2025年アップデート Google Workspaceの新機能

2025年にはいっても怒涛のアップデートが続いてるようで、後からまとめるのが大変になってしまうので、今年からは先行してちょっとまとまった段階でブログをリリースし、1年掛けて随時追記していくスタイルにしようかなと思います。

さっそく、Gemini BusinessとGoogle Workspace統合と言うお話が出てきたりしたので、仕事のスタイルが変わりそうな2025年です。

2024年アップデート Google Workspaceの新機能

ベース機能

Gemini Businessの統合と値上げ

2025年1月16日、Google Workspaceについて、アドオン扱いであったGemini for Google WorkspaceのBusinessが標準搭載されることとなり、結果的に2025年3月17日より値上げが実施されるとのこと。ただしこれまでのような高額な金額がそのまま乗っかるのではなく、Business Standardであれば240円/月の負担増でGemini Businessが標準で利用できるようになります。

このような方針転換と価格設定の変更は大きなビジネス戦略があってこそなので、この値上げがどのような吉凶を招くか?

Google Workspaceの値上げとGeminiが標準装備化へ

Google Apps ScriptのOAuth認証が細分化

2025年1月8日、GASの初回起動時に出てくるOAuth認証について、これまでは全部の要求されてくるスコープに対して一括で許可をしてあげる必要性がありましたが、細かなスコープ単位でチェックを入れて部分同意で実行できるようになった模様です。

スプシ利用は許可してもフォームは許可しないといったことが出来るようになります。但し該当コード内でそれらが使われてる場合、許可しないといっても含まれていれば許可しないと実行完了できないので要注意。あくまで該当コード内で使われてないケースならば有効です。

この機能は全Google Workspaceユーザに展開済みで、今後はいつもどおりで良いのであれば、「すべてを選択」でチェックを入れてから承認をする事になります。

図:これからの承認要求ダイアログ

個別機能

Google Drive

差分アップロード機能

これまでのGoogle DriveのPC版は、ある程度の塊のファイルを送った後に同一ファイルの異なる版を上書きした場合には、「フルアップロード」で同期を行っていました。よって、10MBあるファイルならば10MBまた同期に掛かっていたということです。

しかし、2025年1月10日からは、大きなファイルを編集してもフルアップロードではなく差分アップロードとなり同期スピードがアップする事になりました。この機能は全Google Workspaceユーザに適用されてるようです。既に展開完了済みのようです。

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