先日、Googleの世界イベントであるGoogle Cloud Next 2019が行われ、その中でいくつか重要な発表がありました。含まれている発表の中にはこれまでも発表済みのものもありましたが、大きな発表だけなので細かな例えば「Google Apps Script」での機能強化などに関する項目は、G Suiteの今後のリリースを参考にしましょう。

正直な雑感として、この中で取り上げる価値のあるリリースは半分くらい。他は微妙なものばかり。あまりイノベーティブな香りはしないなぁという印象。今回の発表はどちらかというと、Google Cloud Platform関係の強化が中心というイメージ(SQL Server対応、Active Directory対応強化MongoDB対応BigQuery関係の強化やClound Runの強化、AutoML強化などなど。

また、BETAリリース関係で毎回あちこちに申請フォームというのがいちいち不便で面倒。G Suiteの管理コンソールから一括管理くらいできるようにしてほしいものです。

15周年記念 GMail予約送信機能

Google Cloud Next 2019というよりも、G Suite誕生15周年記念ということで、GMailに予約送信機能が搭載されました。使い方はとても簡単で、

  1. 送信ボタンの横の▼をクリック
  2. 送信日時を設定をクリック
  3. 日付と時刻を選択をクリック
  4. カレンダーで日付を選択し、となりの時刻に数字を入れる
  5. 送信日時を設定をクリック
  6. 左側パネルの「予定」にメールが予約されます。

この予約送信機能は長らく待っていた機能で、Google Apps Scriptでスプレッドシートを使った予約送信がこれまでも作られて、現場で使われてきました。今回の機能で予約送信自体は達成されました。しかし、まだGASからこれを実現するメソッドやオプションはリリースされていないので、スクリプトを使った予約送信は暫くは使うことになると思います。

図:小さな機能だけれど大きな機能

Google Apps Script上のCloud Platform Projectにアクセスが出来なくなる

今回の発表直前の2019年4月8日より、Google Apps ScriptからCloud Platform Projectへ直接アクセスが出来なくなりました。これまでにデプロイしてるものについては、これまで通り「リソース」⇒「Google Cloud Platform API ダッシュボード」からアクセスが可能です。

今回の変更はスプレッドシート上で動かすスクリプトやGoogleの拡張サービスを利用しないタイプのスクリプトであれば特に問題はありませんが、「Apps Script API」や「Google Picker API」、「Cloud SQL接続」などGCP上のAPIを利用する場合には以下の手順を踏んで、Google Apps Scriptにプロジェクトを連結する必要があります。これまでは、自動的にGCP上にGoogle Apps Script用のプロジェクトが生成されていたのですが、今後は自分の組織(もしくはGCPプロジェクト)上で作成されたプロジェクトでなければならないということです。詳細はこちらのページを見てください。

連結する手順は以下の通り

  1. Google Cloud Consoleを開く
  2. 左上にある▼をクリックする
  3. ダイアログが出てくるので、新規プロジェクトを作るか?既存のプロジェクトを選択する。この時、G Suiteであれば選択元は「自分のドメイン」を選択する必要があります。
  4. プロジェクト情報パネルから「プロジェクト番号」をコピーする
  5. 対象のGoogle Apps Scriptのスクリプトエディタを開く
  6. 「リソース」⇒「Cloud Platform プロジェクト」を開く
  7. 4.で入手した番号をプロジェクトを変更のテキストボックスに入れて、プロジェクトを設定ボタンをクリックする
  8. 無事に移動が完了すればメッセージが表示されます。
  9. この時、元の自動作成されたプロジェクトはシャットダウンされて消えます。これで設定完了です。
  10. stackdriver loggingを利用している場合は、G Suite Developer Hubの実行数からログを確認することは可能です。

今回のこの変更だと1つ作ったプロジェクトに集約する必要があるので、例えばPicker APIのようなものを使った場合、1日に使えるクォータに制限がありましたが、プロジェクト毎のカウントだったので問題なかったものが、集約されることで、クォータに引っ掛かる可能性があります。

図:プロジェクト番号が重要です

図:プロジェクトを他のプロジェクトに紐付けしました。

図:GCPの拡張サービスを使うには手順が必要になった

Microsoft Officeファイルの直接編集保存

これまでのGoogle Driveでは、xlsxやdocxなどのMicrosoft Officeのファイル類については、必ず一度「Googleスプレッドシート」や「Googleドキュメント」の形式に変換してからでないと編集はできませんでした。また変換がなされるため、オリジナルのファイルは読み取り専用の形になるので、ITリテラシーの低い社員の場合、編集したよと言って、xlsxのファイルのリンクを戻してきたりしたケースも(当人は直接編集してると思い込んでる)。

今回のアップデートによって、Microsoft Officeのファイルを直接編集・保存できるようになるとの事で、この機能は全G Suiteユーザ以外のGoogleアカウントでも利用可能になるとのこと。

Microsoft Officeと併用しているところは多いと思いますが、これまでの自動変換だと変換する度にGoogleスプレッドシートなどのファイルが増殖していたので、こういったトラブルも減るかもしれません。互換性など気になる点は使えるようになってから検証してみたいですね。なお、直接編集中の場合、ファイル名の横に「xlsx」などの表示が出るみたいです。公式ドキュメントはこちら

この機能はGoogle Chromeの拡張機能では以前から出来ていたようで、拡張機能無しで実現できるようになるという事のようです。拡張機能をインストールしたChromeで実際にドライブのファイルを開くと、Googleスプレッドシートに変換されずに編集が可能で、保存もバッチリできました。但し、今回の機能が有効になった場合にはこの拡張機能は削除する必要があります。

追記

2019年5月15日、G SuiteじゃないGoogleアカウントのほうで、この機能がロールアウトされてるのを確認しました。何も特別なことをせず、サポートしてるフォーマットをダブルクリック⇒Googleスプレッドシート等のアプリで開くと、そのまま直接編集と保存が可能です。ファイル名の横に「XLSX」などの表記が出ているのが特徴です。

試しにxlsxファイルを開いても、Googleスプレッドシートに変換される事なく、保存も編集も可能。Googleスプレッドシートにしたい場合には、「ファイル」⇒「Googleスプレッドシートとして保存」を選ぶだけです。

現在はまだ、SpreadsheetAppにてシート情報は直接取得出来ないようです。Google Drive APIを利用した、xlsxファイル⇒Googleスプレッドシートの変換のスクリプトはこちらからどうぞ。暇な時にでも、xlsxファイルから直接データ取り出しなどを検証してみようと思います。

図:GASからはまだ直接値を取得は出来ないようです。

現在確認済みの内容:

  1. 直接編集と保存を変換なしに行える
  2. 例:xlsxファイル上でGoogleスプレッドシート同様に複数人で同時に編集と保存ができる。Sharepointより遥かに良い。ファイルが壊れたりしないし。
  3. 版の管理にも対応しています。きちんと過去にもタイムリープ可能。
  4. もちろん、Googleスプレッドシートに変換も可能
  5. 他にもdocxやpptxも対応を確認済み。
  6. 編集したファイルをGoogle Drive File Stream経由で、ローカルのMicrosoft Office 2019で編集が出来ました。Driveでもローカルでも同じファイルを編集保存できるのは大きい!!
  7. Android、iOS、Chromebook上からでも、Officeファイルそのままで編集がすでにできるようになっています。Office互換モードという表示が出てきますよ。

 

図:officeフォーマットがそのまま利用できる

図:もちろん変換保存も可能

この機能は、Rapid Releaseを設定してる企業では、4/17〜順次ロールアウトされるようで、最大15日間のタイムラグがあります。

サポートするフォーマット

  • Word : doc, docx, dot
  • Excel : xls, xlsx, xlsm, xlt
  • PowerPoint : ppt, pptx, pps, pot

※PowerPointのpptm(マクロ付きパワポファイル)がサポートされないようですね。

図:拡張機能を使った場合はこんな画面。たしかに直接編集可能だ

Google Driveでメタデータがつけられるようになる

これまでのGoogle Driveはその検索機能は充実しているとは言え、例えば「施設利用報告書」という書類分類を作ってさっと検索する事ができませんでした。GASでこの文字をタイトル検索しても一部が引っかからず、また、全文検索も掛かるため余計なファイルが引っかかるなど。

そこでファイルにメタデータ(分類、カテゴリ、タグなど色々呼び名はありますが)を付け加えられることによって、サクっと一発で属性を持つファイルをヒットさせることができるようになります。これは地味ですがGAS使ってる側からすると待ち望んでいた機能です(必ずしもその属してるファイルが同じフォルダにあるわけでもなく、また微妙にファイル名違ったり、また同じファイル形式とは限らない。これらをすべて同じジャンルで扱えるのは便利なんですよ)。

この機能はG Suite Business以上で提供される予定で、現在BETAプログラムになっているので申請フォームにて申し込むと利用が可能になるようです。自分も申請してみました。Drive API v3のドキュメントにはカスタムファイルのプロパティという項目がありますが、これがmetadetaなのかな。公式ブログはこちらから。

カテゴリはDrive上から作るのではなく、予めこの場所から作り込むようです(カテゴリエディタ)。管理コンソールからはオンにしてからアクセスしましょう。このカテゴリエディタ上で作っておいて、ドライブ上のファイルの詳細のサイドバーから割り当てる手順になります。現時点でまだ、DriveAppのsearch Filesではカテゴリでの検索は装備されていない様子。

図:メタデータカテゴリはオンにしないと使えない。

図:チームドライブでのカテゴリ適用設定

図:サイドバーの詳細からカテゴリは付け加える

図:カテゴリエディタで作り込んでおこう

図:検索画面でも指定ができる

※ただこれ、以前Drive APIで見かけたmetadataとは別のもののようです(カスタムプロパティを参照)。

コネクテッドシート機能

Googleスプレッドシートは現在、1ファイル最大500万セルまで対応しています。だいぶ広げられたので自由度があがり、Google Apps Scriptから利用するデータ置き場としてもここまで来ると十分な広さです。しかし、コレでもなお、ある種のデータを置いて管理するには、全然足りなかったりします。

自分が現在作っているとある「医薬品卸価格管理データベース」アプリでは、1ヶ月に於ける医薬品購入の情報は全施設でおよそ6000件から8000件になります。これが12ヶ月では100,000件にも及ぶ。それを数年となると100万件となり、またここに連結させる在庫情報、廃棄情報、新規利用申請などの情報を加えるとさらに膨大になり、1シートでどうにかできる量ではありません。

つまり、ビッグデータとなるとさすがに堪えてくるわけです。現在はAccessを利用して構築していますが、時期にCloud SQLを利用しようと思案中ですが、そこへBigQueryとコネクトできる機能が登場しました。およそ100億行まで行けるそうなので、全然余裕ですね。MySQLより特化している分、速度的にも期待できそうです。利用するには申請が必要です。ビッグデータ解析をスプレッドシートで手軽に行えるのは便利ですね。

もともとGoogle Apps Scriptからも利用する手段はありましたが、こちらのページを見てみるとSQLを記述して必要なデータをバーっと取得できるようです。

使い方は以下の通り

  1. 予め、Cloud Consoleにて請求先を設定済みのプロジェクトを作成しておく
  2. メニューより「データ」⇒「データコネクタ」⇒「BigQuery」を選択
  3. 請求先プロジェクトのリストが出てくるので、選択する
  4. クエリを入力をクリック
  5. クエリを入力してデータを取り出せば完了

図:データコネクタの選択画面

図:クエリ入力画面

Google Driveにおけるビジター共有機能

Google Driveのファイル類は通常、招待された人が編集や閲覧ができるようになっています。しかし、当然ながら相手もGoogleアカウントを持っていなければならず、外部企業とのコラボレーションをする上での障害になっていたのも事実。結果、xlsxファイルをメールでやり取りするなど、非生産的な状況にありました。

すでにこのビジター共有機能は事前に発表されていましたが、PINコードを発行して相手はこのコードをもとにアカウント無しで編集に参加できるようになるみたいです。まだ、自分のG Suiteでは出来ませんでしたが・・・・

Googleアシスタントからカレンダーのスケジュール確認

実はこの機能すでに個人向けGoogleアカウントでは利用できるようになっているものです。G Suiteでは利用ができなかったんですねぇ。まだBETAリリースといいますが、個人アカウントをお持ちの人は現時点で、Google HomeやAndroidのGoogleアシスタントで呼び出せます。

「カレンダーの今月の予定教えて」と聞けば、登録済みのその月の予定を教えてくれます。正直なところ新鮮味はないですね。すでに個人レベルでは利用できている事なので。

図:試しに予定を入れてみた

Cloud SearchでG Suiteアプリ以外のファイルも検索可能に

日本ではあまり活用されていないと思いますが、G SuiteにはMarket Placeにて様々な他のウェブサービスと連携できるアプリが提要されています。これらのアプリケーションのファイル類もGoogle Drive上に保存されて管理ができるわけなのですが、これまでのCloud Searchはこれらのファイルはインデックスの対象ではありませんでした。

今回の発表にてこれらが利用できるようになり、SAPやSalsesForceなどのデータをCloud Searchから検索することができるようになるとのこと。Cloud Search自体はG Suite Business以上で利用可能なサービスなので、Basicのユーザは利用する事ができません。

Dropbox上で利用できるようになる

これは一般ユーザには無関係ですが、これまでもG SuiteはBox連携の機能を発表しています。セキュリティ上の理由からGoogle Driveを使わずにBoxを使ってる企業向けに、Box上でG Suiteを使えるようになるものですね。

これと同じ仕組みで、Dropboxでも利用できるようになるとのこと。Dropbox Businessユーザ以上の機能になるので、一般の人は利用できません。

Hangout Meetに自動翻訳機能

ビデオ会議アプリであるHangout Meetに自動で翻訳⇒キャプション表示ができるようになるようです。ただし現時点で日本語は未対応とのこと。この機能は一般ユーザにも提供されるようです。

この他にもライブストリーミング機能(どんな機能なのかな・・・)、また参加人数上限を250人まで引き上げたとのこと。たしか以前はHangoutって10人くらいが限界みたいな設定でしたっけ。ある程度の人数になるとテレカンキット使わないとハウリングが起こり得るので、一般企業では多人数参加といっても、各人でPCつなげて参加というのはあまり行われていないと思います。

とはいえ、キャプション表示だけみても聴覚障害者の方には優しくなったとも言えますし、翻訳してくれるなら海外支店とのやり取りで英語ができなくても問題にならなくなるかもしれません。地味ですが、未来の機能が手に入りそうです。

Hangout ChatがGMailに統合

正直なところ、これについては迷走してますねという意見です。もともと、Google TalkはGMailと統合されていましたし、Hangout自体もGMailから利用できていたものです。それをAlloだのDuoだの言い始め、挙げ句にはHangout MeetとChatに分解して、再度GMailにチャットだけ持ってきて他廃止とは、迷走以外の何物でもないです。

一般ユーザ相手ならともなくG Suiteプロダクトでこういう迷走してたらシェア落とすのも当然かと。一般企業はこういう振り回されるのを最も嫌うというのをGoogleには学んでほしいですね。正直この統合は毒にも薬にもなりません。もともと出来ていたことです。

G Suiteアドオン

これも日本じゃあまり活用されていないと思いますが、G Suiteの各アプリケーションのサイドバーからサードパーティ製のアプリケーションを呼び出せるようになります。このG Suiteアドオン機能で利用できる殆どのアプリが英語版のアプリばかりなので、利用してる人は相当限られると思いますし、正直なところ、これで利便性が向上するとは思えません。

Market Placeも同様ですが、この状況を打破しないと日本でこれらの機能が受け入れられることはないと思います。今どき、英語版のみで提供のアプリと言われても。タブじゃなくこのサイドバーを利用すれば切り替えなくて済むというのですがね・・・結局サイドバー程度の情報では足りないのと、これまでのやり方をわざわざこれで変えるほどのインパクトがない。

それはGoogle Keep機能などでもわかります。自分は殆ど既存のサイドバーパネルのカレンダーやKeepは使ってません。

Google Voiceについて

Google Voice自体はGoogle提供の電話サービスでどのデバイスからでも同じ電話番号にて電話を掛けられるという謳い文句で始まったもので、電話番号を取得すると、どのデバイスからでも受けられる、Hangoutからも利用が可能ということで、だいぶ前から始まっているものです。

しかし、日本ではほぼ無名。理由は、当初日本国内提供されてこなかったから。その後Hangoutから電話をかけられる機能としてリリースがされているものの、使ってる人間みたことない。正直なところ、これが今更G Suiteに来ますと言われても・・・電話に対する観念と文化がズレてると思います。

そもそも日本の場合、コーポレートでは例えば03番号から始まる「固定電話の番号」をスマートフォンなどで利用できるようにするサービスがあります。クラウドPBXを利用して相手への番号通知も03番号になるので、スマフォから固定電話番号で受け答えができるので、こちらを使うのが一般的。ソフトバンクだとBizダイヤルがそれになりますね。いわゆるFMCってモノです。DoCoMoだとオフィスリンクになります。

また、アプリとしては050plusのような、050発信のSIM不要で利用できるIP電話も主流ですね。Skypeからも050番号を利用して発信ができるようになっています。このような中に今、G Suiteで利用可能といってもまったく定着しないと思われます。今更感しかありません。

Google Currentsについて

情報流出というか、放置プレイしてた挙げ句にセキュリティホール開けたままにしてたGoogleが悪いのですが、Google+が今月、個人向けでは完全にシャットダウンされました(2019年4月2日に。データはダウンロードできるようです)。Killed by Googleを見てみるとわかりますが、Googleはこれまでもこの手の放置プレイをしていま(そしてたいていその後消えます)。次はなんですかね?Google Keepあたりですか?API提供もされてないですしね。

ほぼ企業内じゃ活用されていないと思いますが、Google+のG Suite版はシャットダウンされずに、Google Currentsとして残るようです。とはいえ、あれでは機能が低すぎて正直社内SNSとして活用すると言ってもね・・・・

Android7.0からスマフォをセキュリティキーとして利用可能に

現在、脱パスワードが叫ばれている中、FIDO2のセキュリティーキーでのログインなどが始まっています。あまりにもたくさんのソリューションとそのパスワードの管理でユーザが疲弊なんて無益とは言いつつ、決定的な普及がせぬまま、Active DirectoryやOAuth2.0認証を使ったログインなどが現状です。

Windowsなどではすでにスマートフォンを利用した自動ロック機能などがリリースされており、iPhoneなどからも利用が可能になっています。GoogleもアカウントログインにFIDO2対応していますし、徐々にパスワードで管理するようなウェブサービスは今後淘汰されていくことになると思います。

今回のこの機能はChromeのみとなりますが、GoogleアカウントにAndroidスマフォをセキュリティーキーとして利用して、Bluetoothを利用した遠隔での二段階認証ログインを可能にするというもの。Googleアカウントがまず対応。利用方法は以下の手順になります。

  1. Android(7.0以上に対応しているもの)スマフォを用意する。そこで使われているGoogleアカウントを確認
  2. Googleアカウントのページにて、二段階認証を有効化しておく。
  3. Googleアカウントのセキュリティページにて、二段階認証プロセスに入り、セキュリティキーを追加をクリック
  4. すると、USBまたはBluetoothの他に「自分が使ってるAndroid」が出てきます。これを選択。
  5. Android側およびPC側Bluetoothをオンにし、Android側はさらにGPSもオンにします。PCとAndroidのペアリングは不要です。
  6. これで完了。もちろん、紛失時などにはこれまでの二段階認証も使えるので、設定していない人は二段階認証アプリを入れておき、そちらも準備しておきましょう。

さて、設定してみたので実際にスマフォを使って、PC上のChromeにて自分のG Suiteアカウントにログインしてみました。

  1. 一旦ログアウトして、Google Driveにアクセス。
  2. アカウントは先程設定した自分のアカウントにてパスワードでまずログイン。すでに二段階認証に於ける信頼できるデバイスとして記憶させてしまった場合には、一度すべて取り消しておく必要があります。
  3. PC上のChromeでログインしようとすると、スマートフォンで確認しろと出てくるので、スマフォ側で自動で表示されるので、「はい」をタップする
  4. PC側でログインが完了し、次へをクリックすると、ドライブが表示されるようになる。

設定は手間ではありますが、一度これを設定しておくことで、Google認証アプリを使うより手軽に二段階認証を行う事がかのうになります。本来、二段階認証で信頼できるデバイスとして記憶させておくことはセキュリティ上好ましくはないので、この手順なら手軽になりますね。

図:二段階認証を有効にしておくこと

図:登録済み自分のスマフォを選択する

図:PC側でメッセージが出るのでスマフォを確認

図:スマフォ側でOKをタップするとログイン完了

Google Cloud Next 2019動画

関連リンク

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