると、ユニットの交換をしなければならない。C型までは、バルブ交換だけでOKです(型番はKOITO 114-11697になるのかな)。
- STI Sportsには、純正ユニットで「黄色」の設定が存在しない@ディーラー談
- C型まではフォグランプ周辺のカバーが丸。D型以降はカバーが四角。
- C型 STI Sportsだけは、純正でD型のLEDユニットが搭載されてしまっている
図:D型は四角、C型は丸。ここがポイント
自分の車はC型 STI Sportsなので、丸形フォグランプがそのまま利用できます。また、このLEDフォグランプですが
- 白色フォグランプであるがために、霧時や降雪時には乱反射して逆に見にくくなる
- LEDは雪の着雪に対して無力。そのまま凍りついてしまう。ハロゲンは発熱で融解させることが可能
- また、ユニットを交換することで、バルブ交換だけで済む
といった形でデザインを優先した結果、実用面が疎かになってしまい、特に雪国での実用性が低下しています。これを解消するのが目的です。C型STI Sportsに合致するであろう規格は、H8型の90mmになるかと思います。有名所ではIPFの101FLや101FLGになると思います。D型以降にこれら丸型が使えない理由は
のが原因。D型のフォグランプはそれ自体丸形なのですが、よくみると、上下に四角になるように遮蔽板がついています。普通の丸型をここに入れてしまうと、フォグランプの灯火をカバーが邪魔することになるため、保安基準違反になってしまうわけです。一方、C型までのカバーは丸形なので、この基準に抵触しません。
尚、今回自分のレヴォーグには雪道での着雪を防ぐ、黄色という要件で以下のキットをバッ直にてHIDコンバージョンキットを用いて装着をしています。
HIDバルブは3000Kほど。ハロゲンランプより明るく、熱を持つので着雪にも強い。バルブはH16形状が対応。
図:HIDのバルブは空焚きが必要です
参考URL:
カーテシランプ
ちょっと豪華ないい車にあるカーテシランプ。レヴォーグには搭載されていません。ドアを開けるとランプが光るものですが、BMWなどは地面にメーカーロゴなどが広がってちょっと楽しくなるグッズです。世の中にはこのカーテシランプをロゴ入のものに取り替えるだけで、この素敵なランプに変わるものがあるのですが、車種問わず取り付けられるタイプのものをつけてみました。
ランプをドアの適当な位置に両面テープで止めるだけ。もう一方のドア閉め検知用のマグネットも感応部分と平行になる位置に貼り付け。電池式(単4を3本)なので電装系弄る必要もありません。
ドライブレコーダー
フロント側
これも前車から使ってるDriveman GP-1を自分は好んで使ってます。警察も利用してるというドラレコで、64GBのSSDが使えるだけでなく、常時撮影タイプ(5分毎にファイルが生成、ディスク一杯時は古いのから削除されていく)、広角レンズ、2K画像で録画可能(5分で300MBくらいかな)。車載動画撮影にも使えます。
また、イグニッションオフすると少量の電気消費でセキュリティモードで撮影を続けてくれるので、いたずらなどされても撮影で捉える事が可能。音声も録音されていますよ。
シガーソケット給電だけでなく、ヒューズパネルから電源取るタイプの2種類があり、自分は後者をチョイスして取り付け。但し、アイサイトがあるので、ルームミラー背後とかには設置は不可能。ピラーよりの隙間に設置することになりますが、画角によっては運転席側をカバーできないので位置決めは慎重に。
レヴォーグはWRXやGC8インプレッサと違って、エアインテークはそこまで気にならないので、意識して画角を上にするように調整する必要はないと思います。
※リアにドラレコを付ける場合、リアワイパーのモーターの配線から電源が取れるようです。リアにもドラレコ必要な時代です。
図:一番使いやすいと個人的に思ってる
リア側
最近は、フロントとリアのセットで売ってることも増えたドラレコですが、リアはスモーク貼っている人も多いハズ。そうなると、セット品のカメラだと薄暗く写ってしまいがちで、また小さなドラレコのケースが多い。今回、リアにはユピテルのリア専用スモークフィルム対応のSN-R11を追加で装備してみました。
リアですが、フルHD撮影可能で、ドラレコ撮影中ステッカーと合わせれば、あおり運転してくる方に効果高いと思います。
32GB Class10まで対応なので大容量。1080p/30fpsで撮影可能となっており、WiFi機能もついている(ただし、WiFiで接続中は録画されない。スマフォアプリで後ろを観測できるので、古いAndroidスマフォを流用すると良いです。アプリ側で録画し、スマフォ内に保存する事が可能ですので、32GB以上のSDカードを使いたい場合は、スマフォを利用すると制限を回避可能)。
リアからの電源のとり方は、こちらや、こちらを参考にすると良いです。
図:なかなかスタイリッシュ
ドラレコ用のSDカード
ドライブレコーダー用に普通のmicroSDカードを使っている人を多く見かけますが、あまりよろしくありません。この手の常時録画用ドラレコでは、常に読み書きしている点や冷気・熱気に晒される過酷な環境、なおかつ高解像度のデータをリアルタイムで書き込みする点から以下の基準を満たしたものを購入すべきでしょう。
- microSDカードが主流ですが、通常のSDサイズのタイプもありますので、選択は要注意。
- 書き込みはclass10もしくはUHS-I対応の高速読み書きできるタイプを選択
- ドラレコの場合、SDHC規格が多いです。SDXC規格未対応のものですと、SDXCの大容量を購入すると書き込みができません。
- sdカードにはさらに、TLC、MLC、SLCの3つがあり、通常はTLCで安価。但し読み書き耐久1000回程度で、常時録画に向きません。コスパを考えるとMLCのものを選択しましょう。SLCは耐久性は素晴らしいですが価格も素晴らしく高価です。
カメラマウント
車載動画だとカメラマウントが必須です。昔と違って様々なカメラマウンタが販売されているので、三脚で固定したりだとか妙な工夫をすることなくハンディカムを固定化する事が可能です。
自分の場合、ダッシュボード設置のカメラマウンタおよび助手席側ヘッドレスト固定のアーム型マウンタの2種類を設置してあります。前者は車載動画を取るために、後者は車内の様子を撮るために利用します。
ANDECHSyouというゲル式吸盤タイプのをダッシュボードに設置。撮影してみた感じは揺れにも強く、取れたりもせず利用できています。車の車載以外でも活用できそうです。一方、ヘッドレスト固定のベストアングル11というアームタイプを助手席側ヘッドレストの部分に取り付けてます。これはクランプ式なので、ガッチリ固定はできますが、レヴォーグの足回りだとかなり段差で揺れてしまうので、現在対策を考えています。
図:安定して取れてます
スマフォマウンタ
車載動画を取るのにスマフォを使ったり、またレヴォーグはカーナビの位置がちょっと低い場所にあって見にくいということもあって、Yahooカーナビを補助ナビとして使うといった場合に使いたいのがこのマウンタ。
転席目の前のメーターフードに取り付けるタイプで、両面テープやゲルなどではなく、バインダーのように挟み込むタイプでガッチリ固定してくれる。しかもこのアイテムはレヴォーグのメーターフードの厚みにピッタリフィット。
車載動画を取る場合は、カメラを90℃立てて、カーナビの場合は60℃くらいの傾斜で固定して使っています。弱点が一つあって、このスタンドの上部のスマフォを引っ掛けるポイント。これがゴム製で土台のプラスチックに接着剤でついているのですが、接着力が悪くゴムごと取れてしまい、スマフォが外れるケースがありました。
ダイソーのプラとゴムで使える超強力接着剤で固定するゴムと土台のプラを固定をした所非常にGoodな状態になりました。6.4インチサイズの大型なスマフォにケース付きでもガッチリホールドできるようになり
Fire TV Stickを使う
FireTV Stickは一本あると何かと役に立つエントリーにて、すでに記述していますが、レヴォーグの標準ナビにはHDMIポートがついていて外部からナビ画面に対して入力が可能になっています。例えば手持ちのポータブルBDプレイヤーや、PCを接続してサブディスプレイ、ハンディカム映像を直接ナビで確認といったような事に幅広く利用可能です。
但し、出ているコネクタがPC向けで「オスピン」であるため、Fire TV Stickは直接接続できません。HORICの中継アダプタでオスメス変換してあげると、普通にFire TV Stickをナビに接続することができるようになりました。
WiFiがさらにあれば車内でAmazon Prime動画も楽しめますがパケットを考えると現実的ではない。主にスマフォからのミラーリングやポータブルNASの動画をテザリングのLAN経由で流したり(LANなのでパケットは消費しない)、キーボードやマウスが使えるので、車載PC代わりにしたり、アレなアプリとゲームコントローラ接続してゲーム機にしたり。
標準のUSBポートからの給電で十分動作するので出費は中継アダプタだけでOKです。
※但しテザリングは安定しない事もあります(キャストが途中で途切れる事もあるのでポータブルのWiFiルータのほうが安定すると思います)。
図:Prime動画観るにはWiFiも必要だよ。
iPadでナビをやる為に
多くのAndroidデバイスは、MHLに非対応なので、HDMI出力できないものが多いですが、iPhoneやiPadはケーブル接続でHDMI出力が可能です。HDMI出力先をナビのモニターにすれば、ちょっとしたCarPlay気取りです。
そのケーブルですが、iOS13対応のものは、現時点非常に少ないです。そんな中動作確認できたのが、このケーブル。ただし、このケーブルも購入時点では、iOS13に非対応で刺しても、画面でなかった。。以下の手順でケーブルのファームウェアをアップデートすると、使えるようになります。
無線のミラーリングと違って遅延がないのとLANが不要なのは良いと思います。マップの通信は必要ですが。
- iPadにEzcastアプリを入れて、起動する
- ケーブルをモニター、USBポート(電源供給)、そしてiPadにそれぞれ繋ぐ
- しばらくすると、承認するかどうか聞かれるので、承認する。
- ファームウェアアップデートの画面が出るので、ファームアップを実行する。
- アップデートしたら、一度アプリを終了。iPadも再起動する。
- 再度、2.を実行して、つなぐと画面出力ができる
操作はiPad、閲覧はナビのモニター。音も車体から出るので、Google MapsやYahooカーナビなどのナビアプリを入れておけば、格安ナビは不要!!
図:こんな感じのケーブル
図:ケーブルなのにファームのアップデート
図:モニターに出力してみた
車中泊をする為に
リアシートを倒すと車中泊にピッタリなフラットな空間を確保する事ができます。ステーションワゴンだからこそできる技ですね。しかし、倒したからといってそのまま雑魚寝できるか?といったら、凸凹はあるので痛くて寝られません。必要なものはマット、そして寝袋と枕。
枕は自宅のを持ち込みで良いとしても、マットはサイズ感とかあるので、レヴォーグ専用に作られてるマットなどが望ましい。結構高いので、自分はKaRaDaStyleの赤いマットを入れました。また、布団代わりに寝袋も購入。
また、作業用や車内での明かり確保として、LEDランタンなどもあると、車中泊が捗ります。USB充電タイプのを購入したので、レヴォーグで充電ができますし、モバイルバッテリーで動作も可能。上に引っ張り上げると点灯するという変わった仕様でした。
ただこれだけでは、冬の車中泊は寒すぎて死ねるので、毛布は持ち込みましょう。
図:マットは折りたたみタイプがおすすめ
図:警告灯にもなるマルチなLEDランタン
GPDWIN2を車載してみた
車載PCは憧れの1つであるものの、これまではハードルの高いものでした。理由は電源。通常のPCではいわゆるコンセントが必要であることと、ノートPCでは非常にかさばる。車載にピッタリなPCということで手持ちのGPDWIN2を車載してみました(単に持ち込んだだけだけれど)。
車載にピッタリな理由は
- 非常に小さなポケットコンピュータである
- microHDMI搭載でカーナビに対して画面出力が可能である
- 充電はUSB Type-Cケーブルで行うので、車載でも電源確保がしやすい
- 小さな筐体でありながら、パワーのあるCPUと大容量RAM搭載
- Windows10搭載なので様々なアプリケーションを動作させることができる。
- RaspBerry Pi3と違いバッテリー搭載なので、エンジンを切ってもしばらくは動作が可能(電池が減れば自動でスリープ)
- Steamで大神が動作する。
- 他にもアレなゲームやなんやかんやで車内でゲームを楽しめる(SteamやアレやPCゲームなども)
- Bluetooth搭載なのでマウスやキーボード、ゲームパッドが利用可能(ゲームパッドは本体にも存在するけれどね)
- 無線LAN搭載なのでネットももちろん可能である。
- SSD + SDカード仕様なので衝撃にも強い
といったように様々な恩恵を小さなコンピュータで簡単に実現可能です。ウェブカム + 大容量HDDを使っての長時間ドラレコ撮影なんかもできるかもしれませんが、弱点は「排熱フローの悪さからくる本体が熱くなる」という問題。長時間のハードな使用ではクーリングが必要です。
画面サイズがレヴォーグのナビにピッタリで、またmicroHDMIをコネクタ経由でつなげると遅延なく表示ができるだけでなく、ゲームのBGMも車のスピーカーを使って出力するので、結構迫力があります。
Steamでは大神が十分プレイ可能です。また、Hangoutを使えばナビに相手の画面だしながら車内で会議ができますね。
図:ナビに表示されるWindows10の画面
図:GPDWIN2はこんなにも小さいPC
自分のレヴォーグにはSUBARUのビルトインナビであるPanasonicのCN-LR720Dというカーナビが搭載されていました。最近のナビはスマフォに押されてはいるものの、「車速パルス連動」だけは取り柄の一つです。しかし、ナビの一番の肝である「検索性」に関しては完全にスマフォが優位です。
そこで出てくるのがNavicon。このナビでも使えるみたいで特徴は
- Google Mapsアプリから共有で場所をNavicon経由で渡す事ができる
- Naviconアプリ(Google Mapsを使用してる)から作成したルートを元にナビが可能である
- 他の連携アプリからの位置情報をナビに送り込む事が可能
といったナビの弱点をスマフォで補おうというアプリです。単独でピンを打ってナビに送るだけだったら、操作性をカバーしてるだけなのですが、Google Mapsにすでに蓄えてたり、検索した結果出した近場のガソリンスタンド情報などの位置情報を共有で送れるのは非常に良いと思います。検索はGoogleが一番。
使うためには事前にスマフォをBluetooth接続でナビと連携させておく必要があります。
- スマフォのBluetoothを有効にしておく(ペアリングを済ませると以降は自動接続)
- ナビのMENU⇒情報・設定からスタート
- システム設定⇒Bluetoothに入る
- 機器登録からまずはスマフォを登録しておく。
- 端末登録設定画面では「ハンズフリー」を選択
- ペアリング先はCARMEDIAとなります
- スマフォ側から接続要求を出し、ペアリングを実行。
- オーディオ接続するか?では接続を選びます。
- これでNaviconが使えるようになりました。
- スマフォでGoogle Mapsを起動する
- 自分の蓄えているポイントや、検索した結果出てきたポイントをタップ
- 場所を共有をタップして、送り先アプリはNaviconを選ぶ
- Navicon側で受け取ったら、ナビへ送信予約をタップ
- これでナビを操作する事なく、スマフォからナビで行き先を指定できました。
ちなみに、上記の方法は単一の目的地のケースになりますが、以下の手法で色々な場所を経由地に指定してまとめて、カーナビに送り込む事も可能であることがわかりました。
- Naviconメイン画面の下にある♥マークをタップ
- ルートプランタブをタップ
- 新規ルートプランを作成をタップ
- ルート名を入れてとりあえず、完了をタップ
- Google Mapsアプリから行きたい場所をタップして、共有⇒Naviconへ送り込む
- Naviconで表示されたら、♥マークをタップする
- ルートプランタブをタップし、3.で作成しておいたルートプランを開く
- 末尾に経由地を追加をタップ
- 地図に表示中のピンをタップ
- 候補が出てくるのでそれをタップ
これで、ルートプランに追加できたので、ルートプランが表示されてる下にある「送信」⇒カーナビに送信で、レヴォーグのナビに経由地まで含めてまとめて目的地をセットしてくれます。このルートプラン機能はドライブに最適で
- 単一の目的地だと毎回同じようなルートを行かされてマンネリになるのが、防げる
- いちいち目的地をプールしておいて、その都度セットする必要がなくなる
- 予め旅行プランを練って、そのルートで探索させる事ができるのでタイムキーパーがしやすくなる
など、ドライブであちこち探索を既にかなりしている人に向いてる機能です。(但し、ルートマップの場合、道の案内は基本高速道路を通るルートになるため、下道派の人には向いていません)
図:Naviconでの操作の様子
図:ルートプランでまとめて送信も出来る
ETC2.0
レヴォーグに搭載されているナビ連動のETC2.0が搭載されています。これまでの料金所での自動精算という基本機能だけではなく、道路交通情報の配信、安全運転サポートなどをしてくれます。道路脇にあるITSスポットから配信された情報取得、ナビがそれを表示してくれたり、ラジオのように高速道路の渋滞情報などを得ることができる。
自車のナビだと、FM多重放送での受信、渋滞情報をナビに表示(従来のVICSでもありましたが)、迂回路の指定、落下物や故障車などの情報がそれに伴って表示されるようになっています。将来的にはこのETC2.0を利用してTIMESのような駐車場などの料金支払の自動化などもあるとか。
現在圏央道などはETC2.0割引もあったり、地方の道の駅利用の為の一時退出でも通しで乗っていたものと看做すなどの特典があり、レヴォーグでの大旅行でもこれらは恩恵に預かりました。
レヴォーグのETC2.0についてはこちらに詳細が記載されています。
図:運転席の小物入れの所に設置されてました。
USB給電アロマディフューザー
最近導入した、芳香剤の代わりに使ってるUSB給電のアロマディフューザー。超音波式で加湿器のようなスタイルで直接セットしたアロマオイルの瓶から吸い上げて噴霧するタイプ。実際に使って計測してみた所、10mlの瓶1本でおよそ20時間は利用可能(実際のドライブが1回10時間運転で2回分と考えられます)。
小型の10mlタイプであれば一般に売られてるアロマオイルの瓶をそのままディフューザーに取り付けて利用する為、中身の交換は容易です。芳香剤と違って多種多様な香りが調達可能であり、芳香剤のようにすぐに蒸発して消えるということが無いので、アロマオイルの大瓶100ml等があればコスト的にもかなり有利になります。10ml瓶に補給するスポイトもあると良いでしょう。(7mlタイプだと底が浅い為、デバイスのストローのリーチと接触してしまうので、10ml瓶を使うようにしましょう)
芳香剤にはない「パッションフルーツの香り」等、自分の好みの香りをドライブに利用できれば最高の環境になるので、乗っけておきたいアイテムです。
ただし気をつけないと行けないのは、本物のアロマオイルは純粋にオイルなのですが、プロピレングリコールと香料で構成されてるものもあり、多くは本来は電子タバコ用です。アロマに使うには匂いが弱い、化学合成の為気持ち悪くなる等色々と不具合があるので、オススメは出来ません。
日々のメンテナンス
エアコンフィルター
レヴォーグのエアコンフィルターは、1年もしくは10,000kmで交換が推奨されています。ゆえに車検毎交換だと期限をオーバーしがちなものですが、エアコンの効き具合は燃費に地味に効いてくる要素なので、しっかり交換すべきパーツです。
フィルターは助手席側グローブボックスにあるので、以下の手順ではずして交換。純正品以外でもこんなのがAmazonで売ってます。
- グローブボックスの左側の端にあるダンパーのようなところのひっかかりを外す
- グローブボックス両脇奥のひっかかりをはずし、グローブボックス自体を外す
- エアコンフィルタの4点の爪をつまんで、引き出す
- 新しいエアコンフィルタを入れてもとに戻す。
オイル交換
エンジンオイル
基本的にはメーカー指定もしくは推奨のエンジンオイルを利用していれば問題ありません(降雪地域はまた少し違うかも)。レヴォーグ 2.0 STiでは5W-30のSUBARU MOTOR OILという純正オイルが入っています。1.6は0W-20が入っているようです。前者はまぁ、普通のオイル、後者はより燃費を意識したオイルという位置づけのようです。
交換基準は、1年もしくは5000km走行時。ハイパワーターボ車ですので、5000km交換は基本中の基本かもしれません。ディーラーで交換でなくとも良いとは思いますが、あまりおかしなオイルを入れたり、汚れなどを意識せずにただ安いというだけで、どこぞの業者で交換はやめておいたほうが・・・通常はオイルフィルターも交換します。レヴォーグは4リッター強必要。
デフオイル
AWD車には前後の2箇所にデファレンシャルギア(通称デフ)と呼ばれるものがついています。これら駆動系に関するギアはエンジンオイルと違って頻繁には交換しませんが、だからといって交換しなくても良いというものでもありません。レヴォーグの場合おおよそ40,000kmで交換が目安のようです。通常のエンジンオイルと同様、ギアの潤滑を目的としたオイルであるため、燃費向上、ギクシャクの解消など色々な面で地味に効いてくるかも。
なお、新車時は最初のオイル交換時(4,000kmくらい)にでも一度交換しておくと良いかも。デフは20万円くらい修理費用掛かるので。。
CVTFの交換
レヴォーグに搭載されているリニアトロニックCVTですが、メーカーの説明では交換不要となっています。また、このオイルは無闇矢鱈に交換すれば良いというものでもなく、髪の毛一本、ホコリの1つでも入れば異常を来す可能性があるので、交換にあたってはシビアな管理が施工者には求められます。
ディーラーでも交換が可能ですが、ディーラーの場合には「抜いて入れる」だけの単純な交換だけとなっているようです。
交換に当たってはウェブでも賛否両論分かれていますが、概ね
- シビアコンディション・過走行の場合(10万kmを超えてるようなケース)は、コンタミチェッカーでコンタミが多い場合は交換しないほうが良い
- メーカーでは交換不要となっているものの、通常のATFは交換が当たり前である事を考えても、4万km程度での交換が望ましい(熱によるオイルの劣化は避けられない)
- 不具合のリスクを考えると、実際にはプロショップでは、トルコン太郎を利用した圧送式でのCVTF交換に対応してるようなお店での交換が望ましい
- レヴォーグの場合は、スバル指定の専用のオイルを推奨する(特に2.0リッターモデルはスポーツリニアトロニックのパフォーマンスを考えると代替品よりも純正)
ということで、今回92,000kmで、トルコン太郎にて交換を実施してみました。実績のあるこちらのお店に3日預けて交換をお願い。ガスケットおよびオイルパンは新品に交換しています。通常はスバルCVTフルードリニアトロニック2と呼ばれる専用のオイルを使うようですが、2.0リッターモデルの場合には、ハイトルクCVTフルードリアトロニックを利用するようです。交換してもらった結果、1000kmほど走りましたが
- 低速時(16kmや25km付近)でのギクシャクが低減しました。
- 加速性能について体感ですが、若干改善しました。
- 燃費についても、1km~2km程度の改善(あくまでもケースによりますが)
- 低速時のトルク感はアップしました(ちょっと怖いくらい)
など。ディーラーでの交換の場合は、圧送式は使えない為、2万kmごとに交換で徐々に改善してくようです。
オイルフィルター交換
ディーラーでは10,000km毎にオイルエレメントと共に交換を推奨。自分でも交換が可能なので、自前で交換すれば安くあがるかもしれない。オイルエレメント同様、オイル交換を2回に1回は、オイルフィルターも交換する事で、レヴォーグを長持ちさせる事につながる、地味に重要なパーツなので、STIモデルのオイルフィルターではなくとも、純正品で細かく細かく交換を続けるのは重要ですね。
楽天だと純正品が1000円代から2000円代で購入が可能の様子。FA20とFB16を間違えないように。
図:これの黒いのが標準でエンジン内部開けると見える。
スラッジナイザー
レヴォーグはターボ車なわけですが、エンジンは直噴エンジンです。それが故にエンジン内部にスラッジが溜まりやすく、長年そのままにしておくとスラッジ(燃えカス)が蓄積しやすく、またオイルの汚染にも繋がります。これを除去するために、エンジンフラッシュという作業がありますが、よくある普通車のフラッシュ用オイルでの洗浄ではなく、特殊な器械を利用したスラッジナイザーが推奨されています。
およそ10,000km毎にスラッジナイザーを推奨されていますが、ハイオク仕様の2.0車はそこまで必要ないのではないかなと思いつつ。試しに実施してみました。
結果として「特に何も変化を感じない・・・・」。。まぁ、メンテナンスの作業なので、劇的にこれで燃費向上やレスポンス向上したら、その車は相当ヤバい状態にあったことになるので、これで良いのかもしれない。スラッジナイザーは流石に自分ではできないので、ディーラーに頼みましょう。
※月に1度は、4000回転以上で100km程度、エンジンを回す事でスラッジが燃えてエンジンの調子が回復するのが直噴エンジンの特徴のようで。GTツーリングなレヴォーグを街乗りだけの1500回転で乗ってると、スラッジは溜まりやすいですね。
アクセスキーの電池交換
ドアロックやエンジンを掛ける為に必要なアクセスキー。レヴォーグ自体は車体のボタンを押すキーレスエントリーですが、アクセスキーはこれまで同様ボタン電池で動作してるデバイスです。この電池はどこでも買えるボタン電池ですが、旅先などでいきなり使えなくなると困ります。
1年〜2年に1度は交換すると良いでしょう。交換作業はディーラーでも自分でも可能です。自分で行う場合は小型のマイナスドライバーにビニールテープを巻いて、穴に差し込んでひねるようにするとパカッと分解可能。使用する電池はCR2032型のボタン電池。標準はPanasonicの電池が入っていました。
常に予備は一個取っておきたいですが、予備の電池も何もしない状態ならどんどん減っていくので、交換時期には予備も交換をしましょう。
※どうもエネキーと干渉して電池の減りが激しくなるようで。なので早めに交換するか?エネキーは車のキーとは一緒にしないようにするほうが良いでしょう。
タイヤのメンテナンス
夏タイヤ
最近、タイヤにおかしなエグレと、そもそもタイヤの減り方がオカシイのに気がついてタイヤ館で調査。まだ購入して1ヶ月半だが以下の事が判明。
- 前オーナーがどうやら前輪1本だけパンクだかで交換した形跡(AWD車は常に4輪全部交換が基本です。デフを痛めて、最悪炎上します)。1本だけ明確に溝の深さと減り方が少ないという(他の3本は2.4mm, 1本だけ3mmオーバーという)。よくこんな状態で売ろうと思いましたね。。
- 他の3本は減り方はおおよそ同じであるが、1.の影響で片減りしてるタイヤが・・・・おまけに後輪の1本の減り方が激しい(アライメント不良?)
- レヴォーグはシビアな設計のようで、タイヤをとあるメーカーに変更するだけで劇的に燃費が悪化するケースがある(ハイグリップなスポーツタイヤ履かせた話ではない)
- すでに製造から3年経過してるタイヤなので、交換が迫っていると言える(ディーラーは溝が残ってるから・・・なんて言ってたけれど、タイヤは溝が残ってりゃ使っていいってものじゃない)
という事もあって、4本交換、アライメント調整、センター調整、3年保守点検パックに入りました。レヴォーグは標準でDUNLOP SP Sports MAX 050(225/45/R18)という高性能タイヤが装備されていますが、ウェブの評価では「ロードノイズが煩い」「段差の突き上げがキツイ」といった口コミもありますが、食いつきなど、タイヤ本来の仕事を考えると、良い仕事してたと思います。
今回は、ブリジストンのREGNO GR-XIIというエクストラロードタイヤを折角なのでレヴォーグ君に将来投資としてプレゼントする事にしました(工賃含めてトータル190,000円・・・痛い)。XL規格のタイヤは少し空気圧が高目設定なので、空気圧チェックや補充は注意が必要です(今回のタイヤは260kpaが指定空気圧。通常は250kpaとなります)
100kmほど軽く走った結果として、ロードノイズの劇的な低減、段差がマイルドになった、燃費は前タイヤから比較して2km/㍑ほど改善(街乗り12.8kmでした)。食いつきは低減したのを感じつつも、逆に交差点等に於ける停車時のブレーキ抜きが非常にしやすくなった。非常に良いタイヤだと思います。
レヴォーグは300ps/40kgmもある車なので、どうしても内減りをしやすいので出だしとブレーキング時にはソフトに扱わないと、タイヤへの負担が大きいので、長持ちさせたい場合はパワーを考えたり、ワインディングでのコーナーでタイヤ使ってしまうともったいないです。
※3年丸々履いて30,000kmが交換目安。寿命が来ました。十分役目を果たしてくれたと思うしよく持ってくれた。いいタイヤでしたので、次の春に新品のREGNOを調達しようかな。
図:タイヤのエグレ。まだ乗れるそうだけれど、問題はそこじゃなかった。
図:REGNOに履き替え。非常にGOOD
スタッドレスタイヤ
冬に雪国を訪問するために、ブリジストンのアイスパートナー2というあまり知られていないタイヤを購入してみました。このタイヤは素材は異なりますが、タイヤパターンは以前のブリザックRevo GZと同じものを使っていて、素材的にはエコタイヤに属するもので、時々雪国に行くようなスタイルには最適なタイヤだと思います(ガッツリ雪国生活ならば、普通にブリザックVRX2や、ダンロップのWinter Maxxがおすすめ)。摩耗や燃費重視のタイヤですね。
今回はスバル指定の215/50/R17にインチダウンしました。ドライ路面での制動距離は伸びるし、減りも多い、ロードノイズも高まるので、雪路面でのテストを早くやりたい。
※冬の福島(猪苗代〜喜多方〜日光)までテスト。高速道路では燃費20.5kmをマーク。陸路でも燃費17.5kmをマーク。肝心の雪道は新雪およびカチコチの凍結路面でも全く問題なく食いついてくれました。もっと豪雪の圧雪アイスバーン行きたいですね。
東京であっても、ドライだからといって夏タイヤで十分・・・とはならない理由として
- 凍結路面は普通にありえる
- 温度が低くなれば、夏タイヤのグリップ力は著しく低下するので、制動距離は伸びる可能性がある。
- 雪が降れば身動きとれなくなる
- 安いアジアンタイヤは、1年目は貢献するものの、2年目以降の劣化が激しい
- ドライ路面でも急な天候変化で新雪が乗る状態で走るのは大変危険。
こんな感じになるかなと。尚、凍った雪道や足取られるような凍結路面の場合は、VDCはオフにしたほうが電子制御の介入がなくなり安定するので、エンジンスタートボタン横のVDCオフのボタンを押すと良い。電子制御が入るとスリップ制御しようとするのだけれど逆に不安定になることがあるため。
※使う期間が短いとは言え摩耗が激しいので、こちらも3年で5部山が交換目安。せいぜい20,000km程度かなと。ブリザックになると東京での利用だともっと持たないかも。
図:ホイールも結構いい感じ
図:スタッドレスは溝の残りで決まるものじゃない
ドライブも行き先が限られちゃうから冬タイヤは必須
スタッドレスでもスタックした時はこんな脱出法も
スタッドレスはホイールで引っ張るのはNGだそうです
日々の空気圧
日本人は欧米と違って、自分で日々のメンテナンスをしない人が非常に多いです(欧米では自分である程度メンテナンスなんてやって当たり前です)。その割には燃費がどうこうという事にはシビア。意味不明なのはタイヤの空気圧に無頓着にも関わらず、燃費がーと言ってる人が驚くほど多いです。車のエンジンや設計がどれだけ燃費を考慮して作られていても、タイヤの空気圧が低ければ燃費は劇的に悪くなります。それだけでなく、タイヤの片減りやアライメント狂い、最悪高速道路でのバースト(スタンディングウェーブ現象)、そして事故につながります。
日々のタイヤのメンテナンスは空気圧チェックと空気入れになりますが、ガソリンスタンドにあるとは言え、出発前の自宅でできたほうが遥かに便利です。
以前はガンタイプのDigiHealthというものを使っていましたが、このコンプレッサーが経年劣化でねじ止めが緩く空気が漏れるようになり(おまけにもう販売していない)、買い換えたのがソケットタイプのコンプレッサー。バッテリータイプではないのでシガレットから電気をとってくるタイプですが、十分自分の車の全長まで届くだけのコードがあるので、充電忘れで使えないということがありません。
日々の空気圧チェックで重要なことは以下の数点
- 規定の空気圧をきちんと維持できてるか?1ヶ月でおよそ0.1下がります。また、熱膨張の関係で寒い朝はタイヤの空気圧はグッと低くなります。空気圧が低い状態だと燃費が悪くなるだけでなく、タイヤを痛める事になります。
- 暑さ寒さで空気は熱膨張します。冬に遠出する場合、行き先が雪国の場合、出発時の空気圧が適正でも、雪国ではぐっと空気圧が低くなります。逆に夏は逆ですね。熱膨張を考えて、空気を抜いたり入れたりが必要です。
- 規定圧以上入れてもそう簡単に爆発しませんが、入れすぎるとグリップ力が低下する恐れがあります。
- 逆に雪国ではスタック脱出時に空気圧抜いて脱出する技術があります。もちろん脱出したらすぐ充填が必要です。
- エクストラロードタイヤは通常のタイヤよりも高めの空気圧で充填が必要です。
ビルシュタインダンパー
レヴォーグのSTiモデルの足回りに採用されてるスポーツサスペンションであるビルシュタインダンパー。インプレッサやレガシィにも搭載されてきた、固い足回りで、1.6リッターモデルとは異なり乗り心地よりも「ロールしない、ハンドリング重視、高速安定性」といったセッティングの足回りになるので、乗り心地で言えばかなりショックは伝わってくる。
現在の最新型とは異なり、自分の旧C型レヴォーグでも採用されているものですが、つい最近右フロントから
- 発進時、30km/hまでの間
- 停車時
- 右左折の極低速時
- 決まって長距離乗った後(翌日になると音がしなくなる)
に、コツコツカタカタ変な異音が。調べてみると、ストラットの油膜切れの結果異音が発生しているとのこと。結構同様の事例がウェブでも報告されており、保証期間内であれば対策済み品に無償交換してもらえるとの事。タイヤに石が挟まったまま走ってるような異音で、ラジオ聞いていても聞こえるほど。日常のメンテナンスが通常は出来ない部分ではあるものの、致命的な症状ではないので日常走行する分には影響は無いとの事。
89000km乗ってる状態ですが、保証で交換してもらいました。新品なので、かなり硬目を感じると同時にハンドリングが若干重くなり、ブレーキの効きがちょっと向上した気がする。スポーツに振ってるサスペンションなのでこの硬さは乗り心地を犠牲にして安定性と安全性に振っているわけですが、ワインディングで底突きが出る弱点があるため、そこはドラテクでカバーする必要性があるかなぁと思います。
※結構路面の穴や橋のつなぎ目が酷い場所はサスがガツンと金属音でショックが伝わるシーン底突きと呼ぶ。掲示板などでもよく話題にあがります。
バッテリー
自分の車には交換前はノーマルのバッテリーが搭載されていました。いよいよ交換時期が近づいたので、交換することに。レヴォーグ2.0リッター車はアイドリングストップ無しの充電制御車であるため、今回PanasonicのCAOSに交換してみることにしました。適合検索では、75D23Lが適合型式になっているのですが、HIDフォグランプ(バッ直)にしたこともあって、ワンランク上の100D23Lに交換してみることにしました。(1.6リッターのアイドリングストップ車はまた別の型式があります)
世間の評判では、長寿命(6年も持ったという話も)、充電制御車の場合は結果的に発電による燃料消費を抑えて燃費向上、トルクの若干の向上、オーディオマニアの中には音質も良くなったという話も。
まだ、交換して十分に流していないので、詳細な検証が必要ですが、街乗り燃費でダラダラでも1km/リッターの向上はしてる感じ。これでエアコン大活躍の夏冬、フォグ大活躍の地吹雪な北海道でも大活躍できそうです。
自分で交換時は、バッテリーバックアップを取りながらでないと、ECUの学習がリセットされてしまうので、注意が必要です。
図:青いバッテリーはスバル車に似合う
ガラス系コーティング剤
洗車のついでにワックスではなく、コーティング剤を試してみました。今回利用したのは、以下のコーティング剤で「ガラス系」のコートを吹き付けてクロスで拭き取るだけの簡単仕様。車体だけじゃなく色々な場所でも利用可能みたいです(ホイールに使ってみた)。使ってみた感想ですが、1ボトル300mlですが1回で使い切ることはないので、何度か利用可能(普通車で7台分相当だそうで)
また、ワックスと違い確かに輝きも良く、友人曰く1年位は水弾きが効くよという話。濡れた状態でも利用可能ですが、個人的にはやはりきっちり水を拭き取ってからコートしたほうが良いかと思います(基本コーティング作業は晴れの日に行い、しっかり乾燥させて定着させましょう)
この手の素材は当たり外れが相当あるのですが、しばらく使ってみて定点観測してみようと思います。
コーティング車専用WAX
自分のレヴォーグにはウルトラグラスコーティングというものが施されているようです。通常コーティングを行っている車にはワックスは不要というのが一般的です。そのためのコーティングであると。。確かに洗車時は水洗いだけでサッと汚れは落ちますが、雨水が水玉になるくらい撥水するかといったら、そうでもないです。
かといって、通常の石油系のワックスを塗ってしまうと、コーティングに非常に悪影響が出ます。そこで使ってるのが、ソフト99のコーティング車専用WAX。実際に使ってみましたが効果は非常に高かったです。台風19号の大雨、またその後の少量の雨でも2週間以上もの間、強力な撥水をしてくれました。
このWAX、水性ワックスと書いてあり当初「大丈夫かな」と思ってましたが、水性にも関わらずここまでの撥水はとても良かった。乾燥や拭き取り不要とのことでしたが、自分は塗った後マイクロファイバークロスで拭き上げてます。非常に柔らかいので、通常のワックスのつもりで塗ると、1回で半分なくなってしまいます。薄く伸ばす感じで少量ずつ使いましょう。
図:この撥水が求めていたもの
タッチペン
キレイな車体に「なんかポツリと削れてる」とか「引っかき傷ができてしまった」という悲しい想いは、自分のせいだけではなく飛び石や路肩の野草などのせいで起きる事があります。街乗りだからといって決して無縁じゃありません。傷・凹みの修理専門のチェーン店も増えましたが、まず最初に使うのが「タッチペン」。ただの傷隠しではありますが、ポッチ系の傷でもドアの地金が出ているケースではそのままにしておくわけには行きません。
自分のレヴォーグは黒のカラー(正確にはクリスタルブラックシリカというらしい)で、色指定がきちんと用意されています。それがD4Sというカラーコードのタッチペン。傷の周囲をマスキングテープで囲い、タッチペンでぬりぬり。スプレータイプに変換するキットも売っていますが、結構難易度高いです。
あくまで隠しなので、重度の傷の場合はコンパウンド等含めカーコンビニ倶楽部などの板金に出したほうが良いです。
ウォッシャー液
レヴォーグは4リットルものウォッシャータンクがついているため、一度満タンまで補充すると相当長く補充せずに使えます。一方で内地では不要かもしれませんが、北海道のような極寒の地では寒冷地仕様のウォッシャーに冬期は交換が必要です。寒冷地仕様のウォッシャーはアルコールが入ってる為、-40℃まで凍らないものが市販されています。
抜く方法ですがドレンがついてるわけじゃないようなので、シリコン製のチューブを用意。これをつかってサイフォンの原理で抜き出します。
- エンジンルームを開けて、ウォッシャーの蓋を取り外す
- シリコンチューブをウォッシャーの入り口に奥までしっかりと差し込み挿れていく
- 奥に届いたら、そのまま自分の口元まで吸い上げる(間違っても飲んじゃいけません)
- あとは、地面に片側をそのまま落とせば、気圧と高低差を利用してサイフォンの原理でウォッシャーが吸い上げられます。
自分が使ったシリコンチューブは内径5mm x 外径7mm x 長さ4mのもの本来はカットしてつかうのですが面倒でそのまま使っちゃいました。抜いてみましたがしっかり抜けて、ウォッシャー噴射で最後のひと押しも不要なほどです。
図:アナログな方法だけれど確実な方法です
使用した寒冷地仕様のウォッシャーは2リッターのものを購入。そのまま原液で薄めずに投入します。
ワイパーブレード交換
夏用ワイパー交換
自分の乗ってるVMGレヴォーグ STI Sportsは、ワイパーはどうやらNWBデザインのワイパーのようです。U型の運転席65cm)、助手席40cm、リア35cmとなっています。ワイパーごと交換とゴムだけ交換の2パターンがあり、こちらのサイトでゴム交換にチャンレンジされています。
もちろん、ゴム交換のほうがコスト的には安いです。自分でゴム交換はちょっと不安という人はワイパーブレードを購入すれば良いでしょう。実際に、以下の型式のゴム交換してみましたが、フロント側の交換はそれほど難しくないです。リアが若干クセがあるため、ゴムを抜くのも入れるのも若干戸惑うかも。
ゴムだけの場合は、NWBであればフロントはDW65GN・DW40GNとなり、リアはTN35Gとなります。
冬用ワイパー交換
レヴォーグで冬の北海道旅行に行くためには、ノーマルのワイパーのまま行くわけには行きません。とてもじゃないですが雪相手に歯が立たないのです。そこで交換するのが雪用ワイパーブレード。別に雨で使っても問題はないです。車に装着できるワイパーブレードには型式があるので、純正以外を装着する場合には、しっかりと型をしらべる必要があります。メーカーによって表記が異なります。
今回はもっともベーシックなNWBとFRESCOの2つで組み合わせてみました。
- フロント:FRESCO 650mmと400mmの2つセット
- リア:NWB GRA33W
ワイパーブレードの交換は思ってるほど難しくありません。ただし、アイサイト対応でNGのものがあるようなので、適合してるかきちんと調べることだけは怠らないよう。交換方法は次項の通り
図:冬ワイパーは厚みがあるブレード
フロント
左右で大きさが異なるので、そこだけは注意が必要です。普通間違えないとは思いますが。
- ワイパーブレードの接合部分には上に持ち上げるストッパーがついてるので、これを鍵などでカチッと上に引き上げて外す
- 説明書だともう片方に留め具があるように書いてありますが、レヴォーグの場合はスライドして取り外す
- 取り付け時は逆ににスライドして差し込んで、ストッパーを押し下げる。
リア
リアはちょっと形が異なるので最初は戸惑う。夏ワイパーと冬ワイパーとで外し方が異なるので注意が必要。以下は、冬ワイパーの外し方から始まります。無理やりストッパーを持ち上げずに外したり、力技で外そうとするとブレードじゃなくワイパー側が破損しますので要注意。
- ロックがかかってるので、ロックを押して上にくるっと上げる。これをやらないと外れません。ロックを押しただけでは駄目なのです。
- ワイパーブレードを掴んで、そのままグルンとするだけ。根本の部分をよく見るとわかりますが、非常に簡単な構造で装着されています。
- 新しいワイパーブレードはストッパーを持ち上げる
- ワイパー側の溝にブレード側の大きな軸を滑り込ませて、回しながら入れ込む。その際に小さな支点もうまく入るように入れます(ブレードには方向があるので要注意)
- そしてストッパーを下ろす。これだけ。夏ワイパーはストッパーが無いものもあるのでその場合
基本説明書通りにやればできるほど簡単ですので、ディーラーで交換よりも安く手軽にできます。
動画:夏ワイパーの外し方
レヴォーグ緊急用装備
主に雪道でのスタックや、バッテリーあがり、故障時のための装備は充実させておきたいですね。特に自分の場合、雪道やら酷道やら厳しいエリアを好んで行くため、何かあったら終わっちゃうのでは困ります。関越道の大雪立ち往生などに仮にも遭遇した場合、より過酷な状況になります。
主に常備積んでるものは、
- カロリーメイト10箱分
- 水2リッターペットボトル(これは毎回出発時に購入)
- 毛布
- 寝袋
- 車中泊用のマット
- スノースクレーパー(冬季)
- 鉄製の大きなスコップ(冬季)
- 解氷スプレー(冬季)
- 牽引ロープ
- ブースターケーブル
- 三角板
- エアコンプレッサー(タイヤの空気充填用)
- 各種工具(ボルト締めなど)
以前はパンク修理キットの予備およびローダウン対応ジャッキ、ガソリン携行缶も積んでたりしました(但し殆どは標準装備のパンク修理キットと緊急用ジャッキで事足りる)。
上記のうち、緑字で記載したものは日常的によく使うものになるので、搭載しておくと良いでしょう。
スパークプラグ&イグニッションコイル
スバル標準のスパークプラグは公称10万km耐久とあり、また交換するときにはイグニッションコイルも同時に交換するのが定石となってるようです。ディーラーで交換するのが通常ですが、タイヤ館等でも標準品ではないものの、交換対応してくれるところもあるのですが、水平対向エンジンの場合、プラグは上じゃなく横についてるため、断られるケースもあるとかないとか(と昔から言われています)。
自分のレヴォーグも10万km超えたので、どうしようかなぁと悩んでる最中。純正品のプラグはNGK イリジウムプラグ(SILKAR8D6)。このスパークプラグに電圧を供給する装置がイグニッションコイル。こちらのサイトでは純正品ではなくハイスパークイグニッションコイルプレミアムという品も用意してるようで。どれくらい違うものなのかな。
早々交換するものでもないものの、既定の走行距離を走った後であれば、プラグ交換やコイル交換の結果はそれまでとはやはり大分走りに違いが出るのでは。実際に交換して走った結果感じたことは
- 平均燃費が向上し、片道だけ高速で帰りは下道での長距離走行の累計5000kmの平均値は14.2km/㍑。
- それまではモッサリだった加速具合がやや鋭くなった。
- アイドリング時の振動が少なくなった
昔から手軽なチューン手段としてプラグ交換は行われてきましたが、合わせてコイル交換は車の性能回復やカーライフ向上、これから先の10万kmを共にするならば10万km点検で必ず交換しておきたいパーツです。
マスターバッグ交換
ブレーキの倍力装置、ブレーキブースターとも言われてるマスターバッグ。10万kmを超えてから、朝一だけブレーキ踏んでプッシュスタートを押してエンジンかけようとしたら、ブレーキが異様に硬い。これ、マスターバッグの劣化によって、マスターバッグ内に空気が入ってしまい真空状態が薄れ、倍力装置としての機能が低下した症状。
すぐにブレーキに支障が出るわけではなく、朝一だけこうなるので通常使用は問題ないものの、さらにこれから10万km乗ると決めていたので交換をしてみた所、バッチリ問題解決。エンジン掛かって走り出せばきちんとマスターバッグは動くので交換せずとも良いのだけれど・・・実際に見積もりを取るとなんと、このパーツ交換だけで11万円。なかなかいい値段だけれど、早々交換するものでもないので、決断しました。
この現象ですが、あまり他のメーカーでは耳にしないのだけれど、スバル車では昔からスバル車あるあるで有名な症状らしい。保証期間中ならば無償交換してくれる対象でもあるので、日々チェックしておくと良いでしょう。
ブレーキローターとブレーキパッド
使い方の問題となるので、何万km走ったら交換というよりも、残りのパッドの残量が4mmを下回ったら素直に交換するほうが良いでしょう。この作業はジャッキアップ、タイヤの取り外し、キャリパー外し、ローターの交換、パッドの交換と様々な作業を行う必要があるので、ディーラーや整備屋さんに頼むと良いでしょう。
自分の場合、曙ブレーキ製造のものを谷山ベースさんで今回付けてもらいました(スバル純正品はやや高い)。
ファミリーカーと違い、やや大きめのブレーキパッドとなり、早々交換するものでもないのですが、特にフロントブレーキパッドは仕事量が大きいため消耗がリアよりも大きくなります。交換後のテスト走行でもバッチリ動作。より強力なサードパーツのパッドに交換しても良いでしょう。
図:全部取り外した様子
エンジンのオイル漏れ
FA20は過走行(10万km超え)で、オイル漏れが結構指摘されています。というよりも、スバルの水平対向エンジンはその仕様上相応の距離を走ってるエンジンの場合、カムキャリア等のエンジンからのオイル漏れが発生するのは致し方ありません。自分の車も125,000kmを超えたあたりからオイル滲みが発生し、次第にオイルの雫が出るようになりましたので、ディーラーにてエンジン降ろし⇒バラしてパッキン交換とすべてのシーリングをやり直しという作業を依頼しました(金額的には20万円ほど。20万kmまで乗るということを考えて今回は、依頼をしていますのでタイミング次第では次の車に乗り換えるであったりも判断に入るでしょう)。
取り敢えずは、NC81を使ったオイル漏れ止めを整備屋さんにしてもらっていたため(オイル交換も同時に必要)、ディーラーに依頼する時点ではピッタリ止まっていましたが、このまま走行を続けるというのは怖いので、シーリング作業を依頼しています。
図:オイル滲みの痕跡がある
裏技?
ECUの学習リセット
レヴォーグというかスバル車の昔からある「アクセルペコペコ」によるECUが学習したスロットル開度の学習をリセットする方法のようです。電子制御であるためなのか?またECUの学習の結果なのか?学習した内容によって、スロットルのレスポンスがだんだんモッサリモッサリしてくるようになるとのこと。
これを解消する裏技がこのテクニック。但し、他の人ではエンジン警告灯がついたりなど、焦る現象もあったりなかったりという事なので完全自己責任です。レヴォーグの場合特にインテリジェントモードでの走行でこの症状がでるようです
- ブレーキ踏まずにエンジンスイッチを2回押す(ACCの状態)
- 6秒ほど待機してエンジンスイッチをオフにする
- 30秒待機するとメーター類の瞬間点灯ののちに、学習内容がリセットされる。
- 再度、1.と同じ作業をする
- アクセルを全開まで1秒くらい掛けてゆっくり踏み込む
- アクセルをゆっくり戻す。この作業を21回繰り返す。
- 終わったらエンジンスイッチをオフにする。
- 30秒待機したら完了
最速加速モード
これも嘘か真か?S#モードの加速を最高加速モードにする裏技のようです(よって、2.0リッターモデルのみ)。S#モードは8段変速の鋭い加速を実現するモードですが、もともとCVTなので本来はリニアに伸びていく無断変速が最速になるはずと。この裏技検証していませんが、この8段変速ではないCVTならではのリニアなフィーリングにする裏技のようです。テスト走行用のゼロヨンモードでしょうか?(ローンチコントロールというようです)
- S#モードにする
- 停止状態にて、ブレーキとアクセルを同時に踏み込む
- その状態でブレーキを離すと無断変速でS#モードとなる
但し、ブレーキ踏みながらアクセル踏む行為は、レースの世界でしか使わないような昔のヒールアンドトゥと同じ行為なので、何が起きても自己責任です。公道でやるべきではないでしょう。
オートワイパー解除
レヴォーグにはオートライト機能だけでなく、雨降時に自動でワイパーを作動させるオートワイパー機能がついています。ただしこのオートワイパーちょっとの雨でも動作したりという事で、マニュアル操作になれてる人にはあまり評判よろしくないようです。自分はあまり気にならない。むしろ、ガラコきっちり吹いておくほうが良いと思う。
- ライトOFF、ワイパーOFF、ワイパーセンサーをマイナスにセット
- ブレーキ踏まずにエンジンスイッチを2回押す
- ライトのオンオフを5秒間以内に5回実行したら、AUTOにセットする
- 照明表示灯(緑のランプ)が点滅状態になる
- 即時にワイパーのダイヤルを10秒以内にマイナス⇒プラスの繰り返しを5回実行する
- 照明表示灯(緑のランプ)がハザード状態になる
- ここでエンジンスイッチを押して切る。これで普通の間欠ワイパーモードになる。
- 同じ事をもう一度実行すると、元のオートワイパーに戻る
ドアロック解除暗証番号登録
裏技でもなんでもなく公式のマニュアルにも記載のあるものですが、知らない人が多いようです。レヴォーグの場合、キーレスエントリーなだけでなく、キーを持った人がドアノブ触るだけでロックが解除され、ドアノブについてる溝を触ると同じくロック解除やロックができるようになっています(近づいただけで室内灯が点灯し、ドアミラーも光る)。
さて、レヴォーグは標準でイモビライザーが搭載されており、エンジン停止とともにインパネ内に鍵マークが点灯します。この状態でなにか良からぬことをすると警報音が鳴る仕組みになっています。リモートキーには緊急時のカギも入っていて、それで開ける事ができるのですが、イモビライザー作動時にカギであけると鳴るらしい・・・
なので暗証番号登録しておくと防げるという事みたい。自分はまだやってない。。。
低速がギクシャクするそんな時に
レヴォーグはハイパフォーマンス用のCVTがミッションとして搭載されています。しかしこの低速時に、急にシフトアップしたりドン付きのようなショックを感じることがあります。ゆっくりアクセルを踏んでも起きるので、急発進とは異なります。この現象ですが、ネットではコレで解決した!!というものがいくつかあります。
- OBDIIポートに接続するメーターやレーダー探知機を外したら治った
- エアコンのA/Cをオフにする(燃費も改善する)
- アクセルペコペコのECU学習リセットで治った
- エンジンが暖まる前に発進した結果発生した(暖気運転必要なのかね)
プラシーボ効果では?という話もありますが、実際には本当にミッションに障害が出てる可能性もあるため、その辺りは見極めが必要かもしれません。
個人的にはCVTなのに敢えて多段変速チックな動作をするようなプログラム設定に問題があるのではないかと思いつつも、必ずしも低速なら再現するわけじゃないので、3.のECUが影響しているのかもしれません。似たような問題に低速時からの停車時に掛けて、非常に強いエンブレが掛かる事がある。CVTの特性と言っていいのかなぁ。
イモビライザーのオンオフ
盗難防止システムであるイモビライザーがレヴォーグは標準装備になっています。キーレスを使わずにカギで運転席を開けると必ず作動し、イグニッションをオンにすると停止するように作られています。このイモビライザーをオフにするなんて機会は少ないと思いますが以下の手順でオフになります。この方法は公式マニュアルにも記載があります。
- 運転席に乗り込みすべてのドアを締める
- プッシュエンジンを1回だけオンにしておく
- ドアを開けると同時に運転席側の集中ドアロック解除ボタンを10秒間押したままにする
- ホーンが一回鳴って、イモビライザー解除完了
- 再設定は、同じ動作をすると、ホーンが二回なって、イモビライザーがオンになります。
旅行で燃費を稼ぐテクニック
レヴォーグはハイパワーターボ + 4WDの高スペックマシンである反面、燃費はシビアです。いわゆる街乗りをした場合、昼間の街中ちょい乗りでは、ストップ&ゴーの連続なので、7km/㍑〜9km/㍑も当たり前です。ですが、一方で長距離でも燃費が伸びないという人がいます。
レヴォーグの場合は以下のような走り方をする事で燃費が向上します。
- 例えば国道20号大垂水峠経由で山梨で行くよりも、国道411号線柳沢峠経由で山梨へ向かうほうが、ストップ&ゴーが減り、また山道のほうが燃費が伸びる。ルート選択が重要です(距離との勘案を考えましょう)。
- 昼間に旅行にスタートするのではなく、深夜にスタートすべし。特に高速道路の場合は、深夜0時〜4時の30%割引もあるので、休日昼間に出ると燃費も悪く料金も高く付く。(この割引は時間帯跨ぎでも適用されます)
- 2.に連動して深夜に出ることで、一般道も車がほとんどいないため、通常時は10km/㍑な新青梅街道であっても、普通に15km/㍑叩き出せたりします。地方の場合は信号も少ないため、より燃費が期待できます(17.5km/2時間走行をマークしました)。
- アクセルを踏んでいる間は燃料を噴射していますが、離している場合には燃料供給は絞られます。山道の上りでは程々に、下りではアクセル加速を減らせば普通に燃費は向上します。常におまかせドライブでアクセル踏んだまま、無駄に踏む機会の多い人はここで燃費が悪くなる傾向。惰性を有効活用しましょう。
- 踏み込む時にグーっと踏み込むと一気に加速できますが燃費にはよくありません。ターボ車ですが、ターボが掛からない走行を一般道では心がけると良いです(ブースト計をよく確認しましょう)
- パカパカブレーキをやめましょう。コーナーでは曲がれる速度を身につければ、事前のアクセルオフだけのエンブレで十分曲がれます。また、下り坂でも同様でエンジンブレーキを併用しましょう。速度が落ちすぎればそれだけアクセルで開けて上げなければならず、燃費は悪化します。速度を落としすぎず上げすぎず(雪道での慎重なドライビングテクニックをドライ路面でも行うイメージです)。
- 毎日利用時は適正なタイヤの空気圧になっているかチェックしましょう。タイヤのメンテナンスを怠ることが最も燃費の悪化に繋がります。
- あらゆるテクニックとメンテナンスを駆使すると、高速道路300kmの区間燃費で20.5kmを達成しました。この数値はカローラアクシオGTの時にも最高燃費で出したことあるけれど、ハイパワーターボ+4WDのレヴォーグで叩き出せるとは・・・
アクセスキーの電池切れ時
車のキーの電池が切れると、ドアを開けることもエンジンを掛けることもできなくなります。事前にアクセスキーの電池容量が低いとMFDにその旨のメッセージが出たりするので早々、電池切れでアウトというのは無いと思いますが、万が一出先で電池切れになった場合等は車を動かす事ができなくなります。
この時の対応法が公式ツイッターでも掲載されています。
- アクセスキーから鍵だけを取り出す(スライドして取れるようになっています)
- 運転席側の鍵穴に鍵を挿して、開けてドアを開く(イモビライザーが反応してクラクション状態になります)
- ブレーキペダルを踏んで、プッシュエンジンスイッチにアクセスキーを近づける
- ブザーがなるので、プッシュスイッチを押してエンジンを回す(イモビライザーのクラクションがオフになります)
クルーズコントロールで中途半端な速度指定
レヴォーグのクルーズコントロールは、5km刻みで設定するようになっているので、通常は80km, 85km, 90kmといった形でスイッチの上下で指定が増減が可能です。しかし、裏技として、中途半端な速度のクルーズコントロール指定が出来ます。
- クルーズコントロールをオンにする
- 指定したい速度までアクセルで加減する
- ここだというポイントで、クルーズコントロールの増減の「下」にスイッチを入れる
これだけです。これで、中途半端な指定値でクルーズコントロールが入ります。
関連リンク
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- LEVORG_FUN - Youtubeチャンネル
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