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Google Apps ScriptでLine Messaging APIでLINE通知を作成する【GAS】

2025年3月2日 / 最終更新日時 : 2025年3月9日 officeの杜 Google

Google Apps ScriptでLine Messaging APIでLINE通知を作成する【GAS】

2025年3月31日、いよいよLine NotifyのAPIサービスが終了します。IFTTTなどの連携などでも使っていた人がいると思いますが、代替のAPIとしてボット作成が可能なLine Messaging APIがありますので移行が必要です。

今回はこのLine Messaging APIを使って、LINEに通知するBotスクリプトを作成してみたいと思います。

1 今回利用するファイル等
2 事前準備
- 2.1 Line Developer Consoleに登録
- 2.2 プロバイダーの作成
3 ソースコード
4 関連リンク

今回利用するファイル等

Line Messaging API - Google Spreadsheet
Line Messaging API Reference

過去にGASを使ってのLine Notifyを使った通知の仕組みは以下のエントリーになります。しかし、もうすぐ使えなくなってしまうので、この部分はLine Messaging APIに置き換えて実装する必要性があります。

また通知だけじゃなくユーザからの応答で答えるチャットボットも作成できるため、Gemini APIなどと組み合わせると生成AI + Lineといった仕組みを作ることも可能になります。

※但しこのAPIは無料枠が200メッセージ/月となっているため、それ以上となると有償となります。また、LINE公式アカウントの作成が別途必要です。但し課金は有料プランにしないと課金はされません。

Google Apps ScriptでLINEに通知を送る【GAS】

事前準備

Line Developer Consoleに登録

まずは何よりもLine Developer Consoleに対してアカウント作成が必要です。

こちらのURLを開いてアカウント作成をクリックする
開発者名とメアドを登録し、同意のチェックをいれる
アカウント作成をクリックする
スマフォのLINEに多要素認証の連絡が届くので画面の指示に従って入力
Line Developer Consoleに入れる

これでアプリを作ることが可能になります。続けてプロバイダーの作成をしていきます。

図：アカウント作成が必要

プロバイダーの作成

続けて出ている画面にてプロバイダーの作成を行い、チャンネルトークンというものを発行する必要があります。以下の手順で取得し控えておきましょう。

新規プロバイダーの作成をクリックする
プロバイダ名は適当に入力して、作成をクリックする
チャンネルが空の状態なので、Messaging APIをクリックする
LINE公式アカウントを作成するをクリックする
ログインする
SMS認証を行うをクリックし、自分の電話番号を入れてSMSを送信をクリックする
認証番号入力→確認→サービスに戻るをクリックする
アカウント名は今回は通知用BOTとしました。
メアド、会社名（適当に）、業種、運用目的、使い方を選択して確認をクリックする
完了をクリックする
LINE Official Account Managerの画面に飛ぶので、作ったボットが開かれてると思います。
画面右上の設定をクリックする
左サイドバーのMessaging APIをクリックする
Messaging APIを利用するをクリックする
作っておいたプロバイダが出てくるので選択し、同意するをクリックする
プライバシーポリシーURLと同意規約URLを入れてOKをクリックする
チャンネルIDとシークレットが生成されます。
画面下のLINE Developersをクリックしてコンソールに戻る
自分が作ったプロバイダをクリックすると先程のチャンネルが出てくるのでクリックする
上部のMessaging API 設定をクリックする
下の方にチャンネルアクセストークンというのがあるので、発行をクリックする。この内容も控えておきます。

これでようやく、Line Messaging APIを利用する準備が整いました。この時点でLINEのこの作成した通知用Botが友達として追加されているハズです。

図：プロバイダ作成画面

図：チャンネル設定

図：公式アカウントの作成が必要

図：ボットの設定を行う

図：プロバイダ選択画面

ソースコード

今回は特定の人に送るといったような動作ではなくボットに対して送り込む（つまり全員通知）という仕組みを使うので、ブロードキャストという方法で通知を送り込みます。Webhookを作って、そちらに対してリクエストを送るという方法もありますが、APIを直接叩いて実行する方式を採用しました。

一方的な通知なのでユーザの反応を受け取って、replyTokenを使って答えを返すというパターンではありません。

通知のみ送るパターンなので、例えばGASの処理完了通知であったり、AppSheetでの処理完了通知などの最後に使ってみるなど色々と応用が効くのではないかと思います。ただ特定の人に対して送る場合は、ユーザIDなどやグループIDが必要になるのでちょっとコードが複雑になります。

//Line Tokenを入れる
var apiToken = "ここにチャンネルトークンを入れる"

//エンドポイントURL
const url = "https://api.line.me/v2/bot/message/broadcast";

//LINE Botに対してメッセージを送り込む
function sendLineBot() {
  //メッセージを構築する
  const messages = "hello world"

  //リクエストオプション
  const options = {
    "method": "post",
    "headers": {
      "Content-Type": "application/json",
      "Authorization": `Bearer ${apiToken}`
    },
    "payload": JSON.stringify({
      "messages": [{
        "type": "text",
        "text": messages
      }]
    })
  };

  UrlFetchApp.fetch(url, options);
}

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//Line Tokenを入れる

var apiToken = "ここにチャンネルトークンを入れる"

//エンドポイントURL

const url = "https://api.line.me/v2/bot/message/broadcast";

//LINE Botに対してメッセージを送り込む

function sendLineBot() {

//メッセージを構築する

const messages = "hello world"

//リクエストオプション

const options = {

"method": "post",

"headers": {

"Content-Type": "application/json",

"Authorization": `Bearer ${apiToken}`

},

"payload": JSON.stringify({

"messages": [{

"type": "text",

"text": messages

}]

})

};

UrlFetchApp.fetch(url, options);

}

図：通知が無事に届きました

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プロバイダーの作成

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関連リンク

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