スマートフォンで素敵な車載動画を作成する

2010年頃とは異なり、現在の自動車を取り巻く環境は、「煽り運転罰則化」であったりや、自動車保険についても「ドラレコ特約」といったものがついてくるようになったなど、たった10年で一気にドライブレコーダーが普及してきた感じがします。また、そのドラレコも前方撮影のみだけではなく、後方撮影にも配置して前後で取るタイプが普及しつつあります。

自分の愛車には元からスバルオプションのドラレコに加えて、自分が設置したDriveman GP-1および後方にユピテルSN-R11を装備しています。今回はこれらとは別に、手持ちのスマートフォンで車載動画を撮影し、加工・編集する上での必要な情報をまとめてみたいと思います。

今回使用する機材やソフトウェア

  • Zenfone6(自分が使っているスマートフォン)
  • Zenfone4(お古になった以前のスマートフォン)
  • TrackAddict(GPSやOBDIIコネクタからの情報を統合し、車載動画にプラスアルファするアプリ)
  • Open Camera(外付けUSBメモリにも直接録画も可能な高機能カメラアプリ)
  • OBDLink MX+OBDIIから車のECUにある情報のログを取得して取り出すツール)
  • RaceRender3TrackAddictにログとして取り出したデータと動画ファイルを合成するソフトウェア)
  • Adobe Premiere Element 2020(最終的に動画を編集するソフトウェア)
  • 大容量USBフラッシュメモリ + OTGケーブル

AndroidだとアプリはTorque Proが有名。TrackAddictはiOS版や、RaceChrono等を使ってる人も多い。Windows用のセンサーデータ合成アプリとしては、VSD for GPSというAviutilのプラグインであったり、無償公開されてるDashwareなどを使ってる人もいる。

スマフォでの撮影について

概要

ドライブレコーダーも確かに高機能になってきています。また、以前主流だったような衝突時の前後5分間を記録するようなタイプではなく、常時撮影型が主流になり通常のドラレコとしての役割だけではなく、十分車載動画として撮影ができるレベルになってきています。しかし、ドライブレコーダーの場合以下のようなデメリットがあります。

  1. 設置できる場所が限られてしまう(通常フロントガラスの右上・左上などの部分が標準)
  2. 電源の取得がシガレットソケットの場合、他の充電が必要な場合場所を取られてしまう。またヒューズパネルから取る場合には設置の為の作業が必要になる)
  3. 常時撮影型の場合、microSDカードの消耗が激しい為、耐久性のあるMLCチップのmicroSDカードでなければならない。
  4. スマフォと違い広角レンズ仕様であるため、画面の左右端に行くほど歪みが生じる
  5. データの取り出しがやや困難。WiFi経由などで取り出せるタイプでなければ、SDカードを取り出してから作業をしなければならない。

スマフォの場合にはドラレコ専用機にはないメリットがあります。

  1. スマフォホルダーなどにもよるけれど割と自由に様々な場所へ配置が可能
  2. バッテリーが満タンであれば、あえて撮影中は常時電源である必要はない。また、シガレットソケットのUSB給電があればそのままケーブルで使いまわしが可能(急速充電が望ましい)。
  3. 基本撮影はスポットなので、通常のmicroSDカードで十分。大容量を取りたい場合には外付けUSBフラッシュメモリで簡単に流用が可能
  4. 広角レンズではないので歪みが生じることはない(ただし、その分撮影範囲は狭くなる)
  5. データはスマフォに蓄積されるので、ケーブルでもAirmoreアプリ等を使って無線で簡単に取り出せる
  6. 何よりも最近のスマフォは4K動画の撮影や非常に高解像度での撮影が可能になっている点が強み。手ブレ補正がある機種まであります。

スマフォで撮影してみる

撮影する上での注意点

概要にある点を踏まえて、スマフォで撮影をする上では注意点があります。

  1. 解像度が上がれば上がるほど、大容量の保存場所が必要になります。また解像度が上がるほど要求される転送速度も高まるので、microSDカードの選定で安価なものを利用するのは望ましくない
  2. オートフォーカスなどの機能がついている場合には基本オフが望ましい。フォーカスは一定距離で固定としておかないと、フォーカスが発動するたびに動画に滲みが生じてしまう。
  3. 光学手ブレ補正がついている場合はそのままONで問題ない
  4. 標準では30fpsでの撮影なので、信号機などが点滅して映る。60fpsで撮影した場合には点滅せず。また、60fpsのほうが動画が滑らかになるので、60fpsで撮影推奨
  5. スマフォを夏の炎天下車内に置いたままにすると、故障、最悪リチウムイオン電池の爆発など招く恐れがあるので、要注意です。
LED 30fpsと60fps信号点滅

動画:30fpsと60fpsでの撮影の違い

容量問題を解決する

Androidの場合、内部メモリだけではなくmicroSDカードを利用することが出来ます。しかし、内部メモリはアプリやOS、また各種ドキュメントや電子書籍などのデータ等で割といっぱいになりやすいです。動画や音楽などのファイルをmicroSDに移動させている人は多いでしょう。しかし車載動画の撮影となるとかなりこれらのスペースを圧迫する事になります。撮影して速やかに外に取り出したい場合、また溜めておきたい場合には、USBフラッシュメモリを利用するのがオススメです。

この時選定するUSBメモリですが、古いスマートフォンの場合、使えるものと使えないものが出てくるのでよく調べてから購入しましょう。Zenfone6の場合は特にこの制限が無いので注意すべきポイントは

  1. OTG対応、USB Type-C形状であること
  2. 今回自分は512GBのType-AおよびType-Cの両形状を有してるものを選びました(外でも利用する為)
  3. 自分の場合、スマフォのケースがメモリに干渉してしまうので、OTGケーブルでType-AメモリをType-Cに変換するものを別途購入しています
  4. USB 3.0対応の高速書き込みタイプを選びました。

OTGケーブルがあれば、様々なUSB外付けのデバイスが利用できるようになるので、ケーブルとセットが何かと後で役に立つと思います。ただし、USBフラッシュメモリを使う場合には重要な注意点があります。それは「PC同様に取り外し手順に従って取り外さないとデータが壊れる」点です。といっても、取り外し方は簡単で

  1. 通知領域に外付けUSBメモリの情報が出ている
  2. タップして、取り出しをタップし通知が消えれば取り外してOK

これだけです。

図:いきなり取り外しはNGです

USBフラッシュメモリに録画する

通常、スマフォの標準カメラアプリは撮影した動画の保存先は「内部メモリ」と「microSD」のどちらかになっています。そのため、通常の方法では結局のところUSBフラッシュメモリを用意したとしても一度はどちらかに撮影データを溜めてから「移動する」という手段しかありません。殆どのスマフォにUSBフラッシュメモリ利用に関しての記事はこの移動にだけフォーカスされてるものになっています。

しかし折角の大容量外付けUSBフラッシュメモリを接続しているのですから、ダイレクトにUSBフラッシュメモリに保存したいです。そこで利用するのがOpen Cameraと呼ばれる無償で広告無しのオープンソースになっているアプリです。特徴として

  • データ保存先にUSBフラッシュメモリを指定可能
  • 自動的に水平を保つように調整する機能
  • カメラの露出やホワイトバランスといった細かなセッティングが可能(Camera2 API
  • 完全無料で広告なし
  • 個人的には1080pの60fpsで撮影できる点が好き

USBフラッシュメモリに保存する為の設定手順は以下の通りです。

  1. Open Camera右上の歯車アイコンをタップする
  2. カメラ制御の詳細設定をタップする
  3. ストレージへのフレームワークを使用するのトグルをONにする
  4. 左上の「」をタップして、USB storageをタップする
  5. 画面下に出ている「USB Storageへのアクセスを許可」をタップする。許可を求められるので、許可をタップ

これで完了。あとはお好みのビデオの解像度とフレームレートをセットすれば良いのですが、Zenfone6では解像度Full HD 1920x1080での60fpsは何故か撮影できず。Zenfone4では同じ設定でも60fpsで撮影が可能という具合にこのアプリでは相性があるようなので注意が必要です。なので、撮影用には古いZenfone4にUSBフラッシュメモリを挿入してこのアプリで撮影させています。

4K撮影は未対応なので、4Kの場合はZenfone6の標準カメラアプリを使うといった具合に使い分けが必要です。また、ビデオの最大ファイルサイズは9GBにしていますが、これも使ってるスマフォによる所があるので(ファイルシステムの制限上)、一度テストをしてから実際に撮影するようにしましょう。

図:USB Storageが選べるのは利点

配置場所

配置場所が結構悩みます。様々なスマフォホルダーが販売されている中では、サンバイザーに挟み込んでスマフォを固定するタイプと運転席メーター上部の場所にガッチリ固定するタイプが良いと思います。よくあるダッシュボード上などの上に粘着ゲルで土台を固定するタイプが用いられていますが、縦置きが多い点と車の振動や跳ねるポイントでの衝撃が割と画面の揺れにダイレクトに与えてしまうので、自分は運転席メーター上部の場所にガッチリ固定を利用しています。

自分が使ってるこのタイプ、通常はスマフォスタンドのように傾斜して利用するものなのですが、これだと撮影する時のカメラの方向が下向きになってしまうため、スマフォは横にしつつも角度は平行にするため、割と直角になるようにして固定させています。振動で揺れたりせず非常に良いのですが、弱点が一つあって、このスタンドの上部のスマフォを引っ掛けるポイント。これがゴム製で土台のプラスチックに接着剤でついているのですが、接着力が悪くゴムごと取れてしまい、スマフォが外れるケースがありました。

ダイソーのプラとゴムで使える超強力接着剤で固定をした所非常にGoodな状態になりました。6.4インチサイズの大型なスマフォにケース付きでもガッチリホールドできるようになり、個人的には良い商品だと思います。(撮影以外の時は、Yahooカーナビを表示させ、カーナビの補助のナビとして利用しています)

OBDIIから情報を取得

概要

自動車には故障診断用コネクタとして、OBDIIとよばれるポートが備わっています。このポートからは自動車のECUの様々な情報を取得することが可能になっています。エンジン回転数、負荷率、ブースト圧などなど。自動車によって取得できる情報は異なるのですが、一部のレーダー探知機などがOBDIIに接続させて、普段はブースト計として利用できるみたいなものも存在します。

動画にもこれらのECUの情報を載せたい!!という要望は結構あります。主にサーキットでの走行、山岳部での走行の記録として、データロガーを装備させてあとから動画に上乗せするわけです。

2015 PIT Rally - C7 Corvettes - 144 MPH and Rain

図:OBDII情報を載せてみたサンプル事例

OBDIIデータロガーを利用する

使用上の注意点

ECUの情報を取得してデータとして蓄積する為には、OBDIIポートに差して利用するデータロガーが必要です。低価格帯ではELM327 OBDスキャンツール。挿してスイッチを入れBluetoothでスマフォとペアリングし、対応するアプリ(TrackAddictやTorque Proなど)を起動すると、データをスマフォに溜めておけるようになります。ただ、このツールちょっと弱点があり、「挿しっぱなしで忘れてエンジンを切るとバッテリー上がりの原因になる」という問題。エンジンスイッチのオンオフに連動に連動しないので、OBDIIからどんどんバッテリーが消費されてしまいます。

レーダー探知機の場合には、レーダー探知機側がエンジンOFFを検知して自動でスイッチ・オフになるため挿しっぱなしでバッテリー上がるということがありません。

バッテリー上がりが心配な人は延長ケーブルを自作加工して、電源部分はOBDIIから取らずにACCから取るようにしたものを使ってる人も多いです。加工とACCから取るようにする作業が必要なのでちょっとハードルが高い。そういう人はお高めではありますが、OBDLink MX+と呼ばれるデータロガーがあります。こちらはエンジンオフでスリープするようになるだけでなく、ELM327よりも高速でデータを取れるので、データ落ちがなくなり高精度のECU情報を蓄積可能になります。

ペアリング

OBDIIポートにロガーを装着するとすぐにONになるものの、スマフォのほうになかなか対象のデバイス名が出てこないので、辛抱強く待ちます。自分の場合、OBDIIという名称でデバイス名が出てきて、ペアリングコードは1234でペアリング出来ました。

ペアリング後に、TrackAddictを起動してBluetoothを選択、INPUT VEHICLE SENSORSにて、OBD DeviceでリンクしたOBDIIのデバイス名を選択する事で、ログを取ることが可能になります。

図:設定も忘れずに

図:エンジンデータを取れるスグレモノ

TrackAddictを利用する

iOSおよびAndroid用にOBDIIおよびGPS、スマフォのセンサー情報を取得してログデータを貯めるアプリがこのTrackAddict。これ自体は無償で利用可能です(iOSはアプリ内課金があるようです)。OBDIIアダプタにはELM327もOBDLink MX+も利用可能です。また、GPSもスマフォ内蔵のGPSだけでなく、Bluetooth接続のGPSレシーバ(自分はGNS2000 Plus)を使っています。Zenfone4だと内蔵GPSの精度がZenfone6よりも低いので、掴むのに時間が掛かりました。GNS2000 Plus併用だと素早く正確につかめます。このアプリの特徴は

  • OBDIIアダプタからはどの値を取るか?をサーチすることが可能
  • GPSから緯度経度を取得して自動でマップを生成してくれる
  • GPSから高度情報を取得して標高メーターに利用することが可能
  • スマフォセンサーから傾斜情報なども取れるっぽい
  • データロガーだけでなく動画も同時に撮影することが一応可能(4K撮影も対応しているようだ)
  • 外部カメラを操作可能(GoProやGarminなど)
  • OBDII情報がなくても、GPS情報のみでも記録は可能

動画撮影機能ですが、確かに撮影できます。しかし、動画ファイルサイズが4GBを超えた場合なのか動画ファイルが壊れるシーンに何度か遭遇したことがあります。4K(2160p)で撮影も確かに出来たのですが、こちらは撮影時間が12分程度とスマフォで撮影するには少々厳しい。

なので自分の場合、Zenfone4で動画を撮影させ、Zenfone6にTrackAddictを入れてロギングをさせています。同時に撮影できるので、データと動画のタイムラグがゼロにできるのは良い点なんですけれどね。ここは後でRaceRender3側でラグ調整は可能です。

※OBD2は仕様上、2つ以上のデバイスと通信は出来ないので、Torque ProとTrackAddictを両方起動しても、どちらかにしか接続出来ません。

図:タップすると記録開始

図:取得できたログ

RaceRender3で動画と合成する

動画データとTrackAddictの情報が揃ったら、RaceRender3という編集用ソフトにデータを送り込みます。無償版では3分までしか動画が作成できませんが、$39.95のDeluxe版を購入しました。ハイエンドのUltimate版だと製品ロゴを消せます。自分はPayPalにてDeluxe版を購入しました。送り込み方ですが

  1. スマフォとRaceRender3のPCを同じWiFi環境に参加させておく
  2. RaceRender3側で新規にプロジェクトを作成し、右下にあるTrackAddict Xferボタンをクリック
  3. スマフォ側のTrackAddictを起動して、フォルダのアイコンをタップ
  4. 自分が記録したデータが出てくるので、対象のログデータをタップする
  5. shareボタンをタップして、WiFi Transfer to TrackAddict or RaceRenderをタップ
  6. 自分のPC名が出てくるので、タップする
  7. Transfer Completeが出たら送信完了。
  8. 続けて、どのテンプレート使う?ということで、20個のうちから選びます。メーター類はデータに応じてあとから足したり引いたりすることが可能です(Ultimate版だとメーターも自作できるようです)
  9. デフォルトで表示する項目をチェック(SpeedやG-Force、Gear Indicatorなど)して、OKを押す
  10. ここにあとは、OBDII情報もすでに送り込まれてるので、Display Objectに追加してどの値を割り当てるか?を設定すれば、さらに情報を追加できます。
  11. 標高データを追加するなら、Addボタンをクリック後、Enhanced Display Objectをクリック→Tape Altitude Ftなどのパーツを選び、FieldをAltitude(m)にセットすれば標高データがマッピングされるという具合です。
  12. Input FilesのSynchronization Toolstarting Positionを調整すれば、動画とデータの開始位置をあわせることが可能
  13. 最後にcreate Videoをクリックし、start renderingすればデータをかぶせた動画が生成されます。

図:RaceRender3の初期画面

図:編集画面

図:スマフォからデータ転送中

ブレーキペダルの値が取れない

作成時のテンプレートとTrackAddictで取得したデータを合成する際に何故か、テンプレートによってはブレーキペダルの値が表示されてる事もあれば、無いことも。詳細に調べてみると、そもそもOBDからは「アクセルペダルの値は取れるものの、ブレーキペダルの値は取れない」「ブレーキペダルの値はCANから取る必要がある」といった情報がありました。

TrackAddictでブレーキを表現する場合にはOBDの値ではなく加速度計(スマフォ)の値に基づいて、Accel Xの値が0.15〜0.20を超える場合には、ブレーキを踏んでいるものとみなすみたいな設定をブレーキペダルのオブジェクトに設定すると良いといった情報があります。

また、測定値の中にはBrake Pedal Calculateという項目があるのですが、これはブレーキの値というよりもTrackAddictが加速度計から計算してるもののようで、これを扱う場合スマフォを座席に置いたままだと、常に1の状態になってしまうので、スマフォスタンド等に縦に配置して測定しないと、ブレーキ値として取れないので要注意(多分自分はこれで取れていたことになっていたのだと思われる)。

なお、レヴォーグのCAN BusのIDを解析した方のページがあり、こちらにも汎用のSubaru OBD2 Parametersがあるので、Torque Proなどのアプリの場合、設定の中にある「拡張PID/センサ管理」の中で、取得するPIDを指定することができる(WRXで解析してる人はこちら)。

またECUデータのPIDというものを調べて取得するんですが、これを調べるツールが「Car Scanner」。これのCustom Sensorで調べて(Subaru Packというものを使用)、PIDを拾い、Torque Proの拡張PIDで入力登録すれば使えるようになります。

図:自車のメーカーを指定する

作ってみた動画

また、今回取得したデータを元に、Google Earth用のKMLも作成しています。作成したものを反映すると、高度表示と連動したタイムライン表示とアニメーション表示なども可能になります。

図:いかに傾斜がキツイかがわかる

濃霧の中、ふじあざみラインを検証してみた

関連リンク

スマートフォンで素敵な車載動画を作成する” に対して3件のコメントがあります。

  1. 奥村一男 より:

    初めまして。奥村と言います。教えてください。
    TRACKAddictでスマホに録画した映像は綺麗でしたが、RACERENDERで見てみると今一粗い画像になってしまいます。何か原因わかりますでじょうか。
    突然不躾なお願いですがよろしくお願い致します。

    1. officeの杜 より:

      奥村様

      Officeの杜管理人です。
      元のソース映像の映像情報がわからないので、なんとも言えませんが、RaceRender自体のプロジェクト設定のWorkspace&Preview Settingに於いては、現在、映像の出力設定が

      1. Picture Sizeが1080までなので、4K未対応。1080pまで対応(デフォルトだと480)
      2. Picture Scaling Qualityがデフォルトではimprovedであってmaximumではない
      3. FPS設定も30fpsまでなので、60fpsでの映像出力には対応していない

      という点が映像クオリティに影響を与えていると思います。これらのパラメータを変更して出力すれば1080pの最大クオリティまでは挙げられると思います。

      図:画質のセッティング画面

      1. 奥村 一男 より:

        Officeの杜管理人様

        早々にご享受下さりありがとうございます。
        お礼の返信が遅くなりましたこと、ご容赦願います。
        こう言ったことに疎いので、まだ試せてませんが近いうちにやってみます。

        また、何かありましたなら、お時間のある時で構いませんので、ご指導よろしくお願い致します。

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