古いPC環境を最新のPC環境へ移行するテクニック

これまでもそうであったようにいつか、現在使ってるマシンは終わる日が来る。HDDクラッシュや電源不良、新OSのマシンへ乗り換え、時には旧マシンのソフトウェア資産を諦める事もしばしば。問題はゼロからまた自分用のPC環境を構築するのがかなり苦痛だったりする点です。何よりも突然のお別れで貴重なデータが失われて絶望は避けたい。

ということで、引っ越しソフトを使っての引っ越しはどこまで引っ越しできるのか?テストしてみました。いつまでも、あると思うな親とデータです。

※2025年10月、Windows10の終了とWindows11への移行にも力を発揮します。

今回使用するソフトウェア類

今回は手持ちのOS環境のうち、WindowsXPWindows10を用意してみました(予備にWindows8.1の32bit環境も)。前者は32bit版、後者は64bit版となります。以前、EaseUS製品ではWindows10の項目Todo Backupでのバックアップについて取り上げています。Free版はお試しなので制限付きです。

図:UIはとってもシンプル

Windows10まとめ - 復活版

引っ越しを要するシーンと対応

引っ越しの必要なシーン

個人と企業ユースでは若干異なるとは言え、壊れてから慌てて作業するのはやはり避けたい所。また、無理に現在の古いPCにアップデートを重ねて延命を図ることは、Windows10の項目でも触れたように面倒なことが山程待っていたりします。自分の経験上、引っ越しを要するシーンは以下の数点。

  • HDDをやめてSSDに載せ替えたい(PCのレスポンスが劇的に向上します)
  • 新しいPCにこれまでの環境を引き継がせたい(Windows10の機能だけだとちょっと問題がある・・・)
  • Windows7のようにサポート切れでWindows10マシンに移行せざるを得ない(OSアップデートでの対応は推奨しません)
  • 旧OSでしかインストール、稼働しない資産をどうにか持っていきたい(仮想環境で延命するテクニック)
  • OSは違うけれど、WiFiの設定やアプリのアカウントを新PCで再設定は面倒すぎて躊躇してるケース

よくあるバックアップソフトで対応すると・・・

引っ越しをするにあたって、実はよくあるイメージバックアップソフトは正直適していません。イメージバックアップはHDDの中身を1個の塊で引っこ抜いて、新しいPCに復元するものなのですが、以下の問題点があります

  1. 古いOSが新しいPCで動くとは限らない(殆どのケースでデバイスドライバ不足や未対応のシステムで使えない機能が出てくる - USB3.0等)
  2. 旧PCがBIOSのシステム⇒新PCがUEFIの場合、復元しても起動自体不可能(ここ結構盲点です。32bitはBIOSなのに64bitだとEFIを使うといったケースが多いですね)
  3. 引っ越しできても、MBRが壊れていたり、古いOSの制限(メモリ最大量の壁HDD最大容量の壁CPUが未対応などなど)で駄目だったケースがしばしば
  4. 仮に動いたとしても、PCが異なる為、OSライセンスの再認証作業でコケたり、十分なパフォーマンスが出なかったり・・・
  5. 同じWindows10であっても、32bitと64bitではファイル構造も仕組みも大分異なる。64bit環境を新たに作ってデータだけ移行が必要(直接アプデが出来ないんです)
  6. 2025年10月のWindows10終了⇒Windows11への引っ越しなどでOS部分は引っ越し不要の際に手間が省けます。

イメージバックアップはあくまでも同じOS同士で故障時の復旧を想定したケースでは非常に有効なのですが、今回のような引っ越しとなった場合、必要なのは「OSを含めた完全なイメージ」ではなく、ユーザが使うアプリ、アカウント設定、PCの設定です。

引っ越しをせずアプデで対応すると・・・

Windows7のPCをWindows10にアプデすれば、引っ越しいらずじゃないかという事で、いざアプデしてみたら最悪の結末を迎えた人は数多くいます。この数年のWindows10の数々のトラブルはおもにWin7⇒Win10でのアプデにあったりします。

また、新PCやOSはそれまでの環境よりも更に多くのディスク容量を消費し、それに対応する為の大容量HDDを搭載していますが、アプデ対応の場合ディスク容量はそのままなので、空き容量不足でPCも自分の仕事のパフォーマンスも著しく低下します(新OSほどCPUやメモリを必要とするのは定石)

企業ユースでWindow7マシンをWindows10へのアプデで済まそうという方は、素直に新しいPC買ってデータ移行したほうが懸命です。

引っ越しソフトでの対応

引っ越しソフトは厳密に言うとバックアップソフトではありません。今回、EaseUS Todo PCTransを使う意義目的ですが

  • 企業ユースで急を要してるWindows7⇒Windows10への移行が可能
  • Windows10からWindows11への大規模引っ越しに対応
  • なぜかWindowsXPからの引っ越しも対応している
  • Outlookデータの移行が可能(データだけでなくアカウント設定も移行されます)
  • 同じPC同じOSで、HDD⇒SSDへのアップグレード時に環境の再設定をせずに済む
  • 同じOSの仮想環境へと旧PCのソフトウェア資産を引っ越しして延命が可能(ここはイメージバックアップでも可)
  • 新PCにデータ、インストール済みアプリのパソコンデータ移行が可能(単純にコピーすれば良いわけじゃないので、ここポイント)
  • ファイルイメージを使っての引っ越しだけでなく、LAN越しに2つのPC間で引っ越しも可能(途中でNASなどを必要としない)
  • 一回転送後、後からもう一回追加で転送といった柔軟な対応が可能です(前回転送項目は転送済みとして処理は重複されない)。これ地味に嬉しい機能。

にあります。地味な作業ですがボリュームがとても多く、引っ越し対象にすべき項目を洗い出し、会社で1台ずつアカウントセットして、必要なデータを移してなんてやってたら日が暮れてしまう。

Todo PCTransを使ってみた

今回、仮想環境を用いて複数の違うバージョンのWindowsを用意。尚且、bit数も異なるケースも想定して果たしてどれくらい引越し出来るものなのか実験してみました。自分のこれまでの個人利用や業務上での引越し経験で最重要視するポイントは以下の数点

  • WiFiのAP設定リスト(数多いアクセスポイントのSSIDと接続パスワード)
  • NASの接続関係の設定
  • ドキュメントフォルダのファイル類
  • Google Chromeのブックマーク関係(ログインすればGoogleアカウントから一瞬で復元されるけれど)
  • デスクトップのショートカット関係(結構デスクトップショートカットで埋め尽くされてる人にとっては資産です)
  • iTunesと音楽や動画関係(結構複雑なフォルダとファイル構成になってるけれど果たして)
  • 開発をやってるので環境変数関係や関連するアプリ類(新しい開発環境の構築ってすごく面倒なので)
  • Thunderbirdでアカウントとメールの移行は可能かどうか
  • LAN経由で2つの仮想環境同士で引越しは可能かどうか

事前準備

引越しをするにあたって、リアルな引越しでも前のお家から新しいお家に引っ越すにあたって、ゴミを持っていく人というのはあまりいないでしょう。普通はここで断捨離をして、引越し荷物は可能な限り削減して引越しはするはずです。PCのデータ引越しも同様で、特にマイドキュメントに無秩序に放り込んでそのままの状態で引越しとなると、これら全てが引っ越し対象となり、当然「それだけ移行に時間が掛かる」原因になります。

Todo PCTransには定期的にHDD内のクリーンアップ機能が備わっているので、マイドキュメントフォルダのゴミ整理と同時に、システムクリーンアップ、大容量ファイルクリーンアップを実行しておきましょう。大容量のファイル類はローカルPCには置いておかず、NASなどに退避させておくのも慣用です(できればNASも定期的にバックアップを取っておく事をおすすめします)

以下はクリーンアップの手順です。

  1. Todo PCTransを起動する
  2. 左サイドパネル内の「システムクリーンアップ」をクリック
  3. スキャンをクリックする
  4. 解析が終わったら、クリーンアップをクリックする
  5. 終わったら完了をクリックして終了

自分はあまりローカルPCにごちゃごちゃファイルを置かない主義なのですが、それでも46GBのうち430MB程度のゴミがこれで排除できました。次に大容量ファイルクリーンアップを実施してみます。

  1. 左サイドパネル内の「大容量ファイルクリーンアップ」をクリック
  2. スキャンをクリックする
  3. 主に動画のような巨大なファイルが対象になりますが、「これ不要だよね」というのは以外にあったりします
  4. 20MB以上のデカイファイルがヒットしますが、むやみやたらに全部選んで削除してはいけません
  5. 明らかに不要だろうとはっきり自分で判断出来るファイルがあった場合には、それだけにチェックを入れて、削除をクリック
  6. 最後の確認画面でOKならば削除をクリックする

下手に削除を行うとシステムが壊れたり、開発途中のものが動かなくなったり、実は大切なものだったといっても、今度は復元ソフトが必要になってしまうので、安易な削除はNGです。

図:数クリックするだけで済みます

図:想定外の不要なデカイファイルが眠ってた

注意点

このソフトは2台まで同じライセンスで認証できます。3台目からはライセンスキーが使えません。使う為にはライセンスキーのリセットが必要になります(リセットされた場合、認証済みPCでも使えなくなるので、インストールからやり直しですね)。

サポートセンターに対して

件名:ライセンスリセット依頼

  • 氏名とふりがな
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 製品名とバージョン
  • 注文番号
  • 購入時期
  • ライセンスコード
  • 他のPCにライセンスコードを移行

の旨を記載して、リセットをしてもらう必要があります。同じ機種ならば問題ないのですが、他機種となるとそうは行かないので、注意が必要です(アンインストールすれば他機種で使えるというわけでもありません)

引越しをやってみる

WindowsXP, Windows8.1Windows10の仮想環境で果たしてどれだけ引越しができるか実験してみました。前者は32bit環境で後者は64bit環境です。本来は直接アップデートは出来ない環境の間で、果たしてどれだけ引越しが可能かどうか。

✅ 作業は管理者権限のついてるアカウントにインストールして作業しましょう

実験開始

今回はPCからPCへの機能を利用して、2つの仮想環境間で最重要視するポイントを主に中心に検証してみました。いずれも、引越し元からWindows10のテスト環境へ引っ越しを想定しています。転送手順は以下の通り

  1. 引っ越し元のPCにTodo PCTransをインストールしておく(WindowsXP, 8.1等
  2. 引っ越し先のPCにTodo PCTransをインストールしておく(Windows10
  3. 先に2.の引越し先でPC Transを起動し、PCからPCへをクリックして起動しておき、認証コードをクリック、4桁のコードを取得する
  4. 次に1.の引っ越し元でPC Transを起動し、PCからPCへをクリックして起動。
  5. 引っ越し元で認証コードをクリックし、3.の4桁の認証コードを入力して接続する
  6. スキャンが実行されて、何を移行するかを選択。この時各項目編集をクリックすると、転送するものを追加したり削除が可能です。
  7. 転送をクリックする
  8. 完了すると何を転送したのかの結果が表示されて終了します。OKを押して完了です。
  9. 転送先は再起動を要求されるので再起動を行います。
  10. 転送先のPCできちんと転送されているかを確認しましょう。

※6.でアカウントを指定した場合、編集ボタンを押してからそのPCの移行するログインアカウントを選べます。選んで、ログインパスを入力が必要です

※ファイルの移行設定はデフォルトだと、デスクトップ、マイドキュメントと一部だけ。

実験結果

※WiFi設定項目のみは、別にテストします

WindowsXPから引っ越し

Todo PC Transは転送元としてWindowsXPにも対応しています。使い古されたままになって放置されていたようなPCからも最新PCへと面倒な作業をせずに転送できます。結構このケース身近にたくさんあり、依頼されたりもしました。実家の両親のPCが未だにWindowsXPだったなんて際のお助けになります。

※Google ChromeやiTunes等項目は除外しています

  • NASの接続関係OK すぐに接続して入れました
  • ドキュメントフォルダOK マイドキュメントのファイルはすべてユーザのドキュメントフォルダに転送されていました。
  • デスクトップのショートカット関係OK バッチリショートカット類が復元されてた。もちろん起動する(アプリもバッチリ転送されてました)
  • LAN経由で引っ越しOK 全く障害ありませんでした
  • アプリ類OK 追加する事で対応アプリは移行可能
  • 環境変数NG これは流石に駄目みたいでした
  • ユーザアカウントOK バッチリ作って於いた別のアカウントも移行できていました

但し、WindowsXP環境にあったいくつかのアプリはデフォルトのままだと移行されていませんでした。主に

  1. Microsoft Office 2003やAccess 2007
  2. いくつかのフリーソフト(System Explorerなど)
  3. Exepress CX5などの古いバージョンのツール類

あまりに古い環境のソフトウェア類の場合、非対応としてWindows10では稼働しない為移行されないようです(もともと、Windows10自体が互換性が無いと判断したソフトウェアを自動で排除したりするので、これらを移動させたい場合には手動でインストールした上で、互換性タブで動かせるよう設定が必要のようです)。

但し、編集画面でほぼ対応の項目で、チェックを入れれば転送に含めることが可能です。また、仮想環境間で引っ越しを実験しましたが、お互い同じLANでブリッジ接続であるならば全く問題なく動作しました。

図:引っ越し先のこのコードが重要

図:ほぼ対応済みの項目で移動対象を追加可能

図:Win10でOffice2003動いてます

Windows8.1から引っ越し

WindowsXPからの引っ越し同様の部分は、スムーズに行えています。Windows8.1の環境ではこれに追加して、ChromeのブックマークやiTunesライブラリThunderbirdとメールアカウントが移行できるかどうかを見ていきたいと思います。また、Windows8.1から始まったストアアプリについても見ていきたいと思います。

iTunesは12.10.7、Chromeは85.0.4(Chromeにはログインせず)、Thunderbirdは78.2.2(OAuth2認証でGMailに接続)を利用しています。iTunesは音楽1個をテストで取り込んでます。iTunesについてはWindows10はMicrosoft Store版ではなくAppleのサイトから64bit版をダウンロードしてインストールしています。

  • アプリOK バックアップ先に同じものがある時は、きちんと識別して、転送しないようになりました。
  • ストアアプリNG これは流石に無理だったみたい
  • ThunderbirdOK デフォルトの状態で転送されて、アカウントプロファイルもOAuth2認証も済んだ状態で転送されます。
  • ChromeブックマークNG ブックマークは移行されませんでした。ログインして同期する必要がありますね。
  • iTunes:N/A デフォルトのままだとライブラリは転送されない

ストアアプリは以前バックアップを試みた事があるのですが、かなり頑強にガードされてるフォルダ内にあるので、大きなアプリなどは再ダウンロードするしかないですね。

iTunesの対策は簡単です。フォルダにてホームフォルダ以下にあるMusicのフォルダを転送対象に追加するだけでOKです。iTunes本体は8.1環境側だと32bit版、移行先が64bit環境なのでアプリの移動をせず、別途Windows10側で64bit版を入れておくのがベストです(32bit版を転送しても起動はしました)。上書きされるので注意。

図:フォルダを対象に含めるだけでOK

Google Chromeのブックマークについては、C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\bookmarksがブックマーク本体なのですが、含めてみましたが転送することはできません。バックグラウンドでGoogle Chromeがこっそり起動していてファイルを掴んでいるのか?ということなので、手動でエクスポートして移動が必要です。

こちらも64bitと32bitは別々に存在するので、32bit環境からアプリを移動するのはあまり懸命ではありません。もともと、Chromeにログインすればブックマークは同期されるので、敢えてこのツールでやらなくても良いと思います(IEのお気に入りとは仕組みが異なる)

Thunderbirdですが、何事もなくキレイに引っ越しできましたが、テスト環境でWindows8.1→Windows10 Build 1511に転送した際に、最新版のThunderbirdだとメイン画面が表示されない現象に遭遇。8.1→Windows10 Build 1903などへの移行と違い、やや古いWindows10の場合だけ、トラブルが起きるというケースもあります。逆に古いBuildならOKだけれど最新Buildだと不具合がというケースもありえます。要注意です。

WiFiの設定等は転送できるのか?

仮想環境はホストOSの下でぶら下がってるので、それ自身は有線LANとして参加してることになります。それではWiFiのテストができないので、以下の処置をしてWiFi設定の転送ができるかテストしてみました。

  1. 一旦、スナップショットを取っておく
  2. ゲストOSのネットワークは切断する
  3. USB接続でWiFiドングルをゲストOS側に接続する
  4. WiFiに接続してネットワークに出られるようにする
  5. PCTransイメージ転送にてWiFi設定のみを出力しておき、NASにでも移動させておく(拡張子はPCTのファイルになります)

これで、ゲストOSはホストOSのネットワークを利用せずにWiFiでネットワークに参加します。

図:仮想環境を無線LANに参加させた

図:WiFi設定だけでも独立して転送可能なのです

さて、これでイメージは取れたので、以下の処置をしてイメージ取得前の状態に一旦戻します

  1. 仮想環境のスナップショットからWiFi接続前の状態を復元する
  2. PCTransで取得したWiFi情報のイメージをNASから取り出し、引っ越し(復元)させる
  3. 再度、USB接続でWiFiドングルをゲストOS側に接続する
  4. 果たして、WiFiにそのまま接続できるかな?

すると、復元直後から自動的にSSIDを探し出し接続作業せずとも接続済みになりました。現代はWPSなどの機能などもあるので、昔ほどWiFiパスワードで問題ということもなくなりましたし、WPS3-Enterpriseのような証明書認証も出てきてるので、重要度はそこまで高くないですが、古いルーターなどがまだ生きている環境ではやはり必須の作業なので、あっさり復元して接続できるのはなかなかGoodです。

イメージ転送だといつでも、ファイルから状態を復元できるので便利ですね

図:復元する時はWiFi設定にチェックを入れるのを忘れずに

まとめ

実際に使ってみて、複数の環境からのお引越しを実施してみましたが、正直ここまでキレイに転送できるとは思ってませんでした。企業ユースだと特にユーザの元の環境に忠実に移行できないと、ユーザから文句言われたりもするので、結構一個一個のお引越しリストとにらめっこして、引っ越し作業と再設定作業をしていたことを考えると、ボタンぽちぽちでここまでできるなら、個人利用だけでなく企業でも利用したいと、1情シス担当からすると感じます。

また、古いアプリケーション類はフリーソフトの類はコピペでも確かにOKなのですが、レジストリへの登録などを含めてインストーラでないと簡単に移行できないものでも移行ができているので、再インストールと設定作業が不要なのは大きいです。CDROMドライブ用意、インストールディスク用意、その後の設定をソフトウェアの数だけやるのは、苦痛を伴います。(シリアルキーの登録と再アクティベーションは別途必要です)

家庭ですと、複数の家族との共有PCとなっているので、移行はたやすくないのですが、これがあれば、家族1人1台となっても、それぞれに対して転送を仕掛ければ良いので、使い方次第では頭悩ませずに面倒な作業を片付けられるのは大きいと思います。

Pro版は1年間のサブスクリプションで4000円ちょっとですが、作業時間と苦行等考えると十分ペイするのではないかと。

引越し元と同じOSのクリーンな仮想環境を用意できれば、過去のPCでしか動かない資産を新PC上に引っ越すことも可能なので、過去の資産の活用の一助にもオススメです。

※欲を言えば、企業ユース用にストアアプリ、対象アプリのレジストリ設定、デバイスドライバ、証明書の類の転送もできたらいいなぁと思います。

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